オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー/15

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 15
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 「これは・・・どうなって・・・」
 「おいおいまじかよ・・・」
 「とにかく、メイダに話を訊いてみよう、まったく、クロノス神様の世界とはいえ、これは・・・」
 宙に浮いた数字とそれを指し示す巨大な針、それを見た俺達はそんな会話をしつつも
 まっすぐ南に進んでいく・・・                   SE:驚き
 「ええっ!?マリアイアよりさらに南!?」          BGM:砂漠の港
 俺達はメイダを追い南西に、ここはフォビドンの南西の港、
 砂漠と一体化した砂浜に、十本ほどの石柱が海に向かって伸びている、といった想定だ、
 しかし、俺が面食らったのは海の様子である、聞いた話だと、巨大な数字の上や針のルートの上に島や陸地などなかったようだが、
 なんせあの針だ、秒針が動くたびに大きく海面が揺れるらしい、
 今も俺の前、遠き沖でせわしなく動いて去っていき、ほどなくして戻ってくる・・・
 俺達はメイダを追うために情報収集していたのだが、そうしたら筋肉質で頭にバンダナ巻いた船乗りがそれらしいものを見たという・・・
 だが、俺が予想していたのは南のさらに南に行ったという話だった・・・
 「ということは、裏中央平原・・・」
 と、俺は船乗りさんと話を続ける
 「ま、そういうことだな、どうする?マリアイアまでしかこの船は行かんが?」
 船とは、船乗りさんの後ろに停泊しているでっかい帆船の事だろうか?
 長い半楕円の船体には波をかき分けるための中央線が付き、上には十を数える大小さまざまな白い帆が付いている・・・
 俺は振り返って皆に話しかける
 「みんなは?」
 みんなは俺を見て
 「行けるところまで行こう」と、マユーカ
 「そっからならいける船あるかもしれません」リリサ
 「そうだな、やれることはやった方がいいと思う」アルフィエラスさん
 「ジンガさんは?」
 ジンガさんは左手、皆の後ろの方でなぜか口元に手を当て何か考えている・・・
 「ジンガさん!」                        SE:気付き
 「あ、ああ・・・」
 ようやく気が付いたように俺達の方を向く・・・
 「行くしかないだろう・・・」
 「決まり!」
 俺は船乗りの方に向き直り元気を出し
 「お願いします!」
 「よし来た!」
 そうして、少々得意げに返してきた船乗りの所属する船に俺達は乗り込み、マリアイアに向かう・・・
                   BGM:波と船木の歯ぎしりが続き続ける夜
 そして、夜になり、船の揺れに目が覚める、
 船室はそこそこ広く、一応固い木のベッドの上で寝ていたのだが・・・・
 どうにも船の定期的な揺れが落ち着かないのだ・・・
 ・・・船は眠りづらいな・・・初めて船で夜を迎えたせいかな・・・
 ・・・夜風に当たれば少しは変わるか・・・?
 などと考え、船室の扉を開けて出て閉め、左手近くにあった階段を上り甲板に向かう、
 と、なぜか、甲板、船の左端の方でジンガさんが両腕と体重を甲板の手すりに乗せ海を見て考え込んでいた・・・
 「どうしたのジンガさん」
 顔だけ左からこちらを向けるジンガさん、その顔は気だるげに力の抜けたものだった・・・
 「・・・なんだ、いたのか・・・」
 いたのかって・・・
 だけど、ジンガさんはすぐに海を見るように戻った、いや、視線はどちらかと言えば上を見ている感じだと気付く・・・
 俺も海より空を見て見る・・・三日月がきれいだ・・・
 「そういえば、ジンガさん」
 「なんだ?」
 「ずーっと考え込んでいるようだけど?」
 「別に・・・」
 「・・・何か心配事がるなら相談に乗るよ?」
 「はっ、知ったような口を、お前も、メイダが心配なんじゃないのか?」
 「心配っていうより・・・」
 「いうより?」
 「よく考えれば、俺、メイダのこと何も知らない」
 「そういえば・・・」
 「出会うまでどうやって生きてきたのか、出身はどこなのかとか、そりゃ、メイダも俺のこと、よくは知らないんだけどさ・・・」
 「そうだな・・・」
 「でも、俺はメイダを信じてる、あんなことする子じゃないって、もちろん、ジンガさんも」
 「・・・」
 「相談事があったら言ってよ!」そう言って俺は振り返って歩き出しつつ、ジンガさんに右手を少し上げ「じゃあね!!」
 そう言って俺は部屋に戻る
 「・・・心配事、ね・・・」
 そんな一言を聞きながら・・・
 そうして、マリアイアに到着する・・・        BGM:漁師村マリアイア
 岩山が見える海岸沿いに藁ぶき土壁という奇妙な家が隙間を開け立ち並ぶ島の村、
 「さて、船を探そう、とりあえず・・・あ、あの地元の漁師さんとか・・・」
 見つけたのは、砂浜上の小さい木船に乗って金属で曲がる所を覆ったキセルなどふかす少しぼろい簡素服で上下をまとめた老人・・・
 「あのすみません・・・」
 「何かな?異国の少年」
 眼だけ鋭く細めてこちらに向ける老人
 なんか、ジンガさんみたいな雰囲気だな・・・
 「ここから、裏中央平原まで行く船はありませんか?」
 「・・・無い、いや、正確にはあった・・・かな・・・」       SE:疑問
 「え?どういうことです?」
 「最近、大烏賊が出てな・・・中央平原周りの海を周回しているのだ・・・」
 「それが・・・まさか、船を襲う、とか?」
 「そういうことだ・・・」
 ううむ・・・
 「さらに、この島を根城にしていてな、悪いうわさもたってしまって、前は裏中央平原に行くルートとしてわりに人もいたのだが、今ではこうだ・・・」
 「ここには数素武具使いがたくさんいます!何とか退治できないでしょうか!!」
 「・・・詳しいことを知りたいなら神社の方に行くといい、あそこの神主さんなら詳しいことを知っているだろう・・・」
 「神社?神主??」                        SE:疑問
 ええっと、聞いたことないんだけど・・・
 「この辺りはクロノス神とは違う神をまつっている」
 後ろから聞こえた声に思わず振り返る
 「え?そうなんですか?アルフィエラスさん?」
 アルフィエラスさんは口を結んだ真面目な顔で俺を見て
 「そうだ、時戒武神スサノオと言ったか?簡単に言うなら神社が教会、神主が神父の役割を果たしている」
 「へぇ・・・」
 思わず目を瞬きしてしまった
 「村の奥の長い石階段の先にある」
 「場所は俺が知ってる、行くぞ」
 え・・・ジンガさん!?
 なんと、口を出したのは意外にもジンガさんだった、その顔には目に力を込めた決意が見れる
 「お前・・・ジンガか!?」
 ジンガさんが老人に目を向け
 「悪いな爺さん、少し待っててくれ、ほら、みんな行くぞ」
 率先して村の方に歩き出す
 俺達も追う中で、俺はジンガさんに問う、
 「ジンガさん、今の人知り合いですか!?」
 「小さい村だからなぁ、村人はみんな知り合いみたいなもんだ」
 「そりゃそうなんでしょうけど・・・やけに詳しいですね・・・まさか、ジンガさんってこの村の出身・・・?」
 「ま、詳しい話は神社に着いてからだなぁ・・・」
 「ジンガ!?」
 と、黒髪を後ろで束ねた少し彩りのあるボロの貫頭衣の女性が声をかけてきた
 「よう、スミカ!」
 ジンガさんが陽気に右手を上げてあいさつする
 スミカと呼ばれた女性の目はまっすぐにジンガさんを捉えている
 「神器を持ち出して行方をくらましたと思ったら・・・」
 「言ったろ、大烏賊を退治してやるってな」
 「でも、あんた一人じゃ・・・」
 「ま、そのための仲間だよ、悪いな、急いでるんだ、あとでゆっくり話してやるさ」
 「あっ・・・」
 ジンガさんはそのまま歩いていく
 慌てて俺達も付いて行き
 「いいの?」
 「やるべきことが終われば、またゆっくり話せるさ・・・」
 階段を上に登ると、奇妙な建物が見えてきた、
 巨大な赤い柵?のようなものの奥に、青い歪曲した焼き物がたくさん並べられ乗った階段で二段上がる小屋・・・?
 「親父~!いるか~!!」
 おやじぃ!?
 思わず俺達の声が唱和し、                     SE:怒り
 小屋の左横から顔中充血した明らかに怒った表情の人が出てきて足音踏み鳴らしこちらに歩いてくる!
 「貴様ぁ!!今までどこに行っていたぁ!!」
 頭の上に黒い帽子、袖の広い緑の衣に下には紫の幅広のズボンを合わせ、
 気の短そうな顔に短いひげを鼻下に生やしたおっさん・・・
 それがジンガさんにまで歩いてきて、立ち止まりつつ感情の赴くままに右人差し指を突き出し
 「神器を持ち出しおってからに!一体どこをほっつき歩いておったぁ!!」
 ジンガさんは両手を体の前に上げておっさんをなだめ
 「はいはい、文句なら後で聞くから、あの大イカは?洞窟の方?」
 おっさんが下からねめつける様にジンガさんを見て
 「そうだが・・・?」
 「なら、ちゃっちゃと言ってくるわ、じゃあな!」
 そうして先導し、小屋の後方奥にある、
 乾いた稲を図太くよったものに雷型の白い紙を等間隔に吊り下げたものが掛かれた洞窟の前まで来る、
 それをジンガさんは見据え
 「ここだ・・・ほら、行くぞ!」
 そう言って、俺達と一緒に入っていく・・・       BGM:水滴落つる洞窟
 「すまないな・・・」
 「いや、別にいいけどさ、なんでジンガさんは旅に?」
 「武者修行だよ、昔から一辺行ってみたいと思ってたんだがな、いかんせん、神社の跡取りだからか許可が出なくてな・・・」
 「そんな感じには見えないけど・・・」
 「一度、大烏賊に村の皆で挑んだんだがな、結局倒せなかった、だから、武者修行に出たんだ、こいつを使いこなせるようになれば今度こそってな・・・」
 「あ・・・」
 「そして、こいつをさらに使いこなせるようになったうえ、前よりも強い仲間に出会えた・・・本当は、一人で倒すつもりだったんだが・・・借りは作りたくない」
 「そんなのいいよ、困ってるんでしょ?だったらお互い様じゃない、貸し借り無しってことで、な、皆!」
 そうして、後ろにいるみんなの方に横から顔を向ける
 「そ・・・そうですよ!」
 戸惑いながらもマユーカが応える
 「水くさ~い!水くさ~い!」
 まるで文句を言う様なリリサ
 「ま、そういうことにしておくか・・・」
 アルフィエラスさんは視線を外し気味に呆れ声
 「は・・・気のいい奴らだ・・・」
 「今日はイカ焼きだ~」
 お~
 俺の号令にジンガさん以外の皆が右拳上げ乗ってくれる
 「・・・俺にも食わせろ・・・」
 「村皆で食えるだけ手に入るよ」
 「だな・・・そろそろだ・・・」
 ジンガさんの声に振り返ると、そこは、海の水のたまった場所、奥には小さな穴が開いており、そこから陽光と海水が侵入している・・・
 と、いきなり海水が跳ね上がり、そこから三角頭が出てくる!    ザバシャ!!
 「キシャァアアアア!!」
 全体的に体は黄色く、ところどころに青い斑点がある、
 楕円の体の上に三角のヒレが乗り、下の方には大きな両眼に丸い口に八本の足代わりの触手に二本の大きく長い手代わりの触手がある・・・
 俺が先陣を切り走り込む!               SE:エンカウント!!
 すると、腕代わりの触手を上より振り下ろしてきた!     BGM:凡庸ボス2
 盾で受け流すと叩きつけられた地面より衝撃が伝わる!
 ぐ・・・強いな・・・!
 そこで横より触手が来る!            炎よ・・・我が眼前の敵を狙え
 咄嗟に後ろに避け、再度走り行く!      一筋の炎に我が意思を込め燃やせ!
 「敵も味方もすべて熱く!リスナーファイア!!」       ボォオオ・・・!
 「ホーミングフレイム!」             ヒュゥウウ・・・・ボウッ!
 辺りを火の粉が舞い、俺達の力が増す中で、炎が直撃し、イカがひるむ!
「キシャアアァアア!!」
 と、いきなり大横に触手が振り回される、それも全員届く距離!?
 あの触手、ここまで伸びるのか!?
 全員が飛び避ける中で、イカの頭にアルフィエラスさんの矢がぶち当たり、
 「地裂斬!」                           ドガシュ!
 ジンガさんの宙からの振り下ろしが見事に決まる!
 「さすがだな、村人たちと言ったときはこれで大半が吹き飛ばされたというのに・・・」
 だろうね・・・さすがにいきなりの範囲攻撃はきついだろうから・・・
 と、着地している間に、イカの口がせわしなく動き、上の触手が交差したり解除したりを繰り返す、
 「まずい?!来るぞ!!」
 ジンガさんの一喝に続き、いきなり触手を真上に伸ばし、あたりに数素の微振動が走る、
 これは・・・何か来る?!                 スクイードフォール
 いきなり人並みの大きさのイカが降ってきて、着弾!その場で立ち上がり回転して触手を振り回す!
 「ぐっ!?」
 これは・・・数素術!?
 皆が防いでいるが、後ろに弾き飛ばされつつイカはすぐに消える、
 この・・・!
 俺が一気に前に出る!
 って、さっきみたいにまた何か詠唱している!?
 「まだ来るぞ!」                       インクフォール
 今度は墨がさっきのイカみたいに降ってきて、着弾!周りに飛び散る!
 思わず盾を前に出して守るが、横からの墨が・・・!?
 操られたかのように顔に墨が被り・・・
 目が・・・見えない!?
 「目が~!」
 「見えません!?」
 「おい、どうなってるんだ!?」
 「すまない、やられた!!」
 リリサ、マユーカ、ジンガさん、アルフィエラスさんの声が聞こえる・・・
 その間にも横から触手が叩きつけられ弾き飛ばされ、壁に叩きつけられる!?
 くそ・・・だが、相手の方向はわかる・・・あれだけの巨体なら・・・
 「牙走閃!!」                            ザシュ
 確かに手ごたえあり!
 「皆!遠距離攻撃に切り替えて!アルフィエラスさん!目を回復する術あります!?」
 「使ったことないが、やってみよう!」
 とその中で一気に走る足音、この重みがありながらそこそこ速いテンポは・・・
 「ジンガさん!?」
 「悪いな、遠距離技など持っていないもんでね!」
 「皆!ジンガさんに当てないように援護を!牙走閃!!」         ザシュ
 足音から外すように撃ったが、
 どうやら、奥のイカに当たってくれたようだ!             ズドン!
 「ぐっ!?」
 今の音は、イカの触手を振り下ろされたが、ジンガさんが大剣で受け流したという感じか!
 「今ので間合いが見えたぁああ!!」    ザザシュ!、ザザシュ!、ザザシュ!
 剣劇の                     螺旋よ、其が回るは熱のため!
 音が聞こえる・・・  空気も大地もあだなすものもすべて巻き込み焼き焦がせ!!
 「地裂斬!」                           ドガシュ!
 「地裂罰列斬!!」  ザザシュ!ガシュガシュガシュガシュザザシュザザシュッ!
 「敵も味方もすべて熱く!リスナーファイア!!」       ボォオオ・・・!
 「フレイムスパイラル!!」            ボォオォオオオオ・・・!!
 辺りを熱気が包み込む・・・
 そういえば、さっきからイカの攻撃が来ない・・・そうか、ジンガさんの必死の攻撃に押されてこっちまで気が行ってないんだな・・・
 「ぐっ!」
 しかし、ここでジンガさんのひるむ声が、イカの触手の攻撃を喰らったか!?
 「待たせたな!ヒールサイクロン!!」
 アルフィエラスさんがボウガンを大振りしながら癒しの弾を打ちまくる!
 ボウガンと弾で出来た癒しの雨と嵐が俺達の体から目の墨と視力の痛みを飛ばしていく、
 反面、体力の回復はあまりないようだ、癒しの力を体調不良の原因を飛ばすことに特化しているせいだろう
 「おっしゃあ!目が見えるようになったぜ!狙いを定め、今放つ!数素開放!!」
 お、来た!
 「空に舞い、」                        グォオオオ!!
 ジンガさんが声と共に一気に振り上げた剣に風が付きまとい辺りを斬り裂く!
 「地は砕け、」                       ドガァアアア!!
 イカを巻き込みつつ一気に振り下ろされた剣により大地が砕け、
 「海は割れ、」                    ザッ!ズシャアアア!!
 イカに剣を突き刺しまっすぐに衝撃波を出しつつ一気に剣を振り上げその勢いで大跳躍!!
 「世界を斬る!」                  ズバァァァァアアアア!!
 イカの後ろにまで行き勢いで一気に振り下ろし、イカを三枚下ろし!そして、イカを突き抜け立ち尽くし、大剣で空を振るう
 「これぞ、空地海世斬!!」                 SE:戦闘勝利!
 ズドォオオオオン・・・                       リザルト
 イカが前のめりに倒れ、皆がそれを見守る・・・         2300EXP
 「・・・終わった・・・」                   レベルアップ!
 ジンガさんが感慨深く言っている中で            仮1500ゴールド
 「じゃ、解体しようか」                 烏賊肉を入手しました
 ジンガさんがいきなり振り返り目と口を大きく開いた慌て顔
 「ちょっと!?この状況でそう言うの!?」
 「だって、長老が海鮮物は肉より鮮度と扱いが大事って言ってたし、これ持って帰らないと村人たち納得しないでしょ?」
 「そりゃそうだけども!!」
 と、俺はジンガさんに近づき右手で右肩に手を当て、
 「がんばったじゃん、ジンガさん、お疲れ様」
 「・・・へっ、言うようになりやがって・・・」
 そうして、イカを解体し、俺達は村に戻る、      BGM:漁師村マリアイア
 眼を見開いた驚き顔で出迎えたのは神主さん、いや、ジンガさんの親父さんって言った方がいいか?
 神主さんはジンガさんを見据え
 「お前、その大量のイカ肉とげそは!?」
 「親父、やったぜ」
 「おお・・・今夜は祭りじゃ、イカ祭りじゃ!!」
 声と大きく開いた目と口端に喜びの感情がにじみ出ている
 「おいおい、俺達にそんな時間は・・・裏中央平原にまで一刻も早くいかなきゃならん」
 ジンガさんの意見に神主さんは冷静に
 「どうせ今日はもう裏中央平原に行く船なんぞ出んじゃろ、なんなら確認しに行ってみぃ」
 イカをその場で親父さんに預け、定期船乗り場に行くと、なんだかんだで準備がいるので、今すぐは無理という話だった、
 しかし、
 「ああ、定期船は無理じゃ、船に荷物の積み込みなどがあるし、もう遅い、礼をしたいが、最低でも一日待ってくれ、明日の朝には出せる、しかし、本当に大イカを倒したのか?」
 「おうよ!何なら、親父のとこに行って確認してくるといい!」
 「そうかそうか、それは・・・」
 定期船のおじいさんの安堵と喜びの顔が浮かんだ・・・   BGM:焼きイカ祭り
 その日、神社で丸い木材を交互に組んで囲んで作った台にイカの肉とげそを木の棒に差して焼いた祭りが催されていた・・・
 周りで村人が踊り狂い、余らんばかりのイカを喰らい持ち込まれたお酒を飲んでいた、
 俺達は周りに配置された丸太に思い思いに座っていた
 「両目はわしがおはらいして神社に保存しておこう」
 「そうじゃな、それがいいじゃろう」
 「また観光業が復活するぞ!」
 「元から研究者しか来ないばいな!」
 そんな会話が聞こえる中で、神社の前にはジンガさんが座っていた、
 今回の主役なのでしょうがないが、その横にスミカさんが来る
 「横、いいか?」
 「ああ、座れ」
 そうして、スミカさんが座る
 「まさか、本当に倒してしまうとはな、それも仲間と、あんなにごうじょっぱりだったお前が・・・」
 「貸しがあるのを返したいんだとさ」
 「はは・・・そう来るか・・・」
 「そうだ、聞いてくれ」
 「なんだ?」
 「帰ってきたら・・・嫁さんになってくれないか?」
 「ええ!?」
 スミカさんが目見開いて驚きジンガさんを見る
 ジンガさんはただただ平常心を保って炎を見ているように見える
 「遠くに行って、痛いほどわかった、今の内に捕まえとかなきゃ、いつか遠くに行っちまうんじゃないかってな」
 「義理堅い男だったくせにそんなことまで言うように・・・」
 「少しぐらい・・・我が侭言いたくなったのさ・・・」
 ジンガさんとスミカさんが空を見る
 「それに、我が侭ついでにもう一つ」
 「どっかに行くんかい?そういう言い方だったじゃけ」
 「後で親父にも話さなきゃならん、こいつをもう少し借りなきゃいけない・・・」
 そう言って、ジンガさんは背中の大剣を体の前に持ってきて左手で刃を支え、見つめる
 「なに、すぐに帰ってくる、借りは・・・返さなきゃならん、すぐに帰ってこれないなら・・・顔ぐらい出すさ」
 スミカさんがジンガサンを見つめてる、寂しいかどうかは俺からはよくわからない
 「良いぜよ、あの針と数字に関係あるんじゃろ」
 ジンガさんは少し驚いたように目を少し見開き速くスミカさんを見返す、
 上を見ると、長い秒針が動き、数字が空に浮かんでいた・・・
 「わかるのか?」
 「空を見た時見つめていたけね」
 「はっ!あんな邪魔なもんが浮かんでたら誰でも目に付くわ!」
 が、ジンガさんの表情には、不思議と自信があふれていた
 「すまんな、もう少しだけ・・・」
 「いいよう・・・」
 ジンガさんにスミカさんが寄り添う・・・
 ・・・俺も空を見て思う・・・
 ・・・メイダ、今そっちにいくから・・・
 そして、翌朝・・・                 BGM:ワールドマップ1
 桟橋伸びる港の前でみんなに向かって号令をかける
 「さ、みんな行こう!」
 「おう!」ジンガさんの迷いの吹っ切れたような声
 「うん!」マユーカの首を少し縦に振りながらの元気な声
 「行こう!」リリサの冒険への興味津々な声
 「しょうがない」斜に構えたアルフィエラスさんの斜めにこちらを見つつの平常心な声
 船に乗り、裏中央平原に向かう!!        SE:ワールドマップから移動
                           BGM:ワールドマップ1
 
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マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー/14

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 14
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 先にあった山間の南の関所も兵士が倒れていた・・・  BGM:ワールドマップ1
 牢のような分厚い木の門も無残に破壊されている・・・
 「一気に突破したって感じだな・・・」
 「手練れが六人もいるんだ、数人程度の関所など物の数ではあるまい」
 「確かにな・・・」
 関所見るジンガさんの意見にアルフィエラスさんが注釈を加える
 「だけどこの先は・・・中央平原・・・」
 俺はぼそりとつぶやいた・・・
 一体、この先に何が待っているのだろう・・・
 「ほら、一気に行くぞ、兵士たちが倒れている間にな、もしかしたら追いつけるかもしれん」
 「あっ!待ってよ!!」
 アルフィエラスさんにリリサが付いていく
 「行こう!」
 「そうだな」
 マユーカにジンガさんも先へと進む・・・
 「・・・行こう・・・」
 抜けた先は、一面の草原・・・
 「この先のどこに行こうとしてるんだろう?」
 「どこに行くにしても、まずは中央まで行って」
 「様子を見るのが正解だろうな」
 「でもあれだけ活動範囲が広かったんだから、今さら他の国に行くとも・・・」
 「王国やフォビドンでもこのままだったら指名手配されるはずだろ?」
 俺の疑問にジンガさん、アルフィエラスさん、リリサ、マユーカまでが意見する、
 確かに、王国内部だけなら王国の指名手配だけで済むかもしれないけど、
 事は王国と帝国の戦争まで引き起こした相手だ、王国やフォビドンも黙っているとは思えない・・・
 「とにかく、南だね!みんな、罠とかあっても対応できるように気を付けて!」
 俺の声にみんなが顔だけ俺の方を向き
 「了解」「わかった!」「わかったよ!」「ふむ」
 返す、
 俺達は草原を駆けていく・・・そうして・・・          ズドドド・・・
 「そういえば、アルフィエラスさんって回復術使えたんですね」
 「何を言ってる、私はシスターだぞ?」
 まそりゃそうなんですけど・・・
 などと走りながら会話などしつつ、太陽と月が巡る中で追い続け、  SE:気付き
 あれは・・・人影・・・メイダ達だ!
 と、いきなりダイガが12個の鍵を放り投げると、それが前方に大きく円を組むように広がり、
 突如地面から振動を感じたたらを踏む、
 なんだ・・・轟音!?
 すると、前の地面がドーム状に盛り上がっている!?
 「あのあたりは中央平原のちょうどど真ん中・・・」
 「急ごう!」
 が、俺達は走るその先は盛り上がった地面に塞がれ、仕方なくメイダ達人影のいた南側に回る、と・・・
 「ようやく来たか・・・」
 五芒星とメイダがいた・・・
 全員同士で対峙する
 「メイダ、お前は門を守るのだ!」
 「あ、はい!」
 そんな中、タイガの命令でメイダが星に乗って俺達の後ろに飛んでいく・・・
 ・・・あの星、そんな能力あったのか・・・
 と、タイガが後ろに振り返ると、盛り上がった地面の前面が  SE:自動ドア開く
 左右に開き、タイガが奥に入っていく・・・        SE:自動ドア閉まる
 よく見ると、俺達が回っている間に土がさらに盛り上がり、内部よりドーム状の建物が現れているのが見えた、
 青白い金属でできた半カプセル状の何か、
 ところどころに自身をそのまま縮小したようなものが地面からくっつき生えている無機質な建物・・・
 「お前たちの相手は俺達だ!」
 「我が忠義にかけて!」
 「このスロットマシン回しちゃうよ!」
 「・・・消す・・・」
 と、見ている間にも建物の前のコウ、アイレス、ロサミ、エーラーンが声を上げる!!
 やっぱり、すんなりとはいかないか!            BGM:五芒星戦1
 俺が駆けると同時にアイレスも駆けてくる!
 互いの盾がぶつかる!
 「お前たちはいったい何を考えているんだ!?」
 「それを君たちに話す必要性は無い!!氷聖烈光盾!」
 盾から出る光が俺を盾ごと凍らせようとする、
 だが!
 「握留氷槌盾!」                       バシィイン!!
 咄嗟に相手の鎧を掴み、相手の冷気すら利用して氷を叩き込む!
 だが、俺の体も一部凍る、痛み分けか・・・!
 「ぐ・・・」
 「おっと、俺も混ぜてくれよ」           
 ジンガさんが割り込み縦大振りで追撃
 「黒曜防返壁!」
 がいくつもの大剣が盾となってアイレスを守る!
 弾かれるジンガさんの大剣!
 「すまない・・・」
 「いや、いいさ・・・」
 「おっと、これで終わりだと?地裂罰列斬!!」           ザザシュ!
 コウとアイレスが掛け合う中でも           ガシュガシュガシュガシュ
 ジンガさんの一撃が大剣盾に叩き込まれ大剣が分離、    ザザシュザザシュッ!
 さらに、大地の破片と共に大剣が叩き込まれていく!
 が、これを受けたのは跳躍して入り込んでいたコウだ!
 「一刀黒曜斬!」                黒き闇よ、喰らいたるものよ、
 いくつもの大剣が一気に撃ち込まれていく!   その化身となり命たるものを砕け
 「順次六閃」        ガシュ、ガシュ、ガシュ、ガシュ、ガシュ、ガシュ、
 大剣の隙間を縫い、コウにゆっくりとしたテンポで矢が撃ち込まれていく・・・
 「闇よ・・・ダーククライマスー」
 「敵も味方もすべて冷静に!リスナーコールド!!」
 「吹雪よ!氷の爆発となり全てを斬り裂け!ブリザバンナイフ!!」
 闇で作られた何かがその棘々の大口を開け、そこにいきなり冷気が来たと思ったら、吹雪の雪のよぅに雪結晶の刃が飛来!
 敵たちを氷が斬り裂く間にも、俺は上下から来た闇の棘に体を斬り裂かれる!
 「ぐっ!」
 「ええい、やめだやめだ!」
 コウがそう言いだし、振り返って走り出し          SE:自動ドア開く
 ドームの中に入っていく!
 そんな中でも不機嫌そうに目端をとがらせた顔だけこちらを振り返らせ
 「どうせこの中には入れないんだ!じゃあな!」捨て台詞を言い放って振り返り、ドームの中に入っていく
 「待ってよコウ!」
 「待つんだ!」
 「・・・」
 ロサミ、アイレス、エーラーンと残りの三人も入り込み、  SE:自動ドア閉まる
 ドームの扉が閉まる!?
 くそ!
 追いかけ、飛び掛かりに剣を叩きつけて見る!
 ダメか・・・なら!!
 「喰らえ・・・百獣王豪咆!!」
 展開した盾から百獣の幻影が向かって行き、最後に砲撃を浴びせてみた
 が、傷一つつかない・・・                    BGM:無音
 「どうなってるんだ・・・?」
 マユーカが俺の右手の方に近づいていって注意深くドームを観察する
 「これ、数素の力を無力化する金属で作られてる・・・」       SE:驚き
 俺は思わずそちらを見る
 「何だって!?じゃあ、物理か熱で・・・」
 「それも難しいみたいだよ、だいぶん分厚いみたいだし・・・」
 マユーカの観察したままの言葉に、俺は呆然とドームを見上げる・・・
 「じゃあ、どうすれば・・・」
 「ま、そうなると事情を知ってそうな奴に訊くしかないわな・・・」
 ジンガさんがくたびれた感じで首後ろなど掻きながら言い放つ、思わず俺はジンガさんを呆れ見る
 「事情を知ってそうな奴って・・・あ!」             SE:気付き
 メイダ!
 「とにかく、この場は置手紙でもして、後続に任せ、メイダを追うのがいいと思う」
 アルフィエラスさんの場をまとめる発言に皆がそちらを見る
 「賛成」
 「同じく!」
 「私も!」
 「クルーダは?」
 アルフィエラスさんが見てくる
 こうなった以上、追うつもりだし、ジンガさん、マユーカ、リリサが賛成して反対する理由も無い、
 俺は、決意をもってアルフィエラスさんを見据え、言い放つ、
 「・・・行こう!」
 メイダはまっすぐ南に向かったかな・・・
 俺は、南の方を見る・・・
 はるかな南の空を・・・ん?
 遠く海の向こうの方に、なぜか数字のようなものが浮かび上がっているのが見える、
 あんなもの、今までなかったはず!?           BGM:壮大なる事実
 気になり周りを見渡すと、背後の空向こうには巨大な針のようなものがここの地面と水平に海にそびえたっているようだ、その先には12の数字も見える・・・
 これは・・・この世界が巨大な時計の中心部のようだ!!
 針は三つ、秒を刻むように細かく動くもの、分を刻むように時折動くもの、時を刻むように全く動かないもの、
 それらが大陸の外側の海をまっすぐに周回して動き、
 浮かぶ数字の数は十二、まさしく1から12!
 一体・・・これは・・・!?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー/13 妖魔版

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 13 妖魔版
 
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 「おお!アルフィエラス!!」            BGM:皇帝と玉座の部屋
 たくさんの兵士が居並ぶ中、奥の方に高い階段の上にある白い玉座に座る男が一人、
 オールバックの茶髪に豪快そうな顔立ち、纏うは顔のみ出した重厚なる黒の鎧に白の端ふさ付きの赤いローブ、
 と、俺達が前進する中で、兵士たちが道を塞ごうと前に・・・     SE:驚き
 「待て待て待て待て!」
 出る前に男が後ろのしっかと立った白いひげの老人が心配する中で前傾姿勢で俺達の方まで駆けてきて、アルフィエラスさんをしっかりと見る
 「とうとう妃になってくれるのか!?」
 「そんなわけないだろ」
 アルフィエラスさんの右足の裏が蹴りによって男の顔にめり込む・・・ SE:蹴り
 そして、足裏より顔を離し
 「ううう・・・じゃあなんなのだ・・・」
 と、顔が痛みでか赤くなり、右手を覆うように当て涙目にすらなっている・・・
 「これが・・・皇帝・・・様・・・?」
 俺は、いや、アルフィエラスさんと皇帝陛下を除く周りの人々全員が呆気に取られていた・・・
 イメージと違う・・・
 当然だ、俺は隣国の長として、威厳を持って国を支配していると聞いていたし、
 他の人達も多かれ少なかれ同じようなもんだろう・・・
 「こいつは昔からこんな奴だぞ、情けなくて優柔不断で」
 アルフィエラスさんの一言に、なおも唖然とする俺達・・・
 「私の部下だった時代からな」
 え・・・
 「えぇええ~!?」
 俺たち全員が驚きアルフィエラスさんに注目する
 アルフィエラスさんの・・・部下ぁ!?
 「元々、こいつは皇帝の継承権としては下から数えた方が早かったような奴だったんだ」
 へ、へぇ~・・・
 「後ろ盾の両親も早くに亡くしてな、どういうわけか特殊部隊に入って、私の部下になった」
 そういえば、アルフィエラスさん、特殊部隊の隊長だったって・・・
 「ところが、その後、毎代毎代の皇帝の継承権争いで上位の奴らが軒並み死んで、こいつが皇帝になったってわけだ」
 ああ・・・その話は俺も聞いたことがある・・・
 皇位の継承権争いは毎回毎回熾烈を極め、半分以上が死亡することもざらだとか・・・
 だからこそ、威厳ある皇帝陛下を想像してたのだが・・・
 と、その皇帝陛下が痛みでか顔を右手で押さえ涙目のまま片目をつぶりアルフィエラスさんを見て
 「では、なんの用でここまで来たんだ・・・」
 「言ったろ、最後の別れ際に、お前が間違ったことをした時は力ずくでも正してやるってな・・・」
 「私が何をしたと・・・」
 「王国との戦争を即刻停止しろ」                  SE:驚き
 皇帝陛下の目が見開かれる、が、姿勢を伸ばすとともにアルフィエラスさんの方を正面に見据え直し
 「それは出来ん!最初に戦線を開いてきたのはあちらだ!帝国を守るため、ここで引くわけにはいかん!」
 アルフィエラスさんは引かず変わらず真正面に見据え返している
 「つまり、お前は本当の発端を知らないわけだな?今の特殊部隊の隊長は誰だ?」
 「特殊部隊?それが何の関係が・・・」
 「まったく・・・皆さん何をしているのです・・・」         SE:驚き
 と、聞こえた声は見知ったものだった・・・
 後ろの出入り口の方を振り返ると、そこにいたのは、目とその周辺を出すように白い布で覆った顔と頭、その肌は日に焼けたように黒く、髭を長く伸ばしている・・・
 フォビドンで別れたディバーソンルさんだ、
 思わず俺は大声を出していた
 「ディバーソンルさん!?どうしてここに!?」
 ディバーソンルさんは少しあきれたように目端を下げ俺を見る
 「言ったでしょう、戦争を止めるって、皇帝陛下に和平を申し入れに来たのですよ・・・」
 「和平だと!?」
 途端に皇帝陛下が姿勢を伸ばし、威圧的な空気を纏いディバーソンルさんを見据える
 「王国の者か!?それともフォビドンの」
 言われてディバーソンルさんも皇帝を見返す
 「フォビドンの者です、しかし、今は王国の使者でもある・・・」
 ディバーソンルさんはゆっくりと皇帝陛下に頭を下げた・・・
 「ディバーソンルと申します、今回は、王国より、和平の申し入れを頼まれ、ここに参りました・・・」
 「兵士たちは何をしているか!」
 「みんな伸びてましたよ、そこの方々にやられてね・・・」
 ディバーソンルさんはそう言って俺達に目線を向けた
 あははは・・・
 思わず苦笑いしてしまう俺達・・・
 「王国が和平などと、何を考えているのだ!?フォビドンの加勢で、
  そちらが優勢ではないか!」                   SE:驚き
 「な、なんだって!?」
 思わずディバーソンルさんを見る、戦争には加担しないってこの人の上司のフィローゲルさんも言ってたはず!!
 そんな加勢ってことは戦線を大きく・・・
 俺は思わず右こぶしを強く握る、が、俺の心境を見透かしたように頭を下げたままのディバーソンルさんの視線が俺に向き
 「クルーダ君、気持ちはわかります、しかし、これもこの状況に持ってくるためのもの・・・フィローゲル様がおっしゃったでしょう、戦争は簡単には止められないと・・・」
 ぐ・・・
 「フィローゲル・・・フォビドンの長か」
 俺が押し黙る中でも皇帝陛下は話を続ける、ディバーソンルさんも応じるように目線を放し頭を下げたまま
 「それに、テンブレンの国王陛下の命でもあります、皇帝陛下、戦争の発端はご存じで?」
 「王国が突如、戦線を開いてきた、我らはそれに応じたまでのこと!」
 「それは違います、王国の国境付近の村の一つを、帝国の特殊部隊が突如占拠しました、それを取り返そうと王国が兵士を派遣したのが発端なのです」
 「何だと!?そんな話聞いていないぞ!!」
 「誰かが故意に捻じ曲げて伝えたのでしょう、皇帝陛下、王国側はこの特殊部隊の身柄の引き渡しに応じれば、今回の件より手を引き、これまで通り領境も元通りにすると、主張しています、こちらに」
 そう言って、ディバーソンルが巻物式の手紙を取り出し差し出し、皇帝陛下に渡す
 皇帝陛下は受け取り開き中を見て、仕舞い直す
 その表情は威厳を保ちつつもどこか納得のいく表情だった・・・
 「確かに、王国国王のサインとフィローゲルのサインである、書いてあることもその通り・・・」
 「元の部下を引き渡すのは心苦しいが、全て帝国の落ち度だ、致し方あるまい、そうだろう?」
 「う・・・うむ・・・」
 アルフィエラスさんの言葉に、皇帝陛下はゆっくりとうなずいた・・・
 「さて、再度訊こうか、特殊部隊の隊長は誰だ?」
 「・・・コウという男だ、数素武具の扱いが優秀で・・・」
 「それだけで隊長に任命しているわけではあるまい、指揮能力は?それとも後ろ盾がいたか?」
 アルフィエラスさんの再度の質問に皇帝陛下はアルフィエラスさんの方を見る
 「あの男は数年前に帝都を襲った異常動物を兵士たちが苦戦する中で見事に打ち倒した一団の一人だぞ?」
 「では、そのリーダーは・・・?」
 「私だよ」                      BGM:我の名はダイガ
 と、力強さと老獪さを併せ持つ声を発した皇帝の玉座の後ろにいた老人が、皆が注目する中で階段よりゆったりと降りてくる、
 やせ型で後ろに回した髪はすでに白く、優しげな雰囲気を漂わせ、上下二段式の青緑縁のローブをその身にまとっている・・・
 「ダイガ!どういうことだ!?」
 「あいつは・・・?」
 「異常動物の撃退後、新技術の研究により我が国を支えてきた男だ・・・」
 「その通り・・・」
 「ダイガ!功績に免じ、正直に話すというのなら死刑は免れさせてやるぞ?」
 「笑止!」
 ダイガが両腕両手を優美に大きく広げ
 「私は貴様らなどに捕らえられる存在ではない!」
 「ならば仕方あるまい・・・」
 と皇帝が右手を大きく前に出す!
 「捕らえろ!!」
 「・・・少し待ち合わせをしていてね、致し方なし、相手をしてやろう!!」
 兵士たちがダイガに向かって行く!
 「はぁあ!」
 名も知らぬ兵士の剣がダイガに振り下ろされる!
 しかし、ダイガはその背に剣をかすらせるようにして避けると、その裏拳を兵士の顔に叩きつけ、吹き飛ばす!
 「がはぁ!!」
 続けて背より振り下ろされる剣も体を一気に回して真剣白刃取り!そのまま刃を上に開放すると、両掌を叩きつけ、その兵士を吹き飛ばし、
 「ぐふぅ!!」
 さらに、左手側より横ぶりに振り回された剣をその左拳で上に跳ね上げ、右手の平を兵士に叩きつけ吹っ飛ばした!
 「げはあっ!」
 つ・・・強い・・・!数素武具も無いのに・・・
 「何をしている!囲んで一気に同時に叩け!!」
 ダイガの周りを兵士が囲み、剣が、槍が、一気に突き込まれる!
 ダイガは動かず仁王立ちのまま、刃が、穂先が、ダイガを斬り裂き、貫・・・かない!?
 なんと、そのすべてがダイガの体に弾かれ、滑り、剣と槍がダイガの体を取り囲むような形に・・・
 身にまとったローブは切れているのだが、中身の身体は一切傷がついておらず、白い肌をさらすばかり・・・
 「な・・・」
 皆が目を見開き驚愕する中、
 「その程度か・・・」
 ダイガが呆れたような声を出し・・・
 「ぬぅおおおおお!!」
 一気にダイガの体の筋肉が大増量し、気合の一閃は上半身のローブと共に周りの兵士もすべて吹き飛ばした!
 「数素武具が手に持つ物のみと誰が決めた・・・」
 そして、その筋骨たくましい背を見せてくる・・・
 その背一杯には、白と黒の二匹の魚が円を描くように絡む紋章に、
 そこに赤縁と黒縁が八角形を描くように囲んでいく何かが・・・
 まさか・・・あれが
 「これぞ我が数素武具、進化を続ける紋章、八角の陣なり!!」
 「数素武具使いだっただと・・・!?」
 「どけ、私達がやる」
 「行きます!」
 俺は剣を抜き放ち、兵士たちが引く中で一気に前に出る!
 「来い!若造!!」
 タイガが叩きつけてくる右こぶしを盾で防ぎつつ剣で斬り込むとそれを右手人差し指と中指で掴んで上に開放し、
 俺がそれに取られている間に左拳を腹に叩きつけてきた!
 吹っ飛ばされる俺と入れ替わるようにジンガさんが走り込み、大剣を叩きつけるも、今度は前胴を刃にかすらせるように躱し、裏拳を叩き込んでくる
 「おっと!」                  螺旋よ、其が回るは熱のため!
 咄嗟に後ろにかわし避けるジンガさん、しかし、続けて一歩踏み込みながら打ち込んできた両手掌底は躱せず
 「がはっ!」                   空気も大地もあだなすものも
 そこに入り込んでくるリリサ!
 「爆発権藩音!」                    ズィイイイイイイ!!
 爆音に一瞬動きが止まるも、容赦なく左手掌底をリリサに打ち込む!
 「くっ!」                   すべて巻き込み焼き焦がせ!!
 「フレイムスパイラル!!」            ボォオォオオオオ・・・!!
 地よりの炎のらせんがダイガを巻き込み、
 終わり際にアルフィエラスさんは六本もの矢を連続で解き放っていくがその身体を焦がしたり傷つけることはかなわない!
 「くそ!化け物かこいつ!?」
 「き・・・効かないなんて!」
 「ま、まだだ!」
 アルフィエラスさんとマユーカが戸惑い引く中で俺は再度斬り込んでいく!
 「ダイガさま!ついに見つけました!」
 今のは・・・コウの声・・・!?
 声が聞こえた入口の方を見ると、
 そこには、黒き鎧のコウ、スロットマシン背負うロサミ、半人形のエーラーン、それに・・・
 「あれは・・・王国のアイレス騎士団長!?」
 そう、銀の鎧に黒い楕円の盾と騎士剣を持つ騎士団長!?
 「手が足りなかったのでね、手伝ってもらったのだよ、」
 タイガの声に思わずそちらを見る
 「まさか・・・お前達全員仲間・・・!?」
 「その通り!!これぞ五芒星!!」
 ダイガが大仰しく声を上げる
 そうだったのか・・・!
 「陣の力により、認められた数素武具の数字と能力
  をも進化させることの出来た存在よ!!」            SE:豪笑い
 「ダイガさま!これを」
 コウがダイガに金色の輝きを放つ何かを放り投げ、ダイガが右手を上げ受け取る・・・
 そして、悠然と眼前にそれを持ってきて納得したように口を縦に開く
 「おお、まさしくこれは・・・12の鍵!」
 「12の鍵だと!?」
 確かに、ダイガの手の平の中には12の形をした金色の物体が・・・
 「12の鍵だって・・・!?」
 「12の鍵っていうのはな・・・」
 アルフィエラスさん!?
 「この帝国が古代より続いている正統ある国家であるという証明のような秘宝だ、太古の国家より引き継いだそれは、時に皇帝の命より優先される、上層部しかその存在を知らず、厳重に保管されているものだ、だが、それを何故奴らが・・・」
 突如、タイガが引き笑う!
 「くくく・・・このために戦争を引き起こしたのだ・・・」
 「なに!?」
 思わず俺は声を上げていた
 「戦争が起これば、それにより人員を割かざるを得なくなり、帝都の警備は手薄になる・・・」
 なんだと・・・俺は慟哭して再び口を開いていた
 「そんなことのために、戦争を引き起こしてたくさんの人の命を散らさせたのか!?」
 が、タイガは屈せずに俺を見て
 「そんなこと?この鍵を手に入れることこそ、この世を変えるために必要なことなのだ!!」
 タイガが大きく両端に開いた両腕の、右手の12の鍵が光る・・・
 「だけど、その12の鍵だけあって一体何ができるっていうんだ!?」
 「これだけではないさ・・・メイダ!!」
               輝きの星よ・・・今こそ我が意思に従い・・・瞬け!
 「スターシャイン・・・」  キラキラキラ・・・ドゴーン!ドゴーン!ドゴーン!
 メイダの呼び出した星が・・・俺達を襲う!
 俺達は思わぬ不意打ちに、全員が天を仰ぎ地に伏せる・・・
 「メイダ・・・なんで・・・」
 「そいつらの鍵を奪ってこい!」
 「はい・・・」
 メイダが天仰ぐ俺のポーチの中を探り、
 1~10の鍵を持っていく・・・           メイダに鍵を奪われました
 メイダがカギを持っていき、ダイガに渡す
 メイダの顔はうつむいたまま・・・
 「だけど、まだ11・・・」
 タイガがメイダを見下ろしている
 「11の鍵のことか?それならここにあるぞ・・・!」
 ジンガがポケットより11の形をした鍵を取り出しメイダに見せる・・・!
 「時計のあった村に厳重に保管されていたのを奪ってきたのだ!」
 そんな・・・俺の村に・・・あったのか・・・
 「これで12の鍵が揃った!!」
 「・・・ヒール・・・スコール!!」                  ドン!
 この声は・・・アルフィエラスさん!?
 アルフィエラスさんが真上に上げたボウガンから緑色の光が上に飛び出し、それが広がる雲となって雨となって周りに広がる
 体に活力が戻ってくる!
 「だが、もう遅い!!」
 タイガ達が出入り口に向かって走り、
 立ち上がった一気にジンガさんが行く手を阻むように駆け、タイガ達の方に行く!
 しかし、俺がなんとか立ち上がったころにはすでにタイガ達は扉の外に・・・
 「くそ!待て!!」
 俺達も追って走り出す!!
 「待ってくれ、アルフィエラス!」
 「先に行け!」
 俺達は走っていく・・・
 「・・・最後に一つ聞いていいか?・・・アリファは元気か?」
 「知っているくせに・・・お前が送ってくれた見張り、元気に働いているぞ?」
 「お前の口から聞きたい・・・」
 「・・・元気だよ・・・」
 「そうか・・・」
 「だが、お前もお前だな、もう妃の心配などしなくていいだろう?甥っ子がいるのだろう?」
 「それは・・・そうなのだがな・・・私は、いつまでも・・・」
 「・・・考えるのはこの騒動が終わった後だ、それに言っただろう、私は自由の無い皇妃などご免だとな・・・それに、この皇室は血なまぐさすぎる・・・」
 「・・・わかった、だが、待っているぞ・・・」
 「期待には応えられないかもしれないけどな・・・じゃあな!!」
 そう言ってアルフィエラスさんが追い付いてくる・・・
 「あいつは・・・弟がいるんだ・・・」
 走る中で話しかけてきた、俺は思わずそちらを見て答える
 「弟?」
 「後ろ盾を失った後、あいつは他の候補者から弟の命を守るため、他の候補者の命令を受け、弟の命と引き換えに、命を賭けて国のために仕事をすると誓った・・・」
 へぇ・・・
 「それでその後、私と知り合って、色々あって、あいつは・・・皇帝になった・・・皇帝になったのも、弟を守るためだ、ここの皇室は帝国になった後も色々降りかかるからな・・・」
 「・・・」
 「その後、その弟に息子が生まれて、今もあいつは、愛するものを守るために戦っている・・・」
 アルフィエラスさんは表情を変えなくても、どこか心配しているように見える・・・
 「ああ見えて、責任感が強くて、愛する者から降りかかる危機を全力で守っているんだ・・・」
 「あ・・・」
 「ふっ、」アルフィエラスさん一瞬だけ眼を閉じが自嘲気味に笑い「何を語っているんだ私は・・・忘れてくれ、じゃ、行くぞ!」
 ・・・俺たちは、五芒星とメイダを追い、駆けていく・・・
 
半人形の少女 エーラーン アピス
M モンスター
賃金2          第一効果
魔力1500       ☆1このモンスターが次の戦闘に参加する時』
哺乳・闇属性       ☆2自分のチャージゾーンの裏側表示のカードを
効果           1枚ないし2枚指定し』、効果で表にする
戦闘前          ☆3次の戦闘に参加する相手のモンスター、
自任意          もしくは自分の何のカードも置かれていない場所
このターンの間      を指定』し、後述の効果のどちらか1つを発動する
             ・次の戦闘に参加する相手のモンスター
              の魔力を(表にしたカード枚数×200)下げる
             ・表にしたカード枚数分の、
              自分の何のカードも置かれていない場所に
              後述のモンスターを賃金0扱いで召喚する
              これは時限を過ぎるか
              場所を移動したとき消滅する
              ・魔力0、効果無しそれ以外は
               このモンスターに準拠したモンスター
                   ☆3・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
             文・半分が半人形型の数素武具で覆われている少女、
               その闇の力を操る素質と魔力は絶大だが、精神が
               不安定な面がある、不安定な事に数素武具や魔力
               が関係しているかは全くの不明
 
四輪の律動者 リリサ・フレスタ クレイア
M モンスター
賃金1          第一効果
生命力600       ☆1このモンスターが次の戦闘に参加する時』
哺乳・核属性       互いのこのターンのタイミング
効果           (各行動時の前と後の開始時)で
戦闘前          互いのもっともモンスターの多かった時の
自任意          モンスターの総数によって、
このターンの間      後述の効果を全て発動する
             ・自分の全てのモンスターの生命力を100上げる
             ・2体以上、
              自分の全てのモンスターの生命力を
              さらに100上げる
             ・4体以上、
              このモンスターの生命力をさらに400上げる
             ・6体以上、
              このモンスターの生命力をさらに1600上げる
                   ☆1・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
             文・スケートボードを操り、
               DJのように音楽を操る少女、
               その人を楽しませる才は誰もが認めるところ、
               そのうえ強い!!
 
氷聖烈光盾 アピス
R リサイクル
賃金0          第一効果
スピリット・闇属性    ☆1このリサイクルを賃金として召喚した
効果           魔力持ちの自分のモンスターがいた時』
賃金で表になった時    ☆2同じ場所にいる相手のモンスター』の
自任意          魔力を300下げる
このターンの間
                   ☆2・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
一旦水の中に退却してのアタック!! クレイア
 
地裂烈加! クレイア
R リサイクル 
賃金0          第一効果
スピリット・地属性    ☆1このリサイクルをコストにしたのが
効果           賃金持ちの自分のモンスターだった時、
賃金で表になった時    もしくは次の戦闘に賃金持ちの
自任意          自分のモンスターが参加する時』
時限無し         ☆2相手のモンスター1体の生命力』を200下げる
             その後、可能であるなら自分のチャージゾーンの
             裏側表示のカードを賃金で表にする
                   ☆2・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
氷聖烈光盾 アピス 地裂烈加! クレイア 相殺
 
欲望の戦士達      VS 数素武具の戦士
半人形の少女         二閃の浪人
エーラーン アピス      ジンガ・ヤガタ クレイア
賃金2            賃金2
魔力1500         生命力1500
哺乳・闇属性         哺乳・地属性
戦闘前            戦闘前
☆3             ☆2
スロットマシンを背負う少女  三杖の魔術師 
ロサミ アピス        マユーカ・バタフライ クレイア
賃金2            賃金1
魔力1400         魔力700
哺乳・地属性         哺乳・雷属性
戦闘前            戦闘前
☆2             ☆1
地下大河の長         四輪の律動者
ジャイアント怪魚 クレイア  リリサ・フレスタ クレイア
賃金3            賃金1
生命力2300        魔力600
魚・水属性          哺乳・核属性
戦闘前            戦闘前
☆2             ☆2
裏:3表:2         裏:4表:1
 
半人形の少女         二閃の浪人
エーラーン アピス      ジンガ・ヤガタ クレイア
賃金2            賃金2
魔力1500         生命力1500
哺乳・闇属性     VS  哺乳・地属性
戦闘前            戦闘前
☆3             ☆2
 
二閃の浪人 ジンガ・ヤガタ クレイア
M モンスター
賃金2          第一効果
生命力1500      ☆1このモンスターが次の戦闘に参加する時』
哺乳・地属性       ☆2相手モンスター1体を指定し』
効果           そのモンスターの生命力を200下げる、
戦闘前          ・そのモンスターの生命力が500以下の時、
自任意           そのモンスターを時限無しで
このターンの間       相手のトラッシュに送る
                   ☆2・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
半人形の少女 エーラーン アピス
M モンスター
賃金2          第一効果
魔力1500       ☆1このモンスターが次の戦闘に参加する時』
哺乳・闇属性       ☆2自分のチャージゾーンの裏側表示のカードを
効果           1枚ないし2枚指定し』、効果で表にする
戦闘前          ☆3次の戦闘に参加する相手のモンスター、
自任意          もしくは自分の何のカードも置かれていない場所
このターンの間      を指定』し、後述の効果のどちらか1つを発動する
             ・次の戦闘に参加する相手のモンスター
              の魔力を(表にしたカード枚数×200)下げる
             ・表にしたカード枚数分の、
              自分の何のカードも置かれていない場所に
              後述のモンスターを賃金0扱いで召喚する
              これは時限を過ぎるか
              場所を移動したとき消滅する
              ・魔力0、効果無しそれ以外は
               このモンスターに準拠したモンスター
                   ☆3・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
二閃の浪人 ジンガ・ヤガタ クレイア 半人形の少女 エーラーン アピス 相殺
 
ウォータープレス! クレイア
R リサイクル
賃金1          第一効果
スピリット・光属性    ☆1相手と自分の戦闘前タイミングと賃金を持つ
効果           モンスターかリサイクルの発動が
相殺時          戦闘前タイミングを持つ
自任意          モンスターかリサイクルの発動で相殺された時』
次の戦闘終了時まで    ☆2次の戦闘に参加する相手のモンスター』
             の生命力を600下げる
             次の戦闘に参加する自分のモンスターが
             生命力か魔力持ち、かつ、賃金持ちだった時、
             ☆2の生命力をさらに200下げ、
             ☆2以外の全ての相手のモンスターの
             生命力を400下げる
                   ☆2・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
             文・大量の水で相手を押しつぶす数素術!!
 
連牙飛黒曜 アピス
R リサイクル 
賃金0          第一効果
スピリット・闇属性    ☆1相手と自分の戦闘前タイミングと賃金を持つ
効果           モンスターかリサイクルの発動が
相殺時          戦闘前タイミングを持つ
自任意          モンスターかリサイクルの発動で相殺された時』
このターンの間      ☆2自分のモンスターが次の戦闘に参加する時』
             ☆3次の戦闘に参加する
               相手のモンスター』の魔力を200下げ、
             ☆4自分の何のカードも置かれていない場所1つ』に
             後述のモンスターを賃金0扱いで召喚する
             これは時限を過ぎるか
             場所を移動したとき消滅する
             ・魔力0、効果無しそれ以外は
              このリサイクルに準拠したモンスター
                   ☆4・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
ウォータープレス! クレイア 連牙飛黒曜 アピス 相殺
 
牙飛閃!! アピス
R リサイクル
賃金0          第一効果
スピリット・闇属性    ☆1次の戦闘に参加する自分のモンスター』
効果           の魔力を400上げる
戦闘前          ☆1が魔力持ち、もしくは、賃金持ちだった時、
自任意          どちらか一方が当たっていた時は魔力を100上げ、
次の戦闘終了時まで    両方該当したときは魔力を200上げ、
                   ☆1・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
牙走閃!! クレイア
R リサイクル
賃金0          第一効果
スピリット・光属性    ☆1次の戦闘に参加する自分のモンスター』
効果           の生命力を400上げる
戦闘前          ☆1が生命力持ち、もしくは、賃金持ちだった時、
自任意          どちらか一方が当たっていた時は生命力を100上げ
次の戦闘終了時まで    両方該当したときは生命力を200上げる
                   ☆1・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
牙飛閃!! アピス 牙走閃!! クレイア 相殺
 
ダーククライマスー アピス
R リサイクル
賃金2          第一効果
バスター・闇属性     ☆1相手と自分の戦闘前タイミングと賃金を持つ
効果           モンスターかリサイクルの発動が
相殺時          戦闘前タイミングを持つ
自任意          モンスターかリサイクルの発動で相殺された時』
時限無し         ☆2次の場所で魔力持ちの自分のモンスター』と
             ☆3相手のモンスターが存在している場合』、
             ☆4次の場所の相手のモンスター
             の魔力が1000以下の時』
             その相手のモンスターを相手のトラッシュに送る
                   ☆4・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
             文・闇の力で持って相手を砕く術、
               その見た目は闇が相手を喰らうかのよう・・・
 
牙走閃!! クレイア
 
連牙飛黒曜 アピス
 
三杖の魔術師 マユーカ・バタフライ クレイア
M モンスター
賃金1          第一効果
魔力700        ☆1相手モンスター1体を指定し出来た時』
哺乳・雷属性       このモンスターの魔力を100下げる、
効果           その☆1のモンスターの魔力を400下げる、
戦闘前          ・自分のチャージゾーンの裏側表示のカードを
自任意           コストで1枚表にできた時、
このターンの間       相手モンスター1体の魔力を500下げる
                   ☆2・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
リスナーファイア クレイア
R リサイクル
賃金2          第一効果
スピリット・火属性    ☆1このリサイクルをコストにしたのが
効果           賃金持ちの自分のモンスターだった時、
賃金で表になった時    もしくは次の戦闘に賃金持ちの
自任意          自分のモンスターが参加する時』
このターンの間のみ    ☆2全ての自分のモンスターの生命力』
             を100上げ、
             ☆3全ての相手のモンスターの生命力』
             を100下げ、
             このターンの以降の戦闘に後述の効果を付与する
             ・自分のモンスターと
              相手のモンスターが戦闘を行った時、
              自分のモンスターの生命力が
              相手のモンスターの生命力を1000以上、
              上回っていた時、
              相手のモンスターを相手のトラッシュに送り、
              改めて戦闘を行う
             ・自分の賃金と生命力を持つモンスター
              1体を指定する、そのモンスターが
              効果が発動可能になった時、即座に発動する、
              この時、相手はこの効果をカードの任意の発動で
              相殺できない
                   ☆3・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
             文・炎の様々な面を音楽を用いて同時行使する、
               ・・・という原理を使用者は全く分かっておらず
               調子乗って色々試していたら勝手にできた術、術
               の特性上様々な効果が出るが効果一つ一つは弱い
 
牙走閃!! クレイア
 
ウォータープレス! クレイア
 
半人形の少女 エーラーン アピス トラッシュ!
 
欲望の戦士達     VS  二閃の浪人
ダメージ!          ジンガ・ヤガタ クレイア
               賃金2
               生命力1500+100
               計1600
               哺乳・地属性
               戦闘前
               ☆2
 
スロットマシンを背負う少女VS数素武具の戦士
ロサミ アピス
賃金2
魔力1400
哺乳・地属性
戦闘前
☆2
 
スロットマシンを背負う少女VS数素武具の戦士
ロサミ アピス        ダメージ!
賃金2
魔力1400-100
計1300
哺乳・地属性
戦闘前
☆2
 
地下大河の長         四輪の律動者
ジャイアント怪魚 クレイア  リリサ・フレスタ クレイア
賃金3            賃金1
生命力2300        魔力600
魚・水属性      VS  哺乳・核属性
戦闘前            戦闘前
☆2             ☆2
 
四輪の律動者 リリサ・フレスタ クレイア
M モンスター
賃金1          第一効果
生命力600       ☆1このモンスターが次の戦闘に参加する時』
哺乳・核属性       互いのこのターンのタイミング
効果           (各行動時の前と後の開始時)で
戦闘前          互いのもっともモンスターの多かった時の
自任意          モンスターの総数によって、
このターンの間      後述の効果を全て発動する
             ・自分の全てのモンスターの生命力を100上げる
             ・2体以上、
              自分の全てのモンスターの生命力を
              さらに100上げる
             ・4体以上、
              このモンスターの生命力をさらに400上げる
             ・6体以上、
              このモンスターの生命力をさらに2000上げる
                   ☆1・条主対象:☆を全て指定すること
                     ★0・以外:★を全て指定すること
 
地下大河の長 ジャイアント怪魚 クレイア トラッシュ!
 
欲望の戦士達     VS  四輪の律動者
ダメージ!          リリサ・フレスタ クレイア
               賃金1
               魔力600+100+2600
               計3300
               哺乳・核属性
               戦闘前
               ☆2

欲望の戦士達      VS 数素武具の戦士
山札:25枚         山札:25枚
手札:3枚          手札:4枚
ライフカード:1枚      ライフカード:1枚
チャージゾーン:5枚     チャージゾーン:5枚
トラッシュ:5枚       トラッシュ:3枚
モンスターゾーン       モンスターゾーン
               二閃の浪人
               ジンガ・ヤガタ クレイア
               賃金2
               生命力1500
               哺乳・地属性
               戦闘前
               ☆2
スロットマシンを背負う少女
ロサミ アピス
賃金2
魔力1400
哺乳・地属性
戦闘前
☆2
               四輪の律動者
               リリサ・フレスタ クレイア
               賃金1
               魔力600
               哺乳・核属性
               戦闘前
               ☆2
 
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