バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話/18

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話18
 
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 18
 
 宇宙の姿映すような鳥や虫や動物や魚などのダブモン達が俺達を取り囲む
 「なんだこいつら!?」
 「わからないが、俺達に敵意を向けているらしい」
 俺の驚きに現れたダブモン達を警戒するアグニスが答える、
 「んじゃ、カードバトルで蹴散らしますか」
 俺がデッキケースを取り出し
 「いや、お前たちは先に行け」
 「へ、なんで?」警戒を続けるアグニスの言葉に俺は思わず問い返す
 「女神様はたぶん、あなた達を選んだだろうからね・・・」
 と、今度は後ろの四葉が言う
 「なるほど、確かにそうですね、そういう事なら6名とも、全員行ってください」前にフレェトが出る
 「でも・・・」
 「ここは俺がいるんだぞ、行け」
 「大丈夫、すぐに追いつくから」
 「お二人がいるから大丈夫です、行ってください」
 俺の戸惑いにダブモン達を警戒するアグニス、後ろから俺に声をかける四葉、アグニスに続き警戒するフレェトが自信ありげに答える
 「それなら・・・」
 「行こうぜ良星」
 「行こうよ良星」
 決意を固める俺は先に走る白兎と鼓動と共に走り
 「待て!」
 と、アグニスが止め、俺が振り返る間に右手に持つ剣を差しだす
 無骨な鉄の剣のような剣、
 これは・・・裁定の剣!?
 俺は思わずアグニスの顔を見る、その顔は口を真一文字に結んだ決意の顔だった・・・
 「いいのかよ」
 「構わん、女神に通用する可能性があるものはこれしか思いつかん」
 「ダブモンとのカードゲームでも」
 「わかってる、それで魔王を倒したというのだろう?だが、それで行ける保障も無い」
 アグニス・・・
 「わかった」
 俺は裁定の剣を右手に受け取り、振り返って走る、
 「後でな!!」
 言って顔だけ振り返り右手を三人に上げ振り、
 「退きなさい!!」
 「オラオラァ!!」
 先行したフリィジアとイグリードがその槍と拳でつゆ払いしているところを走る!!
 
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