バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイト番外 オリジネイト・ヘッドリオ/5

オリジネイト番外 オリジネイト・ヘッドリオ 5
 
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第5話 氷の怪人との戦い!!
 
 「凍れ」
 鮫の頭を怪人に向け、猛烈な吹雪を吹きかける!
 「馬鹿が!俺は寒さに強いんだよ!!」
 強気に言い放つが、足元から凍って行く・・・
 「くそ!足が動かねぇ!!」
 悔しそうに歯ぎしりしながら足を動かそうとする、
 ・・・言うことは無い・・・
 「こうなりゃ力づくで・・・うぉおおお!!」
 怪人が力んで引き抜こうとしたことで足の氷にひびが入り始める・・・
 その前に!
 「シャークブレード!!」
 鮫の口より長大かつクリスタルをそのまま刃にしたような氷の剣が伸びる!
 そのまま大きく横薙ぐ!
 「ぬおりゃ!!」
 だが、一気に後ろに跳んで避けられた!?
 「まだだ!」
 近づきつつ上より縦切り!
 「甘いわ!」
 両腕から木のように枝分かれした氷の刃!?
 それを交差させ私の刃を受け止めた!?
 「どおりゃあああ!」
 そこから大きく外側に動かし力づくで弾こうとする!
 私は弾かれたように後ろに跳ぶ!
 「さぁあ!行くぞ!あ、あれ!?」
 気付いたようだ、弾かれる直前、パペットからの吹雪で両腕の氷の刃を凍らせ、接着されていたことに!!
 実際には氷の両腕は一切動いていないことに!!
 怪人の目が戸惑いでか大きく丸くなったまま私と両腕を交互に見る
 「え、ちょ、ちょっと待って」
 慣れないことするからだ
 パペットの魔石を蓋ごと・・・押す!
 ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!・・・
 いつもの警告音、ここからさらに同じように魔石を押す!
 「フリージングエイジブレイク!!」
 両手を真上に掲げパペットから放出される冷気が巨大な氷塊を形成・・・
 「ちょ・・・!?」
 怪物が見上げ目を見開き驚く間にも、氷塊を叩きつけ、怪物を魔石へと還したのだった・・・
 
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