ラブティアエブリバディ！！ ２０
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第２０話 ピースが無くても・・・、覚醒！ラブティアミステリパ！
公園で呆然と空を見る実鈴ちゃん・・・
思わず見かけ、近づき、声をかけてみる
「何考えてるの？」
「私は・・・」
「ん？」
なんだろう・・・？
「論理の下に生きてきた・・・」
「ええっと・・・」
あ、はい・・・
「それなのに魔術だとか運だとか・・・」
ああ、手に入れたカードのことで悩んでたんだ・・・
「うん・・・」
「そして、このカードに書かれていることは想い・・・？何？精神論でもやれというの？」
「そういう事じゃないと思うよ・・・」
「惹かれて買ってみたものの、私自身、いまだに意味が分かっていない・・・」
ううん・・・なんて言えば・・・
グワォオオ！！
公園の離れた場所から声が！？見るとそこには・・・
怪物！？
思わず怪物に向かって走り出す！
「待って！」
背後からかけられた声に振り返る
「え？実鈴ちゃん？」
悲観でも、歓喜でもない、ただただ冷静な表情と声で実鈴ちゃんは口を動かす
「私が・・・行くわ！」
怪物と実鈴ちゃんが対峙する
「どうしてうまくいかないの・・・なんで青が来ないの！」
悲しそうな嘆く怪物の声・・・
「そうか・・・そういうことか・・・」
実鈴ちゃん？
実鈴ちゃんが怪物を真っ直ぐに見据えて何かの答えを出す
「論理も、魔力も、運も、制するのは想いの力・・・」
実鈴ちゃんの声で、怪物が実鈴ちゃんを真っ直ぐに見る
「想いの力で青が来るの？」
「違うわ、想いの力で、青が来なくても最高の結果を出すのよ！」
「え・・・？」
怪物が目を見開き驚く ＢＧＭ：ラヴティアエブリバディ
「魔力も、運も、それを引き寄せ超えるのは知と論理と想い！」
手に持っていた最後のカードが光り、タッチディにかざす！！
「チェンジ！ラブティアミステリパ！エモーション！！」
さらに残り二枚のカードをタッチディにかざす
「チェンジ！ラブティアミステリパ！マジック＆ラッキー＆エモーション！！ラブティアミステリパアテネ！！」
女神のような薄緑の片方肩出しのロングドレスに
右手に持つのは大きな旗の付いた棒に変わる
弓矢が飛んできて、両手に持って引き
撃つ！
紫色の光の矢が怪物に突き刺さり
実鈴ちゃんと天然ロングヘヤーの少女が映る
「さぁ、考えましょう、青が来なくても勝てる戦術を！！」
実鈴ちゃんが少女を抱きしめる
「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー！！」
・・・そして、後日、私の部屋でみんなが円座を組み、中央にエディとイントが立ち、皆を見回す・・・
「さて、期限だが、まさか・・・」
ＣＭの後は、
皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう！！
私達の活躍が小説になったよ！
小説 ラブティアエブリバディ！
みんなも買って、楽しんでみてね！！
みんなで～ラヴティア、エブリバディ～！！
ラヴティア小説☆
♪～毎日歌って踊ろう！
友達と一緒に遊ぼう！
毎日を～楽し、も、う～！！
エブリバディ！
あなたの夢は何？
つらいこともあるかもしれない
それでも負けないために
歌って（歌って）
踊って（踊って）
毎日楽しもう！
勉強はつらいかな？
でもゲームだと思えば楽しい！
毎日楽しんで勉強して経験値貯めてテストという名のボス戦だ！
君ならきっとハイスコア！
体育はつらいかな？
でもゲームだと思えば楽しい！
毎日楽しんで運動して経験値貯めて運動会という名のボス戦だ！
君ならきっと一番さ！
さぁ、楽しくなってきた～！
どんなつらいことも楽しもう！
歌って（歌って）
踊って（踊って）
毎日楽しもう！
つらいことも楽しんじゃおう！
ラヴティア、エブリバディ～・ィ～！！
とうとうこの時がやって来た、
私達は敵の本拠地に乗り込み、決着を・・・着ける！！
第２１話 決戦！ヤミリクル！！乗り込め、妖精の城！！
次回も、ラヴティア、エブリバディ～！！
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ラブティアエブリバディ！！／２０
