バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー/1

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 1
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20201229140236p:plain
 
 森の中の獣道を俺は駆けていた、                 ズザザザッ!
 手持ちのロングソード片手に              タッタッタッ・・・!!
 狙うは先の方にいる大柄の熊!                    グワーォ
 「見つけたぞ!神妙に勝負だ!!」           SE:エンカウント!!
 俺が慎重に間合いを計る間にも、             BGM:森の中の戦闘
 熊が俺の方の様子を見ている・・・           戦闘の方法は覚えてる?
 俺は慎重に動いていき・・・              左右のキーで移動だよ!
 その剣で先制の一撃を縦振りに繰り出す! Aボタンで攻撃!さらに続けて押すと?
 さらに横ぶり、さらに縦ぶりで一気に追撃!      ザシュ!ザシュ!ザシュ!
 熊から血が噴き出しひるむ!!        ダメージ!!32、31、33!!
 が、クマは無理やりその右手を振りかぶる!!   危ない!Yボタンで防御だよ!
 俺は右腕につけた分厚い革の小手で何とか防ぎ、         ゴッ! 11!
 体に衝撃が残りつつも剣で突きを出し 十字キーとAボタンで出せる攻撃が変わるよ
 相手を突き飛ばしつつ下の方に剣を構え、力を溜める、     ザシュ! 12!
 「牙走閃!!」                        (ガソウセン)
 振り上げた剣から下牙型の衝撃波が熊に向かって走り、ぶち当たる!  ザシュウ!
 盛大な音を出し                          110!!
 そして、熊は後ろに完全に倒れ伏した・・・          SE:戦闘勝利!
 俺は腰元のナイフを取り、熊を解体し始める・・・           リザルト
 俺の名前はクルーダ、この近くの村で猟師・・・の見習いをしている 120EXP
 両手に防御用の分厚い革の小手腰元には狩猟用のロングソードに 仮100ゴールド
 解体など諸用のナイフを三本ほど差している、      獣肉:熊を入手しました
 体には革のベストに中に迷彩色の貫頭衣とズボンを着て  獣爪:熊を入手しました
 革靴を履いている、                     BGM:近所の森
 ベルトには刃物のほかに様々なものを入れた鞄も付けており、   これで戦闘終了
 頭は茶色の髪を短く立てて切りそろえている、         お疲れさまでした
 いつも元気いっぱいなどともいわれるが、            それでは、次は
 村の狩猟団の話だと、そのせいで今だに見習いから脱せてはいないんだと、  とと
 と、熊の解体が終わった、状態の良い肉に爪、        スキップはXボタン
 残った分は村の人に引き取ってもらおう!           早送りはYボタン
 さて、村の方に戻るか!  では森から村の方に移動しましょうここから左方向です
 そうして、村の方に歩いていく、              テッテッテッ・・・
 と、村を望む森の切れ目まで差し掛かったところ、      BGM:村望みの丘
 黒煙が上がっているのが見えた・・・              BGM:危機感
 青い三角屋根を乗せた長方形が不規則に並ぶ村の家々から          !?
 黒煙が上がっている・・・                        !?
 一体、何が起こっているんだ!?          SE:ワールドマップへ移動
 俺は村に向かって足早に駆ける!!          BGM:ワールドマップ1
 西の方に見える村、母さん、父さん、無事でいてくれ!!  ダッダッダッ・・・!
 村に着くと、確かに家々では黒煙が上がり、    SE:ワールドマップから移動
 村の時計中央広場に、黒づくめの鎧に身をまとった一団がいた   BGM:危機感
 あれは・・・トゥエルブ帝国の帝国軍か!?                !!
 トゥエルブ帝国の帝国軍は、               どうなってるんだ!?
 それも特殊軍は黒い鎧を好んでつけると道具屋の親父から聴いたことがある おい!
 確かに、この辺りは帝国とエトイ王国との領土の境目が近い、   早く火を消せ!
 しかし、今までこんなことは一度足りとてなかったはず!?    でもあいつらが
 それに、その横で腰を抜かしているのは髪と髭が長白い長老!? つけられたらまた
 そこに顔を寄せている                    消せばいいだろ!
 目つきの悪い金髪乱れ髪男は帝国の将校か何かか!?       は・・・はい!
 俺は急いで近づく                 ダッダッダッ・・・キキッ!
 「おい!?何やってんだ!この村は王国領だぞ!!」    BGM:俺はコウ!!
 金髪の男が俺の方に目を見据えてくる        パチパチパチ・・・ゴォオ!
 「んなことは知ってるんだよ!だからなこの長老と交渉してただけだ」 ああ・・・
 「交渉!?」                    どうなってんだ一体・・・
 「そうだ、そこの時計を譲ってくれりゃこの村は襲わねぇ」    あれって・・・
 確かに、村の中央、この広場の中央には             帝国軍かしら?
 平べったい長方体の白石に埋まった時計があるが・・・      なぜこの村に?
 「長老、どうなんだよ?」               あの時計が欲しいのか?
 長老が震えたまま俺を見る、             なんであの時計を・・・?
 その眼には怯えが見て取れた         あんなもんただの時計じゃ・・・?
 「だ・・・ダメじゃ、あれは王国よりこの村ができた時に授かった大切なもの」 ?
 そうなのか?              あんなもんくれちまえばいいのに・・・
 「帝国に渡すわけにはいかんのじゃ・・・」 でも、長老があんなに抵抗するなんて
 だが、男が俺を見て右口端を上げ不気味に笑う        あの穏やかな長老が
 「やっぱりな、さぞかし強力な数素武具ってわけだ」        なぜ・・・?
 「数素武具?」             聞いたことあるような無いような・・・
 「ああ、そうか、田舎者は知らないよなぁ・・・」
 「何だと!?」
 「なら、今ここでその威力を体に刻むがいい!」
 金髪乱れ髪男がその背中から大きな片刃の剣二本を両手に構える!
 「我が名はコウ!帝国特殊部隊斬り込み隊長、コウだ!!」
 そして、斬りかかってきた!?                    ダッ!!
 「長老!逃げて!!」                     す・・・すまん
 言いつつ剣を構える!                       スッ・・・
 後ろに跳び避けつつ一気に剣を振るう!         SE:エンカウント!!
 「効かないなそんなもの」                BGM:俺はコウ!!
 が振るわれた大剣に、一気に剣を弾き飛ばされた!?      ガキィイイン!!
 ただの大剣の力じゃない!?                   BGM:無音
 俺の手から一気に遠くまで剣を吹き飛ばした!?      BGM:俺はコウ!!
 「ははは!これこそ数素武具の力!」
 ぐ・・・
 「さて、帝国軍に逆らった罰だ、貴様の命を・・・なんだ!?」
 な・・・時計の石碑が光って・・・爆発した?!       バゴォオオオン!!
 そこにあったのは、                    BGM:放射状の光
 円状の時計に鉄の棒がいくつも付いたような・・・          おいおい、
 縁の無い針や数字が薄い金で作られた白い時計、        なんだなんだ!?
 その周りには先に角を置いた四角い鉄の棒がいくつも        なんだあれ?
 まるでその長さで上に向う流星を表すが如くに放射線状についていた・・・ 時計?
 それが俺の方に飛んでくる、     広場の時計、あんなふうになっていたのか?
 それは裏に取っ手があり盾のように使うことが出来るようになっていた・・・ !?
 俺はそれを盾のように付け                     SE:装着
 金髪乱れ髪男がこちらを見据える                 SE:鋭い音
 「やはり数素武具、それを寄こせ!」               SE:剣抜き
 剣を抜き切りかかってきた!                 SE:武器振るう
 しかし、時計から出た透明な楕円の壁がそれを阻む!          ガィン!
 「何だと!?」
 さらに上の方の鉄の棒、何か根元がちょっと違う・・・?
 引き抜くと、まっすぐで長い両刃の刃が出てきた!       SE:剣抜き長め
 「面白い、貴様から奪い取ってくれよう!!」      SE:エンカウント!!
 一気に上から両の大剣を振りかざしてきた!!       BGM:俺はコウ!!
 俺は時計盾を出しつつ後ろに跳ぶ!!       防御と十字キーの組み合わせで
 そこから剣を振るう!       色々なアクションができるよ!試してみてね!
 さらにそこから振るうも相手は後ろに跳び回避!             ガッ!
 ならこれだ!   Bボタンでと十字キーあらかじめセットした必殺技が出せるよ!
 「牙走閃!!」「牙飛閃!!」          (ガソウセン)(キバヒセン)
 こちらからは下牙型の衝撃波が地を、向こうからは上牙型の衝撃波が空を、 ガッ!
 それぞれ駆け、途中でかすりぶつかりつつも一気に相手に向かう!! ガッ!ガッ!
 俺は時計盾で、向こうは片一方の大剣で防ぐと
 一気に間合いを詰め、コウが両大剣を振り下ろす!
 「魔空断!!」                        (マクウダン)
 いきなり魔力か何かを両大剣にまとい、袈裟懸けに振るう!
 避け切れない!
 何とか盾で防ぐも、魔力で体に傷がつく、しかし、ここだ!! ガッ!ザッ!ガッ!
 咄嗟に近づき縦、横、縦と斬り、            がっ!ぐはっ!がはっ!
 「思いついた!牙走閃・追刃!」               ガッ!グサッ!!
 下牙型の衝撃波から一歩踏み込みつつ渾身の突きをコウにぶち当てた!!   ぐっ
 「ぐわぁああああ!!」                  SE:相手を倒した
 コウが膝をつき倒れる!                   SE:戦闘勝利!
 「クルーダ!今のうちに逃げるのじゃ!!」            240EXP
 長老!?                           レベルアップ!
 長老が眉筋立てた必死の形相でこちらを見る            仮0ゴールド
 「その時計を王国城まで持っていくのじゃ!!」  黒のタリスマンを入手しました
 「わ・・・わかったよ!!」                   逃げるぞ!!
 俺は必死になって走り出した!!               追えーーーっ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――