バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

札使いどもが夢の跡 ダブモン!!28話/23

札使いどもが夢の跡 ダブモン!!28話23
 
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23
 
 「これは・・・?」
 フェアリュリンが消えた時、
 カンテーラが斬り裂いた場所は、先に砂漠のような場所につながっていた・・・
 「これは・・・?」
 「間違いない、俺達の世界だ・・・」
 俺の前で同じように斬り裂いた場所を見つめているカンテーラのつぶやき
 「カンテーラ?」
 「行こう」
 いつの間にか俺の前左側にまでまわりこんでいた青年が少し気楽な感じを出しつつ話しかけてくる
 「この先に行けば僕達の目的が果たせる」
 「俺も」
 「僕も」
 「私も」
 後ろから聞こえた声に振り返ると、仲間達が優しい顔で後ろまで来ていた
 兎白、鼓動、四葉・・・
 「もちろん、私も行くわよ」
 「俺も行かないとな」
 「です」
 それぞれの仲間の右肩や外側の方に浮遊し相棒として居るダブモン達も同じような顔をしていた
 フリィジア、イグリード、ウィルピー・・・
 「さっさと行こうぜ」
 カンテーラが俺に向かって語り掛けてくる
 俺が思わず振り返ると、楽観的だが力強い表情で
 「なぁに、お前の望む場所ならどこにだって連れてってやる、行く時も、帰る時も!」
 「・・・ああ!」
 俺達は開いた次元の裂け目に踏み込む!
 
札使いどもが夢の跡 おわり
 
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※この記事は検索エンジン向けタイトルとソーシャルメディア向けタイトルにAIタイトルもしくはそれを調整したものを採用しています