騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話02
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久しぶりに緑の草原が前に広がり、その上に通る道を歩いている・・・
「この近くには魔族いなさそうだな・・・」
尚、遠きに木々も見えるがそれも健康的な新緑の葉とこげ茶色の幹の木だ・・・
俺の名前は双運、良星、立った黒髪黒目頭に黒いバンダナを巻き、
赤銅色の袖なしシャツを着て、左肩後ろには炎翼のブローチを付けていて、
左右にポケットを大量に垂れ下げたベルトを腰につけジーパンを履いており、腰掛けの袋を付けている
「なら、ちょっとは気楽に行けるな・・・」
俺の少し後ろでそう重さを軽さに変えるように言ったのは稲走、兎白、
俺よりも身長は高く痩せており、ぼさっとした髪に波から飛び出す鮫の絵が描かれた長袖Tシャツを着ており、
青く、ポケットがたくさんついたジーパンを履いていて、
背腰に荷物入れの袋を付けている
「そうね、よかったわ」
と、兎白の右肩の方でそう言ったのはフリィジア、
氷で出来た精霊のような少女であり、
身長は標準の俺達の3分の1くらい氷の鎧の意図持つ両肩、液体状の氷みたくゆれる髪
オールバックの髪のように流線状にクリスタル状の氷が並んでいる、
「よかった・・・」
さらに後ろからそう安堵の声を上げたのは海象、鼓動だ、
少し太めの体型、短い黒髪、橙と緑の長袖サバンナ草原シャツを着て、
長ズボンのジーンズに腰にボックス状のポケットがたくさんついた膝上までの皮を、
一対垂れ下げている
「そうだな」
そう鼓動の右肩の方で軽く交わしたのはイグリード、
人型の二頭身炎の精霊であり、
俺達の三分の一程の身長のこわもての顔に燃え滾る髪を持った灼熱の肉体を持つ、
「最近、色々あったしねぇ」
最後尾から呆れたように言葉を発したのは蜜羽、四葉、
金髪のツインテールに黒スカート、黒タイツ、盛大にヒラヒラの付いた白いシャツに首元に黒リボンをつけ、左胸に筆記体、黒字金縁で意の文字が書かれたバッチを付けていて、横腰に腰掛けの袋をかけている
「僕達、魔族を追ってるんですよ・・・」
そう返したのは四葉の左横にいるウィルピー、
黒い目が付いた炎のように揺らめく光、背中にはハンマーと鍛冶鋏を甲9ささせ背負っている、
「ああ、いないぜ、魔族は・・・」
不気味なことを言いだしたのは俺の頭の上にいるカンテーラ、
濃紺のフードつき袖付きマントの頭部分の中に黒の両瞳のみを覗かせていて、
左手に黄色の燭台カンテラを持ち、マントの中は黒いもやのようになっており、
フード右上の目出しとの境界線の所には太陽と流星の間、少しの楕円に放射状にいくつもの線を付けたような飾りがある
「なんだよ・・・」
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