バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ニューロンズ:AI/2

ニューロンズ:AI 2
 
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 「それでは、今日はビッグAIについて授業を行います」
 小学校の教室で、俺は先生の授業を聞いてノートに鉛筆で取っていた、
 凛々しいロングヘヤーの女性教師である、特徴的な白のスーツとズボンを纏っている、
 「ビッグAIとは主に企業で使われるナビゲーションAIであり、企業は行動パターンなどのビッグデータの収集と引き換えに分体を一般に配布、販売することがあります、なのでビッグAIと呼ばれています」
 前にアミがいる、先生と黒板に目を向け、真面目に授業を受けているようだ
 先生が黒板の右前で本を見ながら話す
 「この分体は常に本体と通信を行い収集したデータを送ったり修正データをもらったりしています、もちろん、これらの事は利用規約に書かれています、ビッグAIを使っているみなさんはきちんと読みましょう」
 先生の話は続く
 「みなさんの中にもビッグAIの分体を使っている人がいると思います、最初はナビゲーションAIの開発会社くらいしか販売していませんでしたが、徐々に販売する会社が増え、ネットセキュリティ会社や電話会社、さらには飲料メーカーなんかもマスコットをビッグAIの分体化して売り出し・・・」
 「あれ?アラクル・・・?」
 ん?アミが机左上隅に投影された画面を見ている・・・?
 「何か起こってるのか、エクサス?」
 「アラクルが胸を押さえて苦しんでる」
 俺の机左上隅に投影された画面の中のエクサスが答え、画面が電脳世界内のアラクルの方に視点が向く、
 確かに両手で胸を抑えうずくまり苦しんでいる様子だが・・・
 「何か起こってるかわかるか?」
 「アラクルの通信負荷が大きくなってる、本体から何か大きなデータが送られてきてるみたいだ・・・」
 「本体更新とかか?」
 「それにしてはそれ用の表示とかプログレスバーに値するもの無い・・・」
 じゃあ、一体なんだ・・・?
 嫌な予感がする・・・
 「おい、今すぐウィルスチェックだ!」
 「あ、わかっ」
 いきなり画面内で黒い波動がほとばしる、
 同時に、アラクルがそこに立ち上がっていた、目と髪の一部が赤くなり、残りの髪は黒、
 衣装も黒く禍々しくなっており、腰には6つの細長いひし形のサーベルのような物体がある・・・
 そこでアラクルが右腕を一薙ぎすれば、テレビや教室内のパソコン、エアコンなどの電子機器が爆発する!?
 「アラクル!どうしたのアラクル!!」
 「どういうことだ?感染型のウィルスか!?」
 アミが画面を見て泣き叫ぶ中で俺はエクサスに問う!
 「間違いないよ!でも、他のAIは感染してないのにどうして・・・?」
 「とにかく対処だ!感染した場合の対処は・・・」
 「修正プログラム!暴れる場合は戦闘を行って一時的にフリーズまで持っていく!!」
 「修正プログラムはアラクルの会社が持ってくるだろ!それまで耐えるぞ!」
 「うん!」
 エクサスが頷き返す中でアラクルがもう一度腕を一薙するとサーベルが反応、無秩序に動いて周りの生徒や先生のAI達を襲う!!
 うわぁああ!
 「皆さん!自分のAIを端末の中に退避させ、教室から避難します!!」
 先生が俺達に大声で指示する中でも、
 「展開!!」
 俺とエクサスはアラクルに対峙する!!
 AI達が退避する中で、アラクルが俺達の方を向き、無感情に右手を伸ばす
 「デリート」
 幾つものサーベルがエクサスに飛ぶ!
 「てぇい!」
 剣を薙ぎ振ってサーベルを弾きつつ下がり、その次を右に歩き避ける!
 が、またも飛んで来るのを剣を振るい捌き、
 続けざまに来たのを俺の銃撃で弾き防ぐ
 「おい!何かないのか!?」
 「周囲をスキャンしている・・・これなら!」
 エクサスの声に応えテレビとスーツを混ぜて転送!
 すると、エクサスの姿が掻き消える!
 アラクルの目が驚きでか一瞬見開かれ、アラクルが辺りを見回す、
 ・・・効くなぁ、単にテレビの映像能力で周りに擬態してるだけなんだが・・・
 そして、背後からの剣上段からの縦一閃!
 が、近づきすぎればさすがにダメなのか、アラクルが振り返りつつ反対側にに飛び避ける!
 アラクルの右手に振りにサーベルが飛ぶ!
 「甘い」
 俺の銃撃がアラクルにヒット、その隙にエクサスがサーベルを避けるように大きく左に跳び二段目の跳びで近づき剣を袈裟懸けに振り抜き、
 アラクルをダメージで一時フリーズさせる!
 おっし!後は本体から修復プログラムが来れば・・・
 だが、アラクルが復旧したのか顔を上げ、斜め前に、どこかに飛んでいく、
 周辺の電脳空間を破壊しながら!!
 エクサスがアラクルを見上げながら
 「どこに行くんだ!?」
 叫ぶ!
 「とりあえず追う!何か追加でくれ!!」
 ええっと・・・あ!
 ガスコンロ(多分家庭科室にある物だと思う)とボードで混ぜて転送!
 ボードの裏にひっくり返ったガスコンロが付いた物体がエクサスの前に現れる!!
 エクサスはそれに向き
 「おい!これ飛べるのか!?」
 「無理なら別のを送る!」
 「しゃーねーな!!」
 エクサスがボードに飛び乗ると
 ガスコンロの炎を噴射口にして、ボードに乗ったエクサスが飛ぶ!!
 
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※この記事は検索エンジン向けタイトルとソーシャルメディア向けタイトルにAIタイトルもしくはそれを調整したものを採用しています