バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ニューロンズ:AI/14

ニューロンズ:AI 14
 
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 14
 
 「では・・・」
 アルゴリズムがゆっくり右腕を上げると、
 アルゴリズムの左右に白いイシルスと小さいアルゴリズムが先が光る杖を持ったようなウィルスがたくさん現れる!
 「これらは私が作ったウィルスです、ああ、よそには流してませんのでご安心を・・・」
 こいつ、依頼で変なウィルス作って無いだろうな・・・?
 と、右手が左側にいる近くで宙浮くイシルスの一体に向き
 「このイシルスは私がカスタマイズしたもので・・・」
 言いながらアルゴリズムの右手がイシルスからアルゴリズムを挟み反対側の小さなアルゴリズムの方に
 「こちらのウォーロは私のオリジナルでございます」
 まぁ、そうだろうな・・・
 そう考えている間にもアルゴリズムは右腕を下げ
 「では、これよりテスト開始です」
 白イシルスが突進し、ウォーロが杖を掲げて何か集中し始める!?
 向かい来たイシルスをエクサスが剣で受け止める、
 ガァン!!
 大きい衝突音が響き、エクサスが少し後ろに動く、
 「こいつ、他のやつよりも速度と衝突力が強い?!」
 「最適化の恩恵ですよ、ふっふっふっ・・・」
 なるほどね・・・
 アルゴリズムの含み笑いに納得しつつ
 「はぁっ!!」
 頭機関車がその拳を叩きつけ、白イシルスを弾き消去させる!
 「ぬん!」
 船あたまがショルダータックルで右近くの白イシルスを消去させ、
 「でやぁっ!」
 頭発電所が両手から出した電気で左側の感電させ消去させる、
 そんな中で頭機関車の目と顔がエクサスの方を向く
 「どうした、ちびっこ!」
 「なんだと!?」
 「落ち着け、今スキャンする、スキャン!」
 頭に血が上り右拳握り声が荒ぶるエクサスをなだめつつスキャンするが、なんだこれ・・・?
 様々なプログラム言語、訳の分からない関数、なんだこれは・・・?
 「おい!どうした!!」
 「あ、ああ・・・」
 頭機関車に注意したままのエクサスの叱責に目が覚める、とにかく使えそうなものを・・・
 「杖、炎!」
 と、ウォーロがいきなり杖を掲げ、そこから炎、氷、電気のレーザーが放射される!?
 「うおっ!」
 「あぶね!」
 「わわっ!」
 頭機関車船発電所が左右左と避ける中
 「これだ!」
 エクサスが手元に現れた杖を右手に取りつつその勢いで偶然左側に振るうと、エクサスに向かっていた炎のレーザーが曲がり、エクサスが向けた杖の先に向かう様にエクサスの意のままにレーザーが向かい、それに気が付いたように炎のレーザーを見るエクサスの目が見開かれるとエクサスがゆっくりと杖を反対側に動かせば周りを薙ぎ払う様にウイルスたちを一掃していく!?
 あれ、その杖、炎を発射する物だと思ってたが、そんな使い方もあるのか?
 まさかあのウォーロってウィルスの能力・・・?
 ううむ、やばそうだな・・・
 そう考えている間にも、エクサスが全てのウィルスを消去していたのだった・・・
 
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※この記事は検索エンジン向けタイトルとソーシャルメディア向けタイトルにAIタイトルもしくはそれを調整したものを採用しています