バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

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参上、ブラックカーディン/6 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン6
 
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 「ふむ、これは・・・」
 「黒い・・・」
 扉を開けたカメラロボットが元の場所に戻って行く、が、問題はこの基地の中だ、
 そう、黒いのである、
 通路がカーディンが通れるほどの広さで、中央通路先に大きな部屋のような壁が立ちはだかっており、そこを周りの通路を挟んで壁際の部屋が囲っているような構図、なのはいいのだが・・・
 前だの前方左だの、ところどころに壁に大きく大文字でデンと
 A
 だの
 B
 だの
 かかれているのは何なのか・・・
 「区画かなんかかな、あの番号」
 「さぁ?情報が足りてないな・・・」
 まったく、
 そして、そこかしこを歩く機械兵士たちである、
 四肢にタイヤのパーツを付け、両手に長めの銃を持ち、手足の先と同色の鉄色のカクカクマスクと紺のカクカクヘルメットで覆われ、その他は全体的に濃緑の四角いパーツで構成された兵士や、
 さっきと同じようながら全体色は鉄色でタイヤは無く、背中上方から横に真っ二つになった新幹線前部をパカッと開き、機首を頭の上に、その下の車輪面を背中に付け、背負ったような奴、
 顔と足の先まで四角く、両手はただただ丸く、胴白、足赤、手青で構成され、頭にヘの字の黄色い飾り物があり、目や口が定規で書かれたもののようになっている、
 なんか、変な感じのする機械ばっかりだ・・・
 「で、これからどうすればいい?」
 「とりあえず、反応追ってきゃいいんじゃない?時間もないし・・・」
 「ふむ、では、そうするか・・・」
 カーディンが前方に向かって走り出し、前方の行き止まりに差し掛かり
 「おっと」
 急遽停止し、すると、その右手からマッシブな肢体に青い球型頭部と青い目を持ち、青い上半身に白い下半身で全体が構成され、肩と二の足がむやみやたらと四角く出っ張って端にタイヤの付いたロボットが出てきて
 「気を付けろ!!」
 大声で吐き捨て、僕達の前を通りすがって歩いていく、
 「ええっと・・・」
 「とりあえず、ここを左に曲がってみるか・・・」
 むやみやたらと変な感じというかなんというか・・・
 少しあっけにとられた後、そのまま左手の方に曲がり、先の方にいた青白ロボットから距離を取るようにゆっくりと進み、先の右への曲がり角を青白ロボットが曲がった後右に曲がる
 「ううむ・・・」
 「どうしたの?」
 「どうやら、この右側の壁の向こう側から反応があるんだ、正確にはちょっと違うんだが、さっきの曲がり角を左に曲がったのもこのまま行けば行けると思ったからなんだが・・・」
 「じゃあ、そのまま行けば行けるんじゃない?っていうか、割と時間無いの忘れてない?」
 「まぁ、それもそうか・・・」
 そのまま進み、左と前の分岐点も青白ロボットが左に進む中前に進み・・・青白ロボット関係なかったな・・・・先の曲がり角を右に曲がり、
 「ん?」
 「お?」
 基地外側への壁にダイヤの文字で大きくDと書かれた壁があり、ちょうどその反対側の壁、
 壁の中央左右に、黒い二体の銃士が張り付いているのが見える、黒いゴムスーツのような外皮に、兵隊のような黒迷彩のジャケットとズボンを着用し、
 口元にはガスマスクをつけ、頭には黒い大き目の鉄のヘルメットをかぶり、目の部分にはガスマスクとワンセットの赤い丸ガラスが両目となって装着されていて、
 両手に持つ銃も黒く大きく力強く連射式かつ銃身が水玉穴開きの外側とかっちりした内側の二重構造になっていたり上に付いたスコープ部が四角く厚いものになっていたりと、
 他の物よりも強いものだと感じる、
 が、問題はその兵士の間、
 そこには、扉のような物が存在していた、
 中央に太い×の字のような模様が出ていて、扉の端の方にもわりに最新の機械をイメージさせる細かく光る飾りが膨らみ出ている、
 「カーディン?」
 「どうやら、目指すべきはあの先のようだ」
 カーディンが兵士の前に近づいていく、
 「おぉう、少し用事が出きぃたんでなぁ、通らせてぇ、もらうぜぇ」
 「はっ!」「はっ!」
 両の兵士が右腕を外側の伸ばして即座に額に当てて敬礼を決め、
 しゃがんで扉の下に両手を入れたと思ったら、その手を上げて一気に扉を上に上げた!
 原始的ぃいいいい!!
 「どうぞ!お通り下さい!!」「どうぞ!お通り下さい!!」
 黒兵隊たちが扉の方の手を扉の中に向かって伸ばし奥に行くよう促す
 「おぉう、すまねぇなあぁぁ!!」
 カーディンが扉の方に方向転換し、奥に進んでいく、
 扉の先はすぐに下り坂となっており、先に行くにつれて壁床天井の黒色が徐々に青い鉄色に変わって行く・・・
 「カーディン、この坂は・・・?」
 「反応は正確には少し下から出ていたんだ、だが、どの道、入り口通路の先の方にあったのには変わりない、床程の場所だから、床に何かあるんじゃないかと思ったんだが・・・」
 「ふうん、なるほど・・・」
 そうこうしているうちに、先の方が明るくなってきた、
 
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