バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ダブモン!ダブルカードモンスター!!15

 

ダブモン!ダブルカードモンスター!!15
 
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 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 さらにそこから俺は2番に裏で、向こうは1番に裏で、チャージゾーンに裏側でカードを置いて、
 「セット!」
 「セット!」
 2番と1番のカードを表に!
 「オープン!」
 「オープン!」
 「ここで決めてやるぜ、来い、ジプシェリー!」
 「ダブモンNo.113、海月の放浪踊銃士、ジプシェリー」
 床の方から盛大な水をはねて透明な何かが飛び出して来た!
 それは、ええっと、クラゲか・・・?
 幾多の触手を二つにまとめ左右で縦にロールさせた様で、上の方には端が水色の上が丸く膨らんだ透明な帽子をかぶっているようであり、
 下の方ではわだかまる闇にに二つの縦長黄色光点が、まるで顔と目の様に配置されている
 「さて、そろそろ決着をつけさせてもらうわね、私が表にしたのはオーバー!」
 オーバー!?あれって、チャージーゾーンにカードが溜まれば溜まるほど強力な奴が出てくる・・・
 チャージゾーンにここまでカードが溜まってたらどういうことになるんだ・・・?
 「グギャオ!」
 ティングレイが女神の前に飛び出す
 「来なさい、ノヴァラゴン・オーバー!!」
 「ダブモンNo.146イィィィエェェェェックス!、爆輝の聖騎竜 ノヴァラゴン・オーバーァアアア!!」
 斜め四方から光の柱が一直線にティングレイに向かって行き、ティングレイの所で合流し、そこで光の爆発が起きる、
 しかし、その爆発のシルエットの中で、ティングレイの体が成長していくのが見える、
 羽はより大きく、手足と尾と頭が伸び、より鋭い印象に・・・

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 「グギャォォォォオオオオ!」
 光竜の爆哮が轟く時、それはその姿を現した、
 大きな二枚の羽は背に負うほどに大きく、なればこそ柔軟に羽ばたき、
 牙と爪も鋭くなり、その瞳は鋭さと迫力をまし、こちらをにらむ・・・
 「だが、そいつは召喚条件にチャージゾーンにオーバックスのカードが・・・」
 「無論、このターンにしっかり置かせてもらったわ!」
 女神がチャージゾーンのカードを一枚表にして見せてくる、確かにオーバックスのシャインエレメンタルディアライトってカードだ、マジかよ
 女神がカードを戻し
 「さらに、ノヴァラゴン・オーバーのオーバーで呼び出した、シャインエレメンタルフラッシュも発動させてもらうわ!この効果で、1番戦闘でこちらが勝った時、2番のジプシェリーもトラッシュに送らせてもらい、ライフカードにダメージも与える・・・」
 そんなんありかっ!?
 「さぁ、ジプシェリーのコストを支払いなさい・・・」
 「ぐっ・・・俺は、ジプシェリーのコストに、炎狼の遠吠え、ダーククリアライズ、ダーククリアライズ+を指定し、炎狼の遠吠えを発動させるぜ、イモーシンのパワーを300アップだ・・・」
 イモーシンが雄たけびをあげ、その体に火の粉をまとう、さて、ここからどうなるか・・・
 「さぁ、1番戦闘よ・・・」
 女神の声に、カンテーラが立ち上がり、
 「イモーシン、その体、借りるぜ?」
 「行きなさい、ノヴァラゴン!」
 「グギャォオオオオォオオオ!!」
 カンテーラがイモーシンに憑依し、ノヴァラゴンが雄たけびをあげ、対峙する!!
 このまんまだと勝てねぇ・・・まずは使えそうなものから・・・
 「俺は、ダーククラウドモクモクの効果を・・・」
 「シャインエレメンタルパワーで相殺ね!」
 「黒煙!」
 イモーシンが口から煙を吐く、しかし、自然とノヴァラゴンの体内から放たれる光により、吹き散らされていく・・・
 ええい、ただふわふわ浮いているだけなのに!
 「なら今度はこれだ、マルチエレメンタルパワーでイモーシンのパワーを600上げる!」
 「うぉおおおお!!」
 カンテーラが叫び、イモーシンの周りの炎が強くなるが、女神は何のリアクションも示さない、ううむ、ゆさぶりには乗ってこないか・・・なら・・・
 「俺は、ダークバリブラスの効果でノヴァラゴンのパワーを2400分下げる!」
 「シャインエレメンタルフローで相殺ね!」
 「針灸のイモリ イモーシンの効果でイモーシンのパワーを2300分上げる!」
 「シャインエレメンタルパワー+で相殺よ!」
 げぇ・・・脅威になりそうなやつだけきっちり相殺してきやがった・・・ううむ、これ以上は無意味か・・・
 「すまん、カンテーラ、行ってくれるか?」
 「任せろ、火取り針!」
 カンテーラが両手の針をノヴァラゴンに投げる!それは飛ぶほどに黒く染まって行く・・・
 「グギャアァァアアア!!」
 が、ノヴァラゴンの光の咆哮一発で弾き飛んだ、
 「っち、ならこいつは・・・」
 イモーシンが走り込み、両手の針をがむしゃらに投げまくる!
 「火針千本!!」
 これにはノヴァラゴンも上に飛んで避け
 「逃がさねーぜ!」
 そのままイモーシンは針を投げ続け
 「うっ・・・!」
 一瞬、一瞬だけ、上空の太陽の光でうめいた、
 その瞬間、ノヴァラゴンがその両翼で風を起こし、イモーシンを弾き飛ばす
 「うぉっ!」
 そこで・・・口に光を溜め始める、その間にも吹き飛ばされた勢いで転がるイモーシン、
 転がるのが止まり、立ち直った時にはもう遅い
 「行きなさい、ノヴァバスター!!」
 ノヴァラゴンの吐く極太の光が、大地に直撃!そこから一直線にイモーシンの方に向かい
 「うぉおおおおお!!」
 イモーシンを吹っ飛ばしながら爆発させ、消滅、そこから飛び出たカンテーラも狙い、焼き尽くす!
 「わぁあああああ!!」
 「カンテーラ!!」
 その光が、今度はジプシェリーに向かって行く、
 驚き背後に逃げるジプシェリーだが、逃げられないと悟ったか一気に反転トビタカウオに近づき、
 寸前に触手から毒針をトビタカウオに撃ちとっさに避けさせ、その間にトビタカウオの向こうに跳んでトビタカウオに接近、トビタカウオは冷静に反転して離れようとするが反対側から来た光に思わず動きを止め、その間にジプシェリーが至近距離から毒針を撃って爆発消滅させ、自身もノヴァラゴンの光を浴び、爆発、消滅した・・・
 が、いつの間にか、女神の目の前の地面から飛び出し、つるはしを叩き付けていく存在が・・・
 外骨の工事現場員 イナコンストだ!
 「きゃ!」
 お・・・地面から出る衝撃で浮いた・・・
 いきなりで驚く女神だが、スカート長いと見えないな・・・
 女神の周りにバリアが出き、そこにつるはしが叩きつけられ、さらにそれを連打し、バリアを砕く!
 が、その衝撃でイナコンストは吹き飛び、そこについでとばかりに続けて発射されたノヴァラゴンの光により、イナコンストは俺の後ろを超えて大きく吹き飛ぶ、
 「さて・・・」
 女神がスカートを両手ではたき、こちらに笑顔を向け、流れで首を小傾げ
 「まだやる?もうライフカードないけど・・・?」
 「無いのはそっちも同じだろ?大丈夫だ、仕込みはしてある」
 「そう、それじゃ、楽しみにしてるわね」
 「俺も忘れないでくれよ?」
 「グギャグギャ」
 カンテーラとノヴァラゴンが俺達の前に戻る中、
 「忘れやしねーよ」
 「忘れないわよ」
 そう言いつつ、俺は元は真ん中の、女神は一番左手側の最後のライフカードを引く!
 そして、互いにチラリと見つつ左手の手札に加え、
 「ターンエンド」
 「ターンエンド」
 宣言する!
 
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