バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ハーフビースト:ハーフヒューマン/15

ハーフビースト:ハーフヒューマン 15
 
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15
 
 仕方無くビル内を歩き回ってみる、
 異様に人がいない・・・
 エントランス奥左側中程から行ける白く清潔感のある通路なんだけど・・・
 廊下左右に時々ある部屋は軒並み鍵かかってるし・・・
 仕方無い、一旦入口に戻るか・・・あいつらが気が付いてれば教えてもらえるかもしれないしな・・・
 カミキリムシのおっさんも警察に連絡付いたかな・・・
 と考え始めたところ、右側の通路から出てきたのは半分ゴリラで猛反対は橙のスーツを着ている筋肉質の男性、なぜかメガネをかけている・・・
 それがおもむろにこちらを向き
 「貴様か?うちの社員を気絶させたのは・・・」
 「社員?兵士じゃないの?それよりも、ここのボスを教えて欲しいんだけど・・・それとも、俺への付きまといを止めてくれるならあんたでもいいよ?」
 が、その筋肉質なこわもての顔は表情一つ変えず、
 「ボスは最上階にいる、エレベーターから降りればわかるだろう、だが、たどり着かせるわけにはいかない・・・」
 ここの奴らは全員喧嘩ジャンキーかよ・・・
 自分の顔がめんどくささで力が抜けるのがわかる、
 「何?あんたもやる口かい?」
 「そういうことだ、さぁ・・・」
 ゴリラのおっさんがその猛打な右腕を振り上げ、こちらに向ける
 「試合おうではないか!!」
 
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