バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ニューロンズ:AI/11

ニューロンズ:AI 11
 
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 11
 
 雪の積もった小型の家が、体を横に回転させ、自身の屋根先に生えた氷柱をこちらに飛ばして来る!?
 もちろん、イシルスもいる!!
 そいつらが大量に!
 「アイシクルだ!つららを飛ばして来るぞ!!」
 見りゃわかる!
 エクセルの声に心中で応えつつ俺は画面を展開し、
 「おい!一般人の戦闘なぞ許可しないぞ!」
 画面のみへびが指示を飛ばす!
 さらに、回り全てに聞こえるように首を回しながら叫ぶ!!
 「ポリスAI出動!たつりゅうや客人のAIと客人の安全確保も忘れるなよ!なめやがって、警察の力を見せてやる!!」
 青い警察官を無機質にして頭の帽子の上にシグナルを、前腕とすねと胸部にアーマーを付けたようなAI達が電脳空間に大量に出てくる、
 みへびもいくつか混ざってる・・・
 ポリスAIが拳銃で銃撃し、みへびが口から光を吐き攻撃していく、イシルスたちが転がり先陣切って突進していく関係で、
 イシルスたちは銃弾や光を受け倒されていくが奥のアイシクル達はまだ!
 アイシクル達の大量のつららが飛んで来る!
 ポリスAI達が左腕から盾を展開、つららを受ける!
 しかし、受けた場所から凍り付いて行き、ポリスAI達やみへびが凍り付いていく!
 「馬鹿なっ!?ここまで冷凍プログラムが強く・・・はっ!そのために空調を乗っ取った!?」
 みへびが何かに気付き目を見開く
 ええっと、つまり、空調プログラムを乗っ取ることで低い温度を出し続け、
 それ以外の温度判定プログラムを通じて電脳自体の凍る力を強くさせたってことか・・・?
 「おい!そんなの簡単に対策できるだろ!!ポリスAIを指揮している警察官を外に」
 まさか・・・?
 言いながら嫌な予感が走り俺はそばのドアを手で押す!
 冷たい!?
 さらにドアを押すが、鍵がかかっている時のように少し動くのではなく凍り付いたかのように、いや、凍り付き全く動かない!?
 この様子だと出入り口のドアも・・・?
 「とにかくどうにかしろ!出入り口のドアが動かなくても壊せ・・・強化ガラスだったっ・・・!」
 えぇ・・・
 みへびの言葉に呆れる間もみへびは周りに向かって叫ぶ!
 「よその署に救援を!外に出てるやつを呼び戻せ!とにかく耐えろ!この風は空調のハードをリミッター外して無理矢理ブーストさせてるはずだからいずれ壊れる!他の署からの救援もある!!」
 「でも、その前に被害者が出るかもだろ?」
 「だよな!」
 俺の言葉に続くエクセルの返答を聞きながら肌が刺すように寒くなる中で改めて画面を展開!
 「よせ!君達が行っても無意味だ!!」
 「無意味かどうか」
 「やってみなくちゃわかんないぜ!!」
 みへびの声を俺と共に否定しながらエクサスが前に出る!
 とはいえ、ポリスAIを一掃したあの数、無策では無理だ・・・
 「スキャン!」
 ジャミングに負けないよう強化したスキャンの力を見せてやる、
 出てきたのは・・・これは、あいつらが使ってる凍結プログラムか!?
 よし、こいつを逆用してやろう!!
 「凍結プログラム!壁!」
 転送!!
 エクサスの右手に現れたのは、青い光の塊・・・
 構えたエクサスはそれを見て画面内から俺の方を向く
 「おい!こんなんでどうにかできるのかよ!?」
 画面内から俺に正面切ってエクサスの文句・・・
 「いいから、皆の前に出てそれを盾代わりに使え、あと、くれぐれも床に付けるなよ?」
 「わかったよ!」
 凍り付いたポリスAI達の前にエクサスが躍り出る、
 無論、それを見たアイシクル達も一気にツララを発射!
 「ええい!破れかぶれだ!!」
 エクサスが青い光を前に出すと、青い光がツララを吸収し、その氷を元に氷壁を形成していく!!
 「どうなってんだよこれ!?」
 「合図あるまでツララを受け続けろ!あと、意志である程度大きくする方向を決められるから、床には当てずスレスレで、」
 「了解!」
 アイシクル達がツララを発射してくるもそれらは全て氷壁に吸収され、氷壁は巨大化、
 中には狙いを微妙に外して来る者もいたが、それらも氷壁は吸収し、ついには巨大なものに・・・
 「おし、今だ、蹴れ!」
 「了解!!」
 エクサスが巨大な氷壁を蹴ると、床に着地した氷壁が滑ってアイシクル達を巻き込んでいき、
 全てのアイシクルが巻き込まれたところを見計らい
 「今だ!!」
 エクサスが右手を思い切り握り込むと氷壁が一人でに破砕、
 破砕、いや、壁と凍結プログラムの無理矢理解除に巻き込まれたアイシクル達が爆発、消滅していく・・・
 「あっはっはっは!」
 聞いたことのない女の高笑い・・・?誰だ!?
 
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※この記事は検索エンジン向けタイトルとソーシャルメディア向けタイトルにAIタイトルもしくはそれを調整したものを採用しています