大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話17 妖魔版
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俺達は先にあった大きな門を開く、
が、俺達が予想していたものはそこにはおらず、それよりももっと大きく、禍々しいものが存在していた・・・
左右に砂の顔持つ三つ首の犬、
だが、年季が入ったような白い毛が混じり込み、砂の顔には砂鉄を固めたような鉄の部分が垣間見える・・・
明らかにケルベンドよりも強力に成長した存在・・・
「安心しろって」
「どうにかするわ」
「俺達に任せな」
「あ、今回は僕も行きますです」
カンテーラが普段通りに、フリィジアが自信ありげに、イグリードが少し楽しそうに、ウィルピーがこともなげに前に出て、それぞれの得物と拳を構える・・・
「ぐぉおおおおおお!!」
犬が吠えると犬の両肩の顔が砂のケーブル付きで射出!
「はっ!」
こちらに届く前にフリィジアが槍を振るった瞬間右側の首が凍る!?
「はぁっ!」
イグリードが拳に炎宿らせながら前に突き出すと、
拳から炎が射出、正面にあった犬の顔にぶつかり爆発!犬の顔を砂へと還す!!
その間にウィルピーが近づき鍛冶槌を横に
「でやぁ!」
正面から胴体に横から鍛冶槌を叩き込む!
痛みでか動きが止まる三つ首犬!
「今です!」
「はいよ」
ウィルピーの合図にカンテーラが上まで飛び、
三つ首犬の真ん中の顔に向かって
「カンテラハンマー!!」
カンテラを叩きつける!!
と、金属の轟音と共に三つ首犬は横に完全に倒れ、
そこでカンテーラが何事もなかったかのように俺達を見る
「さ、行こうぜ!!」
名・砂塵の評討論者 ケルザード ダブモンNo.116
概・M モンスター コスト3 パワー3600 哺乳・地属性
発・戦闘前・自任意・時限無し・条文の頭に指定:主対象:
条・一・次の戦闘に参加するこのモンスター
二・相手のモンスターゾーンの
パワー2500以下のモンスター全て
効・二を全て相手のトラッシュに送る
文・砂で出来た顔を両肩に持つロットワイラー型のダブモン、音、物語、味、匂い
等を常時自分の中で論し自身の理論と信念に基づき時に相手との討論すらいと
わないたまに自身の砂顔とも討論しているが考えをまとめるためともいわれる
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