バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔石物語/8

魔石物語 8
 
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8 魔装の破片3
 
 「そんなことがあったんですか!?」
 私は思わず驚き声を上げていた・・・
 「あくまで真偽不明だからねこれ、」少し真剣にか目に力が入りながらの呆れた声から少し目をそらし「実際にそれっぽい大爆発はあったみたいだけど・・・」
 え?あったの!?
 「実際あったとしてなんでそんなことになったんだろう・・・?」私は思わず目を少し逸らしつつ思考を回す「やっぱり、魔力の連鎖反応によるものかな・・・?」
 「光や火が集まった時の属性集積反応かもしれないわね、後は自爆魔法とか爆発魔法が詰まっていたとか?そういう物は破片が出やすいし、場合によっては回収すらされないからね・・・」
 店主からの少しあきれたような声の反応に私は店主の方に見返し
 「いずれにしても、やりすぎはよくないって事ですね・・・」
 「さすがに、魔装の破片を集めまくって、だなんて例はこの話以外聞かないからね、破片にかかった魔法の組み合わせによってはどんな反応があるかわからないし、基本的に安全と確認が取れたものがいいかしらね、もちろん、うちはちゃんと鑑定してるけど・・・これでも魔道具鑑定士の資格も持ってるからね・・・」
 店主は呆れため息をするかの様な声で返す、
 にしても、道具鑑定士の資格かぁ・・・
 「ううう、私も取らなきゃいけないかなぁ・・・」
 ドガァン!!
 いきなり店外左方より大爆発の音!?私が悩み声を上げてるところに!?
 「あれ?ちゃんと鑑定したはずだけど・・・まさか、変な組み合し方でもしたかなぁ・・・?」
 店主ぅ~ほんとにちゃんとしたんですかぁ!?
 
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