バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイト番外 オリジネイト・ヘッドリオ/8

オリジネイト番外 オリジネイト・ヘッドリオ 8
 
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第8話 ライトニング・レオ
 
 「小癪な!」
 緑の大翼怪人が振り返りつつが飛んで来る!!
 「遅い」
 私は一直線に向かって行き左手の鳥類の爪を掠り当て、そのまま足に風を起こし跳躍しつつ少し上の角度から風を使って反転跳び、また左手の爪で緑の大翼怪人を掠り、今度は少し下の角度から足の風を利用し反転して掠る、
 これらを繰り返して様々な角度から掠らせていく!
 「ぐぉおおお!!」
 痛みでか反撃の間がつかめない苛立ちでか緑の大翼怪人が浮いたまま大声を上げる!!
 「小癪な!」
 続けて電気で浮かぶ紫の雷怪人が両手を前に出し上から下から稲妻を起こしこちらに押し出して来る!
 慌てて後ろに跳んで避け、
 「逆竜巻!」
 大きく左手の爪を振り、上から下に風を巻く竜巻を生み出し爪を振るい前方に飛ばす!
 「はあっ!」
 「がっ!」
 「ぐっ!」
 緑と紫に怯み声を起こさせ風で叩き落とす!!
 まずはここ!
 右手鷲頭の魔石を押す!
 ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!・・・
 警告音の中でさらに押す!
 「ウィンドプレスレーザーブレイク!!」
 鷲のパペットに一気に風が集まり、圧縮・・・
 「はぁっ!」
 前に勢い良く出し風を一気に一点に放出!
 それは一直線に緑に向かい、貫き、爆発させる!
 「ウィンド!!この程度だったか、だが俺はやられぬ!!」
 風に緑が変化した魔石を運ばせ受け取る間に紫がこちらに飛んで来る!!
 雷のように左右にジグザグに、だが、読みやすい!
 上に跳躍しつつ紫の背中をこするようにパペットで削り、食わせて魔石化する!
 これは・・・雷の魔石!
 パペットの額の魔石と交換!
 「変身!」
 蓋ごと押す!
 体に雷が纏い、紫の姿に変わって行く・・・
 「ライ、ライ、ライ、ライトニング、ライトニングレ~オ~、ライトニングレオ」
 紫に体中に細かく稲妻の押し模様の付いた紫のスーツとヘッドギアを見に纏い、パペットも直線甲殻的な紫色の獅子に変わる!!
 「その程度で雷を扱えると思うな!!」
 紫の怪人が右掌を突き出し電撃を浴びせかけてくる!
 「喰らえ、レオ!」
 こちらはパペットを前に出し、口を開いて雷を喰わせる!
 「な・・・!?」
 紫が驚きでか動きが止まっているところにパペットをそのままに雷を増幅させ撃ち返す!
 ピシャ!!
 「ぐわぁ!」
 紫の怪人が怯み動きが止まる!
 さらに痺れている間に一気に走り近づき、左拳を叩き込む!「ガハッ!」さらに右回し蹴り!「ぐおっ!」そこから逆回転で左回し蹴り!!「げぐはっ!!」パペットの口で掴み、
 パペットに電撃を吸収しつつ、魔石を押す!
 ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!・・・
 さらに押す!!
 「ライトニングブラスターブレイク!!」
 一気に一直線に放電!!
 その勢いで紫を貫く!
 「グワーッ!」
 紫が爆発し、魔石と化す!!
 
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