バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マグナムサッカー/19

マグナムサッカー 19
 
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 19
 
 「次の試合は昨年度最勝利数を上げたチームだ」
 控えのロッカールームでほこりっぽいベンチに座り目の前右側のロッカーに向かうランチャからそう聞いて、フィールドに並ぶ俺達、
 敵は緑と灰色の迷彩服とヘルメットの軍服、
 そして、左後ろには戦車、右後ろにはガトリング付きバギー、空には少し左に軍用ヘリがホバリングし、さらに高高度少し右側には戦闘機が飛んでいた・・・
 これは・・・
 俺達は戦争してるんじゃないんだけどなぁ・・・!
 思わず失笑し、闘志が燃える!!
 ピイイイィィー!!
 全員がアサルトライフルをボールに向け撃ち放つ中で向こうの戦車はゴール前に移動しつつ、
 ヘリが機関銃でボールを撃ち、戦闘機は上空で飛び回りバギーもボールにガトリングを撃ち続ける、
 明らかにパワーが足りてない、
 それにこの銃弾の嵐じゃ近づけない!!
 そのまま一気にゴールに運ばれていく!?
 だが、俺はマグナムを取り出しボールに撃ち込む!
 も、左ゴール上側に逸れたはずの弾道は、上からの戦闘機のミサイルの爆風により修正されながら加速!
 地面をバウンドしつつゴールに突き刺さる!!
 展開とボールの早さに一歩も動けないままのゴールキーパー少し左側の地面をバウンドし!!
 ・・・マジかよ・・・
 
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