バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイト番外 オリジネイト・ヘッドリオ/17

オリジネイト番外 オリジネイト・ヘッドリオ 17
 
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第17話 四体の怪人・・・
 
 「やぁ、来たね、今、君の正体について議論が交わされていてね・・・」
 「だから、俺達が見たのは男だって言ってんだろ!!」
 ・・・予想以上だな・・・
 階段を降りてきた先、四角い石で作られ、ところどころにたいまつなど壁にかけられた暗く広い部屋・・・
 いるのは光に闇に溶岩に金属の四体の怪人・・・
 これは・・・全力を出すしかないか・・・
 右側にいる闇の奴が私をやんわりと見る
 「それで、君が来たことで思いついたんだが・・・君を倒して皮をはげば正体がわかるだろうと・・・」
 「へっ!面白れぇ!」と黒い奴の奥にいる溶岩の奴が私を見たまま「俺がやらせてもらうぜ!!」
 生きがり叫ぶ
 「ただ熱いだけでは倒せないよ?」今度は黒い奴の反対側にいる光の奴が私に視線を送ったまま「光の力で正体を暴かせてもらう!」
 言い放つ
 「冷たい金属が、」最後に光の奴の奥にいる金属の奴が私を鋭く見定めたまま「貴様を打ち砕く・・・!!」
 言い切った、
 来るか!
 右手の髑髏より刃を現出させ、こちらも向かう!
 「まずは我から!」
 黒い怪人が右手を刃にしてこちらに来る
 互いに刃を振りかぶり叩きつけぶつかりつばぜり合い!
 左右から光の奴と溶岩のやつが来る!?
 光の奴の光の刃と溶岩のやつの拳!?
 悪いね!付き合ってる余裕無いわ!
 顔の方の口を開け、口からパペットと同じように刃を突き出す!
 「何!?」
 黒い怪人が驚く中で右半顔を貫き、
 さらに、パペットの剣と共に左に回した後右に大きく回る!
 「ぐ!」
 「げはっ!」
 左に回した時に光の奴を、右に回した時に溶岩のやつを吹っ飛ばしたついでに闇のやつも刃より飛ばす!
 「甘い!」
 そこを狙い撃ってきたように金属のやつが殴り掛かってくる?!
 甘いのはそっち!
 さらにそのまま勢いよく回る!口と手の刃に闇の力を籠め、一周!
 「っち!」
 勢いで広がる闇の波動が一瞬金属の奴の動きを止めるがそれで十分!
 「セイントォ~!セイントォ~!セイントッロボッットォ~!!」
 光の魔石で変身しつつ、金属の奴の上に跳躍しつつ金属の奴にパペットで狙いをつけ続けるため螺旋に体をひねり、
 パペットよりの光弾を撃って金属の奴をひるませつつ後ろに回り込むように着地、
 さらに、目の前の四体に向かって光弾を撃ちまくる!
 「うっ!」
 「ぐっ!」
 「うおっ!」
 「ちぃい!」
 四体が怯む、闇がそのまま光が一瞬溶岩が大げさ金属が両腕で守りつつ、と四体が怯む中で光の奴が周りに目配せ
 「落ち着け!」と金属の方に目線を向け「俺とこいつで防ぎつつ前に出る!」さらに闇と溶岩に目を向け「後ろから攻撃頼んだぞ!」
 「仕方がない」
 「任せろ!」
 「やってやるぜ!!」
 光のやつと金属の奴が前に出て両腕を交差させ防御、闇のやつと溶岩のやつが前に押して出てくる!?
 光弾を受けても無理矢理押し通ってくる!
 でも!!
 そして、私の前に来たところで
 光のやつと金属の奴が外側に退けながら闇の刃と溶岩のやつの拳が来る!?
 「ママママ~ッド、ママママ~ッド、ママママ~ッド、キマイラァ~!!マッドキマイラ!」
 その瞬間に右手を突き出し、
 パペットにエネルギーを集中させ一気に爆破!!
 四体をそれぞれ部屋の壁まで吹っ飛ばす!
 「なっ!?」
 「ぐっ!」
 「馬鹿なっ!?」
 「なんだとっ!?」
 よし!魔石押し!!
 ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!ワオーッ!・・・
 「マッドキマイラバッドブレイク!!」
 パペットを前に出しエネルギーを集中させ、目前に溶岩塊を形成、
 さらに、それを獅子、山羊、竜、蛇の形へと変形分離させ、
 「行けぇ!!」
 四体の怪物へとそれぞれ突撃させ、口に挟ませこっちに連れてくる!!
 「なっ!?」
 「なんだとっ!?」
 「なぜだぁ!?」
 「うぉおお!」
 そして、集めた怪人に、
 分離した四体を拳一つに戻し、マグマキマイラと化した拳を叩きつける!!
 「はぁああああ!!」
 「ぐわぁああ!!」
 「うぉおお!!」
 「ぐぉおお!!」
 「がぁあああ!!」
 こうして起きた大爆発により、怪人四体は倒されたのだった・・・
 
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