バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイトスター/14

オリジネイト・スター 14
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20200602181345p:plain
 
 オフロードのレースを一気に駆け抜ける、しかし、寸前で追い抜かれた!?
 そうして、ピットに戻り、
 コウが駆けてくる、後ろにはおやっさん
 「2位ですか・・・調子悪いんですか?」
 「かもしれないな・・・」
 「心残りが少し晴れたとか言っていたらこの調子、まったく、先が思いやられるわい」
 「言ったな!」
 言いつつもウォッチのところまで行く、
 あ!ウォッチに赤い点が!
 「すまん!少し行ってくるわ!!」
 
 あれは・・・バットラーともう一体、ダークマター
 頭が上が平たい山に目が付いたようになっていて、体の各所にも上が平たい山のオブジェが付いているような
 二体が厚手の長くて白いワンピースに麦わらボスを被ったおばあさんを襲っている!?
 「待て!バットラー!」
 二体がこちらに振り向く
 「ほう・・・来ましたか・・・ブルテ、やってしまいなさい!」
 左手からバイクが跳躍して俺の横に止まり上に乗っていたアストも降りて来た!
 「ちょうどいい、新しい力、お前たちで試してやる!」
 「なら俺も・・・やってやる!」
 行くぞ!
 「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・スターァアアアア!!」
 「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンドアストォオオ!!」
 「さらに」
 「さらに」
 メモリを装填!
 「天秤座、蠍座、乙女座」
 「牡羊座山羊座魚座
 「チェンジ!ヴィナスミステリアス!!」
 「チェンジ!ジュピターァアアサンダーァアア!!」
 「その流線まさに磁力の申し子、その神秘性はまさしく不可思議、ヴィナス、ミステェリアス!!」
 「己の身を削り、発電し、電撃を練り上げる、バイオパワーハツデッカー!!」
 「行くぜ!!」
 「行くぞ!!」
 まずは宙飛ぶバットラー!
 「はっ!」
 俺は二つの磁力球を飛ばし、一つがバットラーに当たる!
 同時に、もう一つが地面にも当たり、そちらにバットラーが吸い寄せられていく・・・
 「何だと!?」
 「なら、俺はこっちだ!」
 アストがブルテの方に向かっていき、その電撃の拳をぶち当てる!
 ブルテが反撃にと右拳で一撃入れるが、逆に感電したかのように引いた
 「どうした・・・この程度か!!」
 アストが右左とその拳で追撃していく
 たいして、こちらは、思い切り羽根を動かし抵抗するも磁力に吸い込まれるバットラー
 「ば・・・馬鹿な!?」
 そこに俺が移動し、拳を叩きつけ吹き飛ばす!
 「ぐはぁ!?」
 だが、吹き飛ばされても、磁力で戻ってくる
 そこをさらに殴り飛ばす!
 「がはっ!?そ・・・そんな・・・」
 戸惑っている間にもまだ戻ってくる
 アストが順番に一気に拳と蹴りを叩きつけ、吹き飛ばす
 「そろそろとどめか・・・」
 しかし、ブルテが上が平たい山のオブジェを出しつつそれを縦チョップで割るような攻撃で衝撃波を出し反撃!寸ででアストが体を横に動かしつつ90度動かし避け
 「ぐっ・・・やるじゃないか」
 「いい加減にしろ!!」
 と、バットラーが一気に滑空するように両翼を伸ばし、勢いよく俺に翼を叩きつけつつ上に飛んだ!
 同時に磁力も消える・・・
 時間切れか?集中が途切れたか?
 その間にもバットラーとブルテが合流、俺もアストと合流する、
 「一気に行くぞ」
 「ああ」
 「ライブラストライク!!」
 「アリアスストライク!!」
 「これでどうだ!!」
 バットラーとブルテのクリスタルと縦チョップでの衝撃波!
 しかし、俺の前に出現した横並ぶ二つの磁力の盾と俺達を覆う羊毛の防御に弾かれ
 「・・・ライブラバランス!!」
 「・・・アリアスウールディフェンス!!」
 「ならばもう一撃」
 「そうはいくか!」
 羊毛が攻撃を受け雷雲となり、あいつらの上まで飛んでいき、幾度も雷を落とす!
 「なっ!?うわ!?うわっ!!」
 懸命によけようとする間にも、磁力の盾が回転しながら横倒しになって薄いブーメランとなってエネルギーを内封し、
 「はっ!」
 俺が両手を前に出すとともに左右より左、右と襲い掛かる、振り子のように反転してもう一撃襲い掛かる!
 「うわっ!うわわっ!!」
 「そろそろ行くぞ」
 「ああ」
 アストの言葉に合わせ、ウォッチを押す!
 「ライブラ・コンストレーション・フィニッシュ!!」
 「アリアス・コンストレーション・フィニッシュ!!」
 アストが右足に出現したレバーを回し発電し離し、跳躍、
 俺は宙に浮きながら両手に発生した磁力球が円盤のように変形していくのを見て両手を合わせ、両手を右腰後ろに引くように構え・・・
 アストの後ろに羊の雷雲が移動し、それが電撃を放ちながらアストが一気に蹴りかかり、
 俺は両手の円盤を思い切り投げ、円盤が二体にヒットしつつ、アストの蹴りが直撃する!
 「く、くそ・・・」
 バットラーが飛んで逃げていく、同時にコスモスターがアストの方に・・・
 そして、おばあさんがアストの方に近づきずつ俺たち二人を見るように頭を下げ
 「ありがとうございました」
 「いや、当たり前のことをしただけだ」
 「だな」
 クリスタルも回収する・・・
 
 一気にゴールテープを駆け抜ける・・・
 そうして、ピットに戻る!
 と、コウが駆けてくる、無論、後ろにおやっさんもいる
 「おっ!調子戻ってきましたね!」
 こいつも調子のいい笑顔だな
 「まぁな」
 「ふむ、ま、調子悪いよりはいいかの、今後も精進せぇよ」
 「わーってるよ」
 
 「どうですかバットラーさん、私の手にかかれば・・・」
 「いらん、そんなものに手を貸すつもりはない」
 ん?昏く、瓦礫が散乱する場所でバットラーが背を向けてるところにブレイザが一方的に話しかけてるな・・・
 「あら、どうしてです」
 「その技術で私は改造できない、大方、実験台にでもするつもりなんだろう?」
 「あらあら、これも我らの宿願のためですよ?」
 「だからいらんと言っている!」バットラーが激高し、ブレイザに振り返った「私は、私のやり方でどうにかする、それだけだ・・・」
 
 データバトルWカード!
 とうとうヴィナスミステリアスと
 ジュピターサンダー登場!
 さらに、
 ボスラッシュキャンペーン!
 三連続で、歴代ボスを打ち倒せ!!
 倒せば、キラレアカード排出確率大幅アップ!!
 データバトルWカード!!
 
 スターキャンペーンで、カードメモリ使用でオリジネイトスターとアストが今まで以上にパワーアップ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――