バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話/04

鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話04
 
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 4
 
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「スチービー」
 「ダブモンNo.424、蒸蜂の高炉冷却工、スチービー」
 溶岩塊の前に直線的な鋼のボディ持ち、蒸気を両羽のように吹き出す蜂が現れ飛ぶ!
 「モガマント」
 「ダブモンNo.351、赤布の山林見回り作業員、モガマント」
 僕の現れたのは赤いマントのようなダブモン、
 燃えるような赤いマントだ
 「『スチービーのコストにアイアンアゲートエレメンタルパワーとアイアンアンシルドエレメンタルパワーを指定!』」
 「『こっちはマグマエレメンタルパワーとグラグツエレメンタルパワーを指定!』」
 1番戦闘!!
 イグリードとスチービーが対峙!
 スチービーが蒸気羽を広げ吹き出し飛ぶ!
 対し、イグリードは右拳を握ってスチービー中央に拳をしかけ、
 だが、スチービーはいきなり蒸気を前方に吹き出し後ろに跳びつつ拳を受け止め衝撃を吸収する、
 「っち、だがこれなら!」
 今度は右手を広げてスチービーの顔を握り、無理矢理に下に飛んで地面に叩き込もうとする!
 だが、叩き込めない、いきなり蒸気を地面に吹き出し抵抗してるかのように止まる!
 「な・・・この!」
 すると、スチービーの尾がイグリードに伸び、針が出て胴下に突き!
 「痛ってぇ!!」
 思わずイグリードが痛そうに涙目になりながら大口開け手を離しながら飛び跳ね針の当たったところを手で抑え、
 が、そこでその蜂がイグリードに六つ足で取りつき己ごと蒸気で包む!
 「んがっ!」
 驚きスチービーを両手で持って引きはがそうとするイグリード、が、蒸気が止まるとスチービー中央内部が赤く光り始め、
 ズドン!!
 いきなりの蒸気の爆発に地面に叩きつけられこちらまで擦られ来るイグリード!
 「イグリード!」
 「うぐぐ・・・」
 思わず駆け寄って持ち上げ、元の位置に戻り横に置きのぞき込む、
 イグリードは歯を食いしばって顔がこわばり辛そうな顔・・・
 それが僕の方に弱々しく目線を向け
 「すまねぇ、少し休ませてくれ・・・」
 「うん、わかった・・・」
 「ここでスチービーの効果発動!『スチービーを3番に移動し追加攻撃!!』」
 な・・・
 モガマントが向こうに飛んでいくと同時に、スチービーが蒸気噴き出す羽根でこちらに跳んで来る!
 モガマントが布の前の方でドリルに噛みつきかかりドリルに弾かれ、
 スチービーが蒸気をこちらに吹きかける!?
 あっちぃ!
 思わず右腕で蒸気を遮るように防御!
 熱いけど、何とか耐えられる・・・
 「ともかく、ここで・・・」
 僕は溶岩塊の方を見ると溶岩塊もモガマントが上の方から僕の方に離れており溶岩塊が僕の方を見て
 ターンエンド!
 互いに宣言する!
 
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