鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話03
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僕の名前は海象、鼓動、
少し太めの体型で短い黒髪k橙と緑の長袖サバンナ草原シャツを着
腰にボックス状のポケットがたくさんついた膝上までの皮を一対垂れ下げ、長ズボンのジーンズをはき、
背腰に袋を付けている
「ふうむ、金属が多いにしては火の力が強いな・・・」
右肩の方で言い出したのはイグリード、
二頭身人型の炎の精霊のようなダブモンで、
僕の三分の一程の身長、こわもてで、燃え盛る髪と、筋骨隆々な灼熱の肉体を持っている、
「火の力が強い、ね・・・」
先頭でそうつぶやいたのは双運、良星、
黒目、立った黒髪に黒いバンダナを巻いていて、
赤銅色の袖なしシャツ、左肩後ろは炎翼のブローチ
ジーパンを履き、ポケットを大量に垂れ下げたベルトを腰左右に、さらに、腰掛けの袋、
「とっとと行くぞ~」
その頭の上でやたらと調子よく言っているのはカンテーラ、
濃紺のフードと袖の付いたマントの頭部分の中には黒いもやに黒の両瞳のみを覗かせ、
左手には黄色の燭台カンテラを持っていて、
フード右上には太陽と流星の間のような放射状にいくつもの線が付いた少しの楕円のような飾りがある、
「火の力ね・・・」
僕の前、良星の後ろでそう言ったのは稲走、兎白、
身長は高く痩せ、ぼさっとした髪、体には波から飛び出す鮫の絵が描かれた長袖のシャツを着ており、
荷物入れの袋を背腰に付け、
ポケットがたくさんついたジーパンを履いている、
「好きじゃないわ、力が削られるのを感じる・・・」
兎白の右肩の所で愚痴ったのがフリィジア、
氷で出来た精霊のような姿をしており、
身長は僕達の3分の1くらいで、両肩に氷の鎧の意図持ち、液体状の氷のようにくねる髪、
前髪はオールバックの髪のようなものにクリスタルみたいな形のの氷が並ぶ、
ま、氷の精霊型だからか土地の火の力が強いと力が弱まってしまう・・・らしい・・・
「ま、ちゃっちゃと抜けるのがいいってことね」
僕の後方で気楽に言ったのは蜜羽、四葉、
金のツインテールに盛大にヒラヒラの付いた白いシャツ、黒スカート、黒タイツ、
首元に黒リボン、左胸に筆記体で黒字金縁で意の文字が書かれたバッチ
横腰に腰掛けの袋を着けている、
「危険が無ければいいですねぇ~」
そう、四葉さんの横で少し心配そうに言ったのはウィルピー、
炎のように揺らめく光には黒い両目が付き、背中にハンマーと鍛冶鋏を交差させ背負っている、
さて、この先には何があるのやら、
僕達は前へと進む・・・
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