バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ニューロンズ:AI/15

ニューロンズ:AI 15
 
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 15
 
 「ううむ、納得いかん!!」
 「その通りだ」
 「運が良かっただけじゃないのか!?」
 頭機関車船発電所が目端上げ怒り文句を付けてくる、
 「こうなったら、直接バトルだ!!」
 「いいよな?」
 「ワイズ!」
 名前と共に振り返られ言われたアルゴリズムが頭機関車船発電所を避けるように体を右に傾けこちらを見る
 「私は構いませんがそちらは?」
 「どうする、セイザ?」
 そうだなぁ・・・
 エクサスに問われ・・・、振り返る頭機関車船発電所の方を警戒するエクサスに問われ一瞬考え・・・
 「どっかで喧嘩売られても嫌だしな、とりあえず、納得するまでやってみるか・・・」
 「おっしゃあ!」
 「いくぜ!」
 「きばるぜ!!」
 頭機関車船発電所が威勢のいい声を上げ
 「おらぁ!!」
 と共にの頭機関車が殴り掛かってくる!
 当たる前に俺が放った衛星からのショットでひるむ!
 「ここだ!」
 船あたまがショルダータックルかまして来るも、エクサスが避け通り過ぎざまその剣で一閃!
 「はぁあ!」
 頭発電所が両手から電気を放出するも、エクサスが跳躍!
 衛星からの連射からエクサスが剣で叩き斬る!
 背を伸ばすエクサスが口を開く
 「どうした?こんなもんか?」
 「なめるな!」
 「行くぞ!」
 「同時攻撃!!」
 頭機関車船発電所がパンチ、ショルダータックル、放電を同時に仕掛けてくる!
 それをエクサスが跳躍して避け、
 上空からの衛星からの頭機関車船発電所に狙いをバラしてのショット連打!
 頭機関車船発電所が怯んで一瞬動きが止まる
 さらに衛星を左手に持ち、落下着地からのショット連打しつつの三角形通り過ぎざまの三閃でダメージを与える!
 頭機関車船発電所が倒れ伏す!
 「ううむ・・・」
 「こうなれば」
 「調整してもらったあの力を試すしかない!!」
 なんだ、あの力って・・・?
 悔しそうな声からの決意を込めた声と同時に立ち上がる頭機関車と船あたまの胴体が機関車と船の中にそれぞれ収納され、
 こちらも立ち上がる発電所の上から凹凸が付いた城の頂点部に赤い目と四角い口が付いたような黒い頭が出て来て両腕が発電所の中に収納されつつ胴体が巨大化し足がのび、火力発電所の部分に両腕が機関車と船が合体!
 「いくぞぉ!!」
 3重の声がエコーする中、機関車の先が炎を纏いながら振り下ろされる!
 エクサスは避けようとするも床に叩きつけられたときに発生した炎の衝撃波を喰らう!
 「まだだぁ!」
 船腕肩突き出しての水を纏いつつのショルダータックル!!
 これも避けきれず水がかすり
 「ここだ!」
 振り返りつつの体に力を入れたポーズでの発電所からの電撃!
 エクサスは跳躍し避けようとするも
 範囲が広がり避け切れない!
 「っつ!」
 エクサスの痛みを堪え漏れる声!
 何がいい!?
 さっきスキャンした時のデータが多すぎる!
 どれがいい・・・?
 ええい、とにかく強そうなやつ!援護しないよりはましだ!!
 「魔術師、蒸気機関!!」
 エクサスの姿が変わる、魔術師のようなローブを纏い、
 赤、青、黄色の三色に別れたプレートと、手足首と頭に三色に別れたリングを付けている、
 光弾のような衛星・・・
 「こけおどしだ!!」
 機関車の先が炎を纏って叩きつけていく!
 「はぁっ!」
 エクサスの右手が突き出されると、炎の竜が頭機関車船発電所に纏う!
 「ぐぉおお!!」
 見た目には変わらないが頭機関車の苦悶の叫び!!
 「ええい!俺がやる!」
 船の肩先のショルダータックル!纏う水が炎の竜を消し去る!
 「これなら?」
 エクサスが左手を振るうと、川のように水が流れ、
 頭機関車船発電所がその流れに足を取られ背から倒れる
 「ぐお!?」
 「ええい、今度は俺だ!!」
 立ち上がる頭機関車船発電所が両手を胸の前で合わせ大量の電気を発電!!
 「セイザ、力を貸して!」
 「わかった!」
 エクサスも両手を胸の前に向け、そこに光球の衛星を移動させ、
 大量の電気を発電していく!
 「はぁああ!」
 頭機関車船発電所が両手を外側に解き放ち大量に放電するも、
 不思議と電気はエクサスの周りを取り巻き、
 「なにぃ!」
 だけど、エクサスの体に電気が走り始めてる!?
 「この大量のエネルギーのコントロールキツイぞ!」
 「わかってる、早めに終わらせる!」
 エクサスが光球を前にだすと、エクサスと頭機関車船発電所の大量の電気が幾条もの雷のように頭機関車船発電所に襲い掛かる
 「ぐぉおおお!!」
 その間にも光球に光を溜め、そこからのレーザーが頭機関車船発電所の胸を貫き、合体を解除させたのだった・・・
 「それまで!」
 アルゴリズムの声が響く、
 「ぐぬぬ
 「仕方ねぇ」
 「完敗だ」
 分離した頭機関車船発電所がうなだれる
 それぞれ尻もちをつき首を垂れる、横倒しに倒れる、背中から仰向けに倒れている・・・
 「大丈夫?」
 近づき、手を差し伸べるエクサス
 「すまねぇ」
 「まったく」
 「つかれた」
 手を順次取って立ち上がる頭機関車船発電所
 と、三体はエクサスを見て
 「とりあえず帰るぜ」
 「じゃあな」
 「次は負けねぇからな」
 そう元気を出そうとする声を発し消える
 その間にもアルゴリズムがエクサスに近づく、
 気付き振り返るエクサス
 「なるほど、君の力はスキャンと絆か、それなら・・・」
 
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※この記事は検索エンジン向けタイトルとソーシャルメディア向けタイトルにAIタイトルもしくはそれを調整したものを採用しています