オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイト・スター/13

オリジネイトスター 13
 
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 一気にバイク間を抜け、一位に躍り出る・・・
 そしてピットに帰ってくるとコウが駆けてくる、後ろにおやっさんもいる
 「常勝ですよ!このクラスも楽勝じゃないですか!」
 「ほっ、このぐらいで満足していたらまだまだ・・・」
 「ああ、そうだな・・・」
 俺の言い様にコウのテンションが少し下がる
 「どうしたんですか?」
 「すまない、ちょっと出てくるわ・・・」
 俺はバイクを降り、ウォッチと共に気分転換に外に出る、アストの奴、なんか元気なかったよなぁ・・・
 
 「あれは・・・ダークマター!?」
 アストがもう戦っている!?
 「はぁああ!!」
 アストの拳の一撃を受け、流れる川の造詣を全身に入れたダークマターが逃げていく・・・
 「おい!大丈夫か!!」
 アストが話しかける後ろに・・・腰が抜けたあいつよりも少し年下の女・・・?
 少し活発な雰囲気の、白い服にオレンジのタイトロングスカートにポニーテールの女性だ・・・
 「あ・・・ありがとうございます・・・」
 女が立ち上がり頭を上げ下げしている間にアストが変身を解く・・・
 「あの・・・警察に行った方がいいでしょうか・・・?」
 「いや、警察じゃ対処しきれないだろう・・・」
 「どうしよう・・・また狙ってきたら・・・」
 「どうもしない、俺が撃退してやる」
 「え・・・?それって、私のボディガードになってくれるってことですか?」
 「そういうことではないが、俺のような男が付きまとって迷惑じゃないのか?」
 「そ・・・そんなことは・・・」
 お・・・これは・・・
 出るタイミングを失い、俺は思わずこそこそと隠れて様子をうかがう・・・
 二人がどこかに歩いていく・・・
 こっそりそれを追う俺・・・
 「食べないんですか?」
 ソフトクリームを差し出されるアスト・・・
 「いらん」
 人工池向こうに大規模な実験発電所を遠くに臨む場所にあるベンチに一緒に座り休憩する二人・・・
 「まったく、いったいいつになったらダークマターは現れるんだ?」
 アストのやつ、だんだんいら立ってきてるな・・・
 「ねぇ、何してるの?」
 「うわ!魔帆!?いやな、ほらあれ・・・」
 と、いつの間にか後ろにいた魔帆と共に建物の影に隠れながら右人差し指をアストの方に向ける・・・
 「あれは・・・アスト、と女の子・・・?」
 「ダークマターに襲われてたところを助けて、ボディガード代わりにって・・・」
 「あの!」
 ん?何か話し出した!?
 「あんな怪物と、ずっと戦ってるんですか?」
 「そうだ」
 正面を見ながら返すアスト
 「どうして・・・?」
 「大切なものを奪われた、だから、それだけだ」
 「復讐・・・ですか?空しくはならないんですか?」
 「とっくに空しい、だがそれは復讐してるからじゃない、大切なものを奪われたからだ、だから戦う、この空しさをかき消すために・・・」
 「ならば、その虚しさ、今すぐ消し去り、その子の絶望に変えて差し上げましょう」
 いきなりアストたちの正面に何かが下りてきて着地する!
 あれは、ブレイザとさっきのダークマター!!
 思わず立ち上がるアスト!
 「貴様、ブレイザ!どういうつもりだ!!」
 ブレイザがおどけて両手を広げ斜め上など見つつ
 「少し泳がせていたのですよ、急に目の前に現れて倒されるより、親しくなってから倒された方が絶望が大きいと思ってね」
 「だが、貴様が現れたのは好都合だ!」
 「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンド「行くぞ!!」
 「俺達も行くぞ」
 「そうね」
 「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・ス「行くぞ!!」
 「おおっと、あなた方に邪魔はさせません」
 ブレイザが俺たちの方に伸ばしてきた髪の毛でドームを作って覆いつくしてきた!?
 「こんなもの、斬り裂いてやる!」
 「蟹座、魚座水瓶座!!チェンジ!!マキュリーィイイブレーーーーイド!!その吹き出す水はただただ薄く「はっ!!」
 「おおっと、弱いところを攻撃されてもかないません、それ」
 髪の様々な場所から黒い小石が飛び出しつつ地面に落ち・・・小惑星の頭をした奴らに変化する!
 そのまま水刃を伸ばした剣をふるって一体を斬り捨てるもその先で水の刃は髪の毛の檻に弾かれ、さらに黒い小石が次から次に湧いて小惑星を生み出してくる!これじゃ、壁際にも行けやしねぇ!
 「さ、この間にやってしまいなさい!ダヌス!」
 ダークマターがアストに向かっていき、攻撃を仕掛ける、
 「なめられたもんだな!!」
 その拳を叩きつけると、なんと、拳がめり込み、攻撃の衝撃が吸収された!
 「なんだと!?」
 逆に払うように拳で反撃を食らうアスト
 「ほっほっほっ、その者は自身を液状化できるのですよ」
 笑うブレイザとダークマター
 「それならば、物理攻撃以外で攻撃すればいいだけだ!」
 「獅子座、蠍座みずがめ座、チェンジ!!マーズフレイマーァアアア!!ゴミと敵を灰と焼き尽くす地獄の業火「ダークマターは焼却だ!!」
 両腕を伸ばし火炎を放射するが、ダヌスは動きを変えず全く動じず、まさか、全くダヌスに効いていない!?
 ダヌスが一気に近づき右拳を叩き込んだ!
 「なっ!?ぐはっ!!」
 「あっはっはっ!あなたがその力を使うのは予測済み、火炎対策をしていないわけがないじゃないですか」
 さらに、ダヌスが両の拳を左右と振るい、追撃!
 「がっ!がはっ!!」
 アストが倒れ伏す、
 「さぁ、やっておしまいなさい!」
 「アスト!!」
 「俺は・・・ここまでなのか・・・復讐も果たせず・・・何もできず・・・いいや、違う!」
 立ち上がるアストの体から炎が・・・?
 「例え、何もできなくても・・・やれることはすべてやり・・・散って見せる!!」
 アストの体から大量の炎が・・・?
 「まさか・・・自爆する気か!?」
 「逃げられる奴は逃げろ!俺はもう・・・なにも構いやしない!!」
 「そんなのダメです!!」
 あの子はさっきの女の子・・・!?
 女の子が逃げずにアストに大声を掛ける!
 「復讐したいのなら、もっと考えましょうよ!復讐したって、あなたが生きてないと復讐できたなんてわからないでしょう!!生きてください!!たとえ復讐のためでも!!」
 「復讐のためだろうが・・・生きる・・・?」
 アストの火が収まっていく・・・?
 「・・・少し頭が熱くなっていたようだ・・・はぁあああ!!」
 すると、唐突にアストがブレイザに火炎を吹きかける!
 「な・・・ダヌス!!」
 ダヌスがブレイザを守るように割り込み!
 「はぁああああ!!」
 ダヌスが赤熱し、爆発!!
 「何だと!!」
 その勢いにブレイザが跳ね飛ばされ、髪のドームが解ける!
 「魔帆!!」
 俺は女の子に向かって道を斬り開くように剣を振るう!!
 「はっ!はっ!はぁっ!!」
 「わかった!」
 魔帆が女の子の方に向かっていき、確保する!
 「貴様ら!」
 俺はアストの方に向かうが、ブレイザが通せんぼする!!
 「貴様だけは絶対通さん!」
 「おいおい・・・」
 「ダヌス!こいつが紫のに変身する前に一気にアストを倒してしまえ!」
 「なにっ!?」
 俺がヴィナスミステリアスになる前に、アストに爆発で背を打ち倒れていたダヌスが液状化してまとわりつき、一気に爆発!
 「がはぁあああああ!!」
 「アスト!」
 「はーっ!はっはっはっ!!」
 ブレイザが笑う中、俺は一気に走り出し、その剣でダヌスを斬り払いながらアストに駆け寄る
 「アスト!」
 「まだだ・・・」
 アストが立ち上がる・・・
 「生きて・・・生きて、生きてやる!そして、ダークマターを・・・倒すんだ!!」
 何だ!?発電施設に三つのコスモスターが・・・そして、発電施設よりカードメモリが飛んできてアストの手に収まった・・・!?
 「いいさ・・・やってやる!!」
 カードメモリをウォッチにセットした!?
 「牡羊座山羊座魚座!」
 そして、デジタルウォッチを押す!
 「チェンジ!ジュピターァアアサンダーァアア!」
 両肩に発電機が付き、頭も小型の発電機のような見た目となり、電気が体に流れ、緑色のスーツに・・・
 「己の身を削り、発電し、電撃を練り上げる、バイオパワーハツデッカー!!」
 「はぁああああ!!」
 体に電気を流しつつ、一気にダヌスに近寄り殴りかかる!
 すると、ダヌスが感電し、動きが止まった!
 「はっ!はっ!!」
 そのまま両の拳で左右と殴り掛かり
 「とどめだ!」
 ウィッチを押す!
 「ジュピターサンダーフィニッシュ!!」
 すると、右前腕から回転式の90度に左、右と二回曲がったレバーが飛び出す!
 「な・・・こうか!」
 アストが左手でそのレバーを回し、
 「はああぁぁぁ・・・」
 右手に電力を溜めていく・・・
 そして、レバーを放して
 「はぁあああ!!」
 溜めた電気を右拳と共にダヌスに叩き込み、全身に電気を送り込み爆発させた・・・!
 「やった!」
 女の子からコスモスターが飛び出しアストの方に、
 「ちっ!」
 ブレイザも引き上げていく・・・
 同時に女の子がアストに駆け寄り
 「待て!」
 変身が解かれながらアストが声でそれを制止する
 「俺は復讐の戦士だ、馴れ合いなど必要はない、これ以上俺にかかわるな、わかったな!!」
 アスト・・・女の子を巻き込まないために・・・
 アストがそうして去っていく・・・
 あ!気が付いたらダヌスがいた場所にそいつのクリスタルが落ちてる!
 そうか、俺が斬り払ったから・・・なのか?まぁいいや、とりあえず、回収しとくか・・・
 
 一気にゴールを駆け抜ける・・・
 そしてまたピットに戻り、いつも通りにコウが駆けてくる
 「今日はあっさり行きましたね」
 「心残りはどうした?」
 「まだ晴れちゃいないさ、だが、少しはましになった、かな?」
 今度はコウが少し目を見開き嬉しそうに
 「えぇ~そうなんですか~」
 「何だよその言い方は」
 「ま、どうあろうとかまわんわい」
 「おいおい・・・」
 ったく・・・
 ま、あいつが自爆特攻とかやらずに済みそうだったのはよかったが・・・さて、ここからどうなるやら・・・
 
 アスト第3のメモリ登場!!
 「ジュピターサンダー!」
 メモリをセット!
 「牡羊座山羊座魚座!チェンジ!ジュピターァアアサンダーァアア!己の身を削り、発電し、電撃を練り上げる、バイオパワーハツデッカー!!」
 雷の力をその手に!!
 DXジュピターメモリ!!
 
 手に入れろ、メモリーシリーズ!!
 
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