バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話/03

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話03
 
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 3
 
 「あっつ・・・」
 燃えるような日差しを受け思わず怯む、
 外に出たところで見えたのは陽を跳ね返す一面の砂の海・・・
 体が勝手に右腕で陽を拒ませる
 中央大陸にも砂漠はあったが、あそこは以外に暑くなくて驚いたものだ、
 だが、これは本格的に・・・
 「ともかく、人かダブモンのいる町に行こう、カンテーラ、気配とか感じないか?」
 「・・・どうやら、その必要はないようだ」
 「は・・・?」
 砂漠を見ながらの質問の返しに呆気に取られていると空からすごい勢いで鳥影が降りてくる!?
 その勢いに辺りに風が巻き起こり、砂漠の砂が巻き起こる
 「うわっぷ!?」
 思わず右手で顔への砂を防ぐ俺
 「おっとすまない、急いでいたものでね」
 砂煙が晴れた時、そこにいたのは翼の後ろに緑のクリスタルを隙間なく生やした人以上の大きさの大鷲、
 「イーグッド!?」
 「君達を探していたんだ、さ、背に乗ってくれって多いな?!」
 イーグッドが軽い驚きに声を上げる
 えーっと、今は、俺にカンテーラ、兎白にフリィジア、鼓動にイグリード、四葉にウィルピー、それにハヤトが・・・
 確かに多いが・・・
 「仕方ない、子供たちは背に詰めて乗ってくれ、ダブモン達は飛べるものばかりだろうし、風でサポートしよう」
 「僕は?」
 と、ハヤトが言う
 すると、イーグットはさも余裕といった感じで
 「大人だろう、少々荒いが方法はある、我慢してくれ、さ、子供たちは乗ってくれ」
 言われ、俺達は振り返るイーグットの背に乗り、カンテーラたちは周りに浮かぶ、
 「では行くよ!!」
 イーグットの声と共に、イーグットは大きく翼を広げ大きな風が吹く!?
 
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