バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マグナムサッカー/13

マグナムサッカー 13
 
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 13
 
 そのまま試合は終了し、俺達は勝った・・・
 「まったく、ゴリラを飼い慣らして連れてくるとか、何考えてやがんだ・・・?」
 「勝つことだけしか考えてないんだろ?」
 「ハッハッハッ!何のために勝つのかまで忘れちまってるみたいだなぁ!!」
 「そうだな、あくどいことして国の評判が悪化したら元も子もない」
 俺とランチャとグレネーはロッカーを前にしてロッカーで着替えを出したりしながらロッカールームで横並びで話し合う、
 そして、また国を飛ぶ、
 そろそろ故郷(くに)が恋しくなってきたな・・・
 次のサッカーコートは赤土の明らかな荒野、
 敵のコスチュームは荒野色の迷彩にヘルメット、
 にしても・・・
 明らかに遠い観客席、観客が豆粒に見える・・・
 ピイイイィィー!!
 空飛ぶドローンの盛大な電子再生の笛の音、
 ゴォオオオオ
 同時に上空から聞こえるロケット音
 上を見上げると、何かが降ってきた・・・
 あれは・・・げっ!!
 俺は思わず叫ぶ
 「離れろぉ!!伏せろぉ!!」
 ゴッ!!
 
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