バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

メインサーバのありし場所/16 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン14話 メインサーバのありし場所16
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「っつ・・・!」
 避けたつもりだったが、避けきれなかったか、でも!
 マーゲイが着地した瞬間を狙い、右手で首根っこを引っ掴む!
 こうなったら、手加減などしてられるものか!
 「はあっ」
 マーゲイが動き出さないうちに、思い切り向こうのガラス板に向かって放り投げる!
 ドウン!
 大きい音を立ててガラス窓にぶつかり、地に落ちぐったりするマーゲイ、
 でも、まだ動けるはず、今までのパターンを見れば、爆発、消滅するまで油断できないのは明白、
 いや、それでも場合によっては油断できないけど、
 とにかく、右足は大丈夫か?とりあえず、上げ下げしてみる、うん、血が出てるが、取りあえず動かせる、痛みはひどいが・・・
 「双歩!大丈夫か!?」
 「僕の方は大丈夫だから、先に進めて、早く!」
 「わ、わかった!」
 思わず怒鳴った僕の言葉にカーディンが答え、ライフカードの一番右手側のカードを取ってチラリと中を見つつ左手の手札に加える、にしても、こんな状況でカーディンの立場に立つことになるとはね・・・
 でも・・・今ジョーカーが放ったマーゲイってやつ、カードバトルであるにもかかわらず実体化してた、これは、こちらと同じ・・・
 「リチャージですよ!」
 と、ジョーカーの方から声が聞こえた、ジョーカーのチャージゾーンには、今一切カードが無いため、何もせずに宣言してきたのだろう、
 それを見たカーディンもあわてて右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ
 「リ、リチャージ!」
 宣言して返し、続けて、その右手でそのまま山札の一番上のカードを持つ、
 同時に、ジョーカーも自分の山札のカードを右の手に持って
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 引いたっ!
 さて、ここからどうくるんだろう、マーゲイはまだ気絶してるし・・・してるし・・・
 いや、なんか、ピクピク動いてのっそりと立ち上がってきてるな、まずい、これは、すこぶるまずい・・・
 「セットですよっ!」
 と、ジョーカーの宣言が響く、見てみると、すでに1番とチャージゾーンにカードが裏側で置かれていた後だった、
 「ええっと・・・」
 対して、カーディンの側は左手のカードを見つつ思考格闘中、頼む、早くしてくれぇ~
 等と考えてる間にもマーゲイがこっちをゆっくりと見てくる、まずい、とことんまずい・・・
 「よし、これだ!」
 カーディンが右手で左の手の手札から一枚カードを引いて1番に裏側で置き、
 さらに、そのまま同じように右の手で左手の手の札からカードを引き、チャージゾーンに裏側で追加し
 「セット!」
 ジョーカーからカードは・・・うん、動きは無し、悠長に自分で1番に裏側で置いたカードに右手を伸ばして持った、
 同じようにカーディンも右手で1番に裏側に置いたカードを持ち、
 って、マーゲイがこっち向って走り込んできた!?
 両者持ったカードを表にするっ!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ!!」
 「バトルマシンズ ビックハンド!!」
 
名前:ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に相手の
         コスト1のモンスターが参加する時
効果:以下の効果を選択して発動する
   ・次の戦闘のみをスキップする
   ・自分のモンスターゾーンの、
    カテゴリ、名前に「黒」「ブラック」
    のいずれかの言葉が入ったジェイルが設置され、
    戦闘を行うカードが無い場所にこのモンスターを移動させる
カテゴリ1:ジャガランディ カテゴリ2:黒獣・黒機
テキスト:走る灰色のスーツはその身をひるがえす
 
名前:バトルマシンズ ビックハンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが効果を持っていて、
         かつ、発動条件を満たしていない以外の理由で
         効果を発動できない状態でない時で
         このターン、効果を発動していない時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   このターン、効果を発動できなくなる、
   ・次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:機手
テキスト:巨大な右手が、相手を握りつぶす!!
 
 マーゲイがこっちの方に一直線に駆けてくる!
 ええい、一か八か・・・
 右拳を高く上げ、マーゲイの鼻先に向かい、振り下ろす!
 と、マーゲイが思い切りその口を開いた、まずい!噛みつかれる!!
 ドガァ!
 だが、僕の右拳は噛まれることなく、マーゲイを吹っ飛ばしていた、
 え?なんで・・・?
 よく見ると、いつの間にか僕の右手が、鋼鉄の右手になっていた!?
 いや、正確には、手の甲に、等間隔で丸い穴の開いた鉄骨で、手の骨格を再現したような物が付いていただけだが、
 よく見るとこれ、手首のあたりにジェットエンジン何かが付いている、もしかしてこれ、ビックハンドか・・・?
 「双歩!左だ!!」
 えっ?左・・・?
 カーディンの声につられて左手の方を見ると、そこには灰色の大き目のネコ科の動物がこちらに向かって跳びかかってきている所だった、
 顔は灰色の目に灰色の毛皮、体に灰色のスーツをまとい、右足の爪が大きくなっており、右目には四角いモノクルを付けている、
 ぐっ、二者連続攻撃か、でもっ! 
 思い切り右手を左手そばから反対側に向かって振るう!
 バチン!
 大きな音を立て、右手側、マーゲイのいる方に吹っ飛んで行った!思わずカーディンの方を向き・・・
 「カーディンありがと、後、ついでに今のうちにコストの処理!」
 「わ、わかった!よし、これだ!ジョーカー、そっちは?」
 カーディンが急ぎ、右の手でチャージゾーンのカードを一枚手にし、前に出す
 「ではでは私はこれでいいですよ~」
 ジョーカーも同様に右手でチャージゾーンのカードを手にし、前に出してきた
 そして、同時に表にする!
 「私はバトルマシンズ ビックハンドのコストにバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!」
 「私はジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグのコストにジョーカー獣士 パペット・アートルムディザルグを指定します~」
 
名前:バトルマシンズ カーディン カーモード
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
 
名前:ジョーカー獣士 パペット・アートルムディザルグ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・以下の2つの条件のいずれかを満たしていた時
         ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが
          コスト0でパワー0だった時
         ・このカードがカテゴリ、名前に「黒」「ブラック」
          のいずれかの言葉が入るカードの
          効果のコストになり、
          そのコストで召喚されたターンで、
          ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが
           コスト3以下でパワー3000以下だった時
効果:次の戦闘のみをスキップする
カテゴリ1:ぬいぐるみ カテゴリ2:黒獣・黒機
テキスト:な!?ぬいぐるみ!?
     攻撃したと思ったら、そこにあったのはぬいぐるみ!?
     でもこいつ、動くぞ!?
 
 カーディン、バトルマシンズ カーディン カーモードでバトルマシンズ カーディン ロボモードのコスト召喚を狙ってきたか、でも
 「ククク、残念でしたねぇ・・・」
 ジョーカーが右手を口元に当てて笑っている、
 そう、ジョーカー獣士 パペット・アートルムディザルグでコストの見せ合いでコスト召喚を阻止されたのだ、
 そして、ジョーカーとカーディンは、互いに前に出したカードを右手で持ってチャージゾーンの元の位置に戻す
 
ジョーカー・ブラックキャット
ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ M コスト:1 パワー:1000
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0 パワー:300
チャージゾーン
裏:0表:1
 
カーディン
バトルマシンズ ビックハンド M コスト:1 パワー:900
チャージゾーン
裏:2表:1
 
ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ M コスト:1 パワー:1000
 
FIGHT!!
 
バトルマシンズ ビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
 「続けて行くぞ!」唐突にカーディンが右手を大きく前に出していくっ!
 「私は、バトルマシンズ ビックハンドの効果を発動!ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグの効果を封じつつ、ビックハンドのパワーを500アップだ!」
 「ムハハハ!それでは、私はジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ自身の効果でそれを相殺いたしましょう」
 ジョーカーが右手を口元に当てて笑う、
 
名前:バトルマシンズ ビックハンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが効果を持っていて、
         かつ、発動条件を満たしていない以外の理由で
         効果を発動できない状態でない時で
         このターン、効果を発動していない時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   このターン、効果を発動できなくなる、
   ・次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
 
名前:ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に相手の
         コスト1のモンスターが参加する時
効果:以下の効果を選択して発動する
   ・次の戦闘のみをスキップする
   ・自分のモンスターゾーンの、
    カテゴリ、名前に「黒」「ブラック」
    のいずれかの言葉が入ったジェイルが設置され、
    戦闘を行うカードが無い場所にこのモンスターを移動させる
 
バトルマシンズ ビックハンド
 
相殺
 
ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ
 
 と、ジャガランディ・アートルムディザルグ、ジャガランディとマーゲイが気絶から回復したのか立ち上がり、こちらを向いて走り込んでくる!
 「双歩!」
 「大丈夫!カーディンはカードバトルに集中して!!」
 問い返している間に、ジャガランディとマーゲイが来る!
 先攻するのはジャガランディ、いきなり上に跳躍し、跳び掛かってきた!
 「甘い!」
 右拳を振り上げて突き出しジャガランディにブチ当てる!!
 が、今度は地上からマーゲイが大柄の体で体当たり!
 左手をマーゲイの首後ろ辺りに叩きつけて上に跳びつつジャガランディに追撃の右拳!ジャガランディを上の方に吹っ飛ばす!!
 そのまま着地したところに後ろから気配が、
 すかさず右手甲を後方下の方に振り回す!
 マーゲイの右頬の鈍い感触が伝わり、マーゲイが吹っ飛びかけるがなんとか持ちこたえ跳びかかってきた!
 口を大きく開けているが、ここだ!
 とっさに左手の平を親指の方を手前に持ってきた体勢でマーゲイの頭の上の方を抑えつつ思い切り右拳を叩き込む!!
 体が軽い、今までよりも力を感じる・・・
 マーゲイが吹っ飛び、そこに走り込み追撃を駆けて行く!
 が、そこにジャガランディが走り込んできた!でも、こいつがビックハンドなら・・・
 「あれって、本当に人間なんですかねぇ?」
 「双歩は生物学的にれっきとした人間だ!!」
 「わたしゃ人間の定義が揺らぎそうになりますがね・・・」
 色々聞こえるけど無視!
 「カーディン!援護は!?無いの!?」
 「あ、ああ、今出す!」
 カーディンが右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「私は、バトルマシンズブーストの効果を発動!バトルマシンズ ビックハンドのパワーを600上げる!!」
 
名前:バトルマシンズブースト
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加するとき
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで300上げる
   ・次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:バトルマシンズだった時、
    さらにパワーを次の戦闘が行われるまで300上げる
   戦闘後、次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーはターン終了時まで0になる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:パワーを上げる!!
     出力を上げ、一気にたたみかける!!
 
 右手甲のビックハンドから力と熱を感じる、今ならやれる!!
 「行っけぇええええ!!」
 右拳を振り上げ、離れた場所から、思い切りビックハンドを突き出し、発射する!狙いは、マーゲイ!!
 ビックハンドが飛んで行き、マーゲイを貫く!
 と思ったら、一気にジャガランディが加速!ジャガランディを貫いた!!
 
名前:ジョーカートリック・黒獣・黒機・即律入替
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にカテゴリ:黒獣・黒機を持つ
        コスト1以下の自分のモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
         次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーより、
         上だった時
        ・自分のモンスターゾーンに
         次の戦闘に参加しない、
         カテゴリ:黒獣・黒機を持つ
         コスト0の自分のモンスターを指定できた時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターと
   指定したモンスターの場所を入れ替える、
   ・この時、そのモンスターが装備していたカードは
    自分のトラッシュに送られる、
    設置していたカードはそのまま
   ・次の戦闘を相手のモンスターが行った後、
    次の戦闘に参加するはずだった自分のモンスターと
    相手側の違う場所と戦闘を行った場所とも違う場所
    で戦闘を行うカードが無い場所がある場合、
    戦闘結果に関わらず、次の戦闘を行った相手のモンスター
    をそこに移動させ、
    このターン、その場所での戦闘をスキップする
    移動先は番号の小さい場所を優先させる
    ただし、戦闘結果によるトラッシュ送り等は
    そのモンスターに対し行わなければならない
カテゴリ1:トリック カテゴリ2:黒獣・黒機
テキスト:あれ?ここは?
     ちょっと!予定になかったんじゃないのこれ!?
     いきなり入れ替えられ怒り出す!!
 
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0
パワー:300 TRASH!!
 
FINISH!!
 
バトルマシンズ ビックハンド M コスト:1
パワー:900+600 パワー合計:1100 TRASH!!
 
 が、いつの間にかジャガランディがマーゲイとすり替わっていて、マーゲイが爆発!消滅した!!
 「ムハハハ!頭回ってますかぁ~!!これを使わせてもらいましたよ」
 ジョーカーの声に思わず、ジョーカーの方を見る、
 そこでは、ジョーカーが右手に何かのカードを持ってこちらの方に見せてくる図が見えた、
 ジョーカートリック・黒獣・黒機・即律入替?あれでマーゲイとジャガランディを入れ替えたのか!?
 おかげでジャガランディを見失った!
 「さらに、それ!」
 ジョーカーが右手を上げ思い切り人差し指で親指を抑え、勢いよく人差し指を手の平に打ち付け、指を鳴らした!
 パチッ!
 
ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ M コスト:1 パワー:1000
 
ATTACK!!
 
双歩&カーディン
 
 どこからくる?右、左、後ろ?でもとりあえず前にはいないっ!
 思い切り前に走り出す!
 「あっれぇ~?」
 これにはジョーカーも想定外だったかすっとんきょうな声を上げた、
 少し走って振り返ると、案の上、そこにはジャガランディが、いないっ!?
 上かっ!
 顔を上げると案の定ジャガランディが宙から跳びかかってきていた、恐らく、僕の後ろから攻撃しようとしたところいきなり走り出したので、あわてて上から攻撃する方針に変えたのだろう、
 でも、このタイミングなら、この右拳が、入る!!
 ジャガランディに向い勢いよく右の拳を繰り出し、ジャガランディにぶち当たる!
 ガッ!!
 が、ジャガランディはその上半身でビックハンドにとっさに掴まってきた!
 ええ~
 そこから体を曲げて後ろ脚で右腕内側をひっかいてくる!
 「っつ!!」
 
ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ M コスト:1 パワー:1000
 
FINISH!!
 
双歩&カーディン ダメージ
 
ジョーカー・ブラックキャット
 
SKIP!!
 
バトルマシンズ ビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
ジョーカー・ブラックキャット
 
SKIP!!
 
バトルマシンズ ビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
ジョーカー
デッキ:27枚 手札:2枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン
無し
ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ M コスト:1 パワー:1000
 
VS
 
カーディン
デッキ:44枚 手札:5枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:0枚
モンスターゾーン
無し
無し
バトルマシンズ ビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

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メインサーバのありし場所/16 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン14話 メインサーバのありし場所16
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「っつ・・・!」
 避けたつもりだったが、避けきれなかったか、でも!
 マーゲイが着地した瞬間を狙い、右手で首根っこを引っ掴む!
 こうなったら、手加減などしてられるものか!
 「はあっ」
 マーゲイが動き出さないうちに、思い切り向こうのガラス板に向かって放り投げる!
 ドウン!
 大きい音を立ててガラス窓にぶつかり、地に落ちぐったりするマーゲイ、
 でも、まだ動けるはず、今までのパターンを見れば、爆発、消滅するまで油断できないのは明白、
 いや、それでも場合によっては油断できないけど、
 とにかく、右足は大丈夫か?とりあえず、上げ下げしてみる、うん、血が出てるが、取りあえず動かせる、痛みはひどいが・・・
 「双歩!大丈夫か!?」
 「僕の方は大丈夫だから、先に進めて、早く!」
 「わ、わかった!」
 思わず怒鳴った僕の言葉にカーディンが答え、ライフカードの一番右手側のカードを取ってチラリと中を見つつ左手の手札に加える、にしても、こんな状況でカーディンの立場に立つことになるとはね・・・
 でも・・・今ジョーカーが放ったマーゲイってやつ、カードバトルであるにもかかわらず実体化してた、これは、こちらと同じ・・・
 「リチャージですよ!」
 と、ジョーカーの方から声が聞こえた、ジョーカーのチャージゾーンには、今一切カードが無いため、何もせずに宣言してきたのだろう、
 それを見たカーディンもあわてて右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ
 「リ、リチャージ!」
 宣言して返し、続けて、その右手でそのまま山札の一番上のカードを持つ、
 同時に、ジョーカーも自分の山札のカードを右の手に持って
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 引いたっ!
 さて、ここからどうくるんだろう、マーゲイはまだ気絶してるし・・・してるし・・・
 いや、なんか、ピクピク動いてのっそりと立ち上がってきてるな、まずい、これは、すこぶるまずい・・・
 「セットですよっ!」
 と、ジョーカーの宣言が響く、見てみると、すでに1番とチャージゾーンにカードが裏側で置かれていた後だった、
 「ええっと・・・」
 対して、カーディンの側は左手のカードを見つつ思考格闘中、頼む、早くしてくれぇ~
 等と考えてる間にもマーゲイがこっちをゆっくりと見てくる、まずい、とことんまずい・・・
 「よし、これだ!」
 カーディンが右手で左の手の手札から一枚カードを引いて1番に裏側で置き、
 さらに、そのまま同じように右の手で左手の手の札からカードを引き、チャージゾーンに裏側で追加し
 「セット!」
 ジョーカーからカードは・・・うん、動きは無し、悠長に自分で1番に裏側で置いたカードに右手を伸ばして持った、
 同じようにカーディンも右手で1番に裏側に置いたカードを持ち、
 って、マーゲイがこっち向って走り込んできた!?
 両者持ったカードを表にするっ!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ!!」
 「バトルマシンズ ビックハンド!!」
 マーゲイがこっちの方に一直線に駆けてくる!
 ええい、一か八か・・・
 右拳を高く上げ、マーゲイの鼻先に向かい、振り下ろす!
 と、マーゲイが思い切りその口を開いた、まずい!噛みつかれる!!
 ドガァ!
 だが、僕の右拳は噛まれることなく、マーゲイを吹っ飛ばしていた、
 え?なんで・・・?
 よく見ると、いつの間にか僕の右手が、鋼鉄の右手になっていた!?
 いや、正確には、手の甲に、等間隔で丸い穴の開いた鉄骨で、手の骨格を再現したような物が付いていただけだが、
 よく見るとこれ、手首のあたりにジェットエンジン何かが付いている、もしかしてこれ、ビックハンドか・・・?
 「双歩!左だ!!」
 えっ?左・・・?
 カーディンの声につられて左手の方を見ると、そこには灰色の大き目のネコ科の動物がこちらに向かって跳びかかってきている所だった、
 顔は灰色の目に灰色の毛皮、体に灰色のスーツをまとい、右足の爪が大きくなっており、右目には四角いモノクルを付けている、
 ぐっ、二者連続攻撃か、でもっ! 
 思い切り右手を左手そばから反対側に向かって振るう!
 バチン!
 大きな音を立て、右手側、マーゲイのいる方に吹っ飛んで行った!思わずカーディンの方を向き・・・
 「カーディンありがと、後、ついでに今のうちにコストの処理!」
 「わ、わかった!よし、これだ!ジョーカー、そっちは?」
 カーディンが急ぎ、右の手でチャージゾーンのカードを一枚手にし、前に出す
 「ではでは私はこれでいいですよ~」
 ジョーカーも同様に右手でチャージゾーンのカードを手にし、前に出してきた
 そして、同時に表にする!
 「私はバトルマシンズ ビックハンドのコストにバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!」
 「私はジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグのコストにジョーカー獣士 パペット・アートルムディザルグを指定します~」
 カーディン、バトルマシンズ カーディン カーモードでバトルマシンズ カーディン ロボモードのコスト召喚を狙ってきたか、でも
 「ククク、残念でしたねぇ・・・」
 ジョーカーが右手を口元に当てて笑っている、
 そう、ジョーカー獣士 パペット・アートルムディザルグでコストの見せ合いでコスト召喚を阻止されたのだ、
 そして、ジョーカーとカーディンは、互いに前に出したカードを右手で持ってチャージゾーンの元の位置に戻す
 「続けて行くぞ!」唐突にカーディンが右手を大きく前に出していくっ!
 「私は、バトルマシンズ ビックハンドの効果を発動!ジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグの効果を封じつつ、ビックハンドのパワーを500アップだ!」
 「ムハハハ!それでは、私はジョーカー獣士 ジャガランディ・アートルムディザルグ自身の効果でそれを相殺いたしましょう」
 ジョーカーが右手を口元に当てて笑う、
 と、ジャガランディ・アートルムディザルグ、ジャガランディとマーゲイが気絶から回復したのか立ち上がり、こちらを向いて走り込んでくる!
 「双歩!」
 「大丈夫!カーディンはカードバトルに集中して!!」
 問い返している間に、ジャガランディとマーゲイが来る!
 先攻するのはジャガランディ、いきなり上に跳躍し、跳び掛かってきた!
 「甘い!」
 右拳を振り上げて突き出しジャガランディにブチ当てる!!
 が、今度は地上からマーゲイが大柄の体で体当たり!
 左手をマーゲイの首後ろ辺りに叩きつけて上に跳びつつジャガランディに追撃の右拳!ジャガランディを上の方に吹っ飛ばす!!
 そのまま着地したところに後ろから気配が、
 すかさず右手甲を後方下の方に振り回す!
 マーゲイの右頬の鈍い感触が伝わり、マーゲイが吹っ飛びかけるがなんとか持ちこたえ跳びかかってきた!
 口を大きく開けているが、ここだ!
 とっさに左手の平を親指の方を手前に持ってきた体勢でマーゲイの頭の上の方を抑えつつ思い切り右拳を叩き込む!!
 体が軽い、今までよりも力を感じる・・・
 マーゲイが吹っ飛び、そこに走り込み追撃を駆けて行く!
 が、そこにジャガランディが走り込んできた!でも、こいつがビックハンドなら・・・
 「あれって、本当に人間なんですかねぇ?」
 「双歩は生物学的にれっきとした人間だ!!」
 「わたしゃ人間の定義が揺らぎそうになりますがね・・・」
 色々聞こえるけど無視!
 「カーディン!援護は!?無いの!?」
 「あ、ああ、今出す!」
 カーディンが右手でチャージゾーンのカードを一枚表に!
 「私は、バトルマシンズブーストの効果を発動!バトルマシンズ ビックハンドのパワーを600上げる!!」
 右手甲のビックハンドから力と熱を感じる、今ならやれる!!
 「行っけぇええええ!!」
 右拳を振り上げ、離れた場所から、思い切りビックハンドを突き出し、発射する!狙いは、マーゲイ!!
 ビックハンドが飛んで行き、マーゲイを貫く!
 と思ったら、一気にジャガランディが加速!ジャガランディを貫いた!!
 が、いつの間にかジャガランディがマーゲイとすり替わっていて、マーゲイが爆発!消滅した!!
 「ムハハハ!頭回ってますかぁ~!!これを使わせてもらいましたよ」
 ジョーカーの声に思わず、ジョーカーの方を見る、
 そこでは、ジョーカーが右手に何かのカードを持ってこちらの方に見せてくる図が見えた、
 ジョーカートリック・黒獣・黒機・即律入替?あれでマーゲイとジャガランディを入れ替えたのか!?
 おかげでジャガランディを見失った!
 「さらに、それ!」
 ジョーカーが右手を上げ思い切り人差し指で親指を抑え、勢いよく人差し指を手の平に打ち付け、指を鳴らした!
 パチッ!
 どこからくる?右、左、後ろ?でもとりあえず前にはいないっ!
 思い切り前に走り出す!
 「あっれぇ~?」
 これにはジョーカーも想定外だったかすっとんきょうな声を上げた、
 少し走って振り返ると、案の上、そこにはジャガランディが、いないっ!?
 上かっ!
 顔を上げると案の定ジャガランディが宙から跳びかかってきていた、恐らく、僕の後ろから攻撃しようとしたところいきなり走り出したので、あわてて上から攻撃する方針に変えたのだろう、
 でも、このタイミングなら、この右拳が、入る!!
 ジャガランディに向い勢いよく右の拳を繰り出し、ジャガランディにぶち当たる!
 ガッ!!
 が、ジャガランディはその上半身でビックハンドにとっさに掴まってきた!
 ええ~
 そこから体を曲げて後ろ脚で右腕内側をひっかいてくる!
 「っつ!!」
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

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メインサーバのありし場所/15 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20170731090138j:plain
 
カードゲームライトノベル Wカードフュージョン14話 メインサーバのありし場所15
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「な、何だこれ!?」
 せり上がってきたのは薄緑板のガラス板!?
 よく見ると、それがジョーカーと僕を寸断しつつ周りを角の丸い四角状に覆っている!?
 でもっ!
 後ろに振り返りつつ叫ぶっ!!
 「カーディン!」
 「任せろ!プログレスチェンジ!!」
 カーディンの前部が開いて肩となりつつその間から先の切れた三角頭と鋼の顔が出てその額に付けたパトライトと羽のエンブレムがきらりと光り、
 後部の方が曲げていた足を延ばすように外装ごと伸びて勢い良く地に付け少しだけ宙に跳びつつ腰部が180度回転、
 そのまま両肩の部分から両腕がわきを締めるように出現して下に行きタイヤの部分を外側に出すように両腕を180度回転、
 さらに、胸の部分となったパトライトの下二つの部分が根元の部分から内側に回って収納され、パトライトが緩いV字となりつつパーポーパーポーと音を出しながら赤く光る!!
 そして、そこからカーディンは着地しつつ走り込み、ガラスの向こう側から思い切り右の拳を振り上げ、叩き込む!!
 ゴィン!!
 しかし、大きな音を立てて鉄の拳を叩き込まれたガラス板だが、ビクともしなかった、割れたりひびが入ったりするどころか傷すらついていない!
 「このぉ!!」
 続けざまに左拳を振り上げて叩き付け、同様にもう一度右拳も振り上げ叩き付けるが、ガラス板はびくともしない!
 「ムハハハ!無理ですよ、あなた程度のパワーでは、まぁ、ビクトリーカーディン程度のパワーがあれば話は別ですけどね」
 う・・・カードバトルか・・・
 「それなら話は別だ!双歩、今すぐカードバトルを続けよう!!」
 「そ・・・そう・・・」
 しかし、僕の目にはそれが無理だという状況が映っていた
 一つは左手にあるはずの手札、吹っ飛ばされた際に向こうに落としてしまったのである、
 現に、カーディンの向こう側に落ちている、
 そしてもう一つ、なんと、緑色のカードを乗せた板がガラスの向こう側にあるのだ!
 恐らく、カードバトルをさせないために緑の板が僕に近づき切る前にあのガラス板の壁を出したのだろう、
 くそ、
 これじゃあ、どうあってもカードバトルを進めることなんてできない、
 そうだ!カーディンにもう直にジョーカーを攻撃してもらえば・・・
 等と思ってジョーカーの方を向くも、途中で周りを囲むガラス板と接続する形で左右に一直線に同じガラス板が伸びているのが見えた、
 つまり、直接カーディンがジョーカーの方に向かう事は出来ないのである、ええい、こうなれば!!
 「カーディン!後ろのドアから出てジョーカーの方に」
 「無理ですよ、まわりをよくごらんなさいな・・・」
 へ・・・まわり・・・?
 ずぃぃい~と周りを見渡してみる、が、何も変わったところは・・・
 「な、なに!?いつの間にか周りが同じ透明素材で囲まれている!?」
 え?同じ透明素材って、まさか・・・
 「その通り!双歩くんを閉じ込めてる素材と同じものでこの部屋の内側を覆ってみましたっ!」
 ええっ!?ガラス板の囲いの中にいるからよくわからないかったけど、なるほど、これは・・・
 「さぁ、どうしますか・・・?」
 えええい、こうなったら・・・
 「カーディン!カードを!!」
 「だが・・・」カーディンが僕を見て戸惑いの装丁を見せるけど、
 「いいからやって!他に手、無いんでしょ!?」
 「ううう・・・仕方がない!!」
 カーディンが後ろに向かって走り、腰をかがめて右手で落ちてたカードを一気に拾い、左手に移し、手札とした!
 そこでジョーカーの方に振り返り、と、ジョーカーが自身の緑の板右手側のチャージゾーンにその右の手を向けて
 「それでは先にやらせていただきます、リチャージ!」
 「リ、リチャージ!」
 ジョーカーの宣言に、カーディンが慌てて返した!
 「それでは続けて、ドロー」
 ジョーカーが右手で山札の一番上のカードを引く、
 それを追うようにカーディンも右の手で自身の山札の一番上のカードを引き
 「ド、ドロー!」
 ここまでは順調だが、ここからだ、さて、カーディンはどんなカードを出す?
 カーディンがカード見て悩んでるなぁ・・・
 「う・・・ううむ・・・」
 それに比べて、ジョーカーの方はちゃちゃっと左手の手札から一枚引いてチャージゾーンに裏側で置いて、
 さらに、続けてもう一枚も同じように引いて1番に裏側で置き
 「セットですよ、ささ、ごゆっくりお考えください、」とここで顔を右手上側に上げ「ムハハハ・・・」
 余裕の笑い声、ううむ、カーディンはどうする気だろうか・・
 今だにカード見て迷ってるけど・・・
 「よし!」
 突如、カーディンが声を上げたかと思うと、右手で左の手の手の札からカードを一枚引いて1番に裏側で置いた後、
 続けて、さらに右の手で左手の手札から一枚カードを引いてチャージゾーンに裏側で置き
 「セットだ!」
 宣言した
 よし、これでようやく状況が進む!
 「と、残念ですがこれを見てください」
 なんだ?ジョーカーが左手の手札から右手で一枚カードを引いてこっちの方に見せて来た、
 心なしか左手を口元に当てて笑ってる気が・・・?
 
名前:ジョーカートリック・黒獣・黒機・速攻準備開始
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:セット後
効果の発動条件:このターン、チャージゾーンにセットで置いたカードが、
        カテゴリ:黒獣・黒機を持つコスト1以下のジェイルだった時
        ・自分のモンスターゾーンの戦闘を行うカード以外のカードが
         置かれていない場所1つを指定できた時
        ・相手の手札が2枚以上存在している時
効果:指定した場所に
   このターン、チャージゾーンにセットで置いたカードを
   このターンの間のみコスト0扱いにして設置する
   ・このターン、相手がセットで置いた
    チャージゾーンのカードを表側表示にし、
    相手のオープンしたモンスターゾーンのカードが
    モンスター・イクイップ・ジェイル・インヴォークだった場合、
    オープンした時のみコストを1下げる
    (0より下にはならない)
   ・このターンの終了時にセットしたジェイルを
    自分のトラッシュに送らなければならない
   ・このターン、セットしたジェイルが(このカードの効果でも)
    自分のトラッシュに送られた時、
    自分の山札から1枚引いて自分の手札にする
カテゴリ1:トリック カテゴリ2:黒獣・黒機
テキスト:さてさてこうして、準備してる時が一番わくわくしますねぇ
     マジシャンは新しい種を考える時に楽しそうに笑った
 
 げっ!?なんだあのカード、ジョーカートリック・黒獣・黒機・速攻準備開始?
 自分の方のジェイルを好きな場所に置きつつ相手のコスト召喚やカードの発動を阻害するカード?!
 案の定、互いのチャージゾーンのカードが表になるっ、
 「なにっ!?」
 カーディンがカードの効果を理解したか驚きの声を上げた、
 一方のジョーカーの方は・・・
 「私は、チャージゾーンのこのカードを1番に置かせてもらいましょう、いつの間にかあれっ!?そこにマジック!を1番に設置」
 
名前:いつの間にかあれっ!?そこにマジック!
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この戦闘に参加した、
        カテゴリ:黒獣・黒機を持つモンスターが
        この戦闘で相手のモンスターに勝利・敗北・引き分けた時
        ・相手と自分のそれぞれ戦闘を行えるカードの無い、
         一番番号の小さい
         この場所以外の場所1つずつを指定できた時
効果:戦闘結果でトラッシュにモンスターを送る時、
   この戦闘のみ送る場所をチャージゾーンに表側表示か
   指定した自分の場所のどちらかに変更する
   ・両方トラッシュに送る場合はまず、
    自分がチャージゾーンに表側表示か
    指定した場所のどちらかを選択し、
    相手は選ばれなかった方を選択しなければならない、
    この時、相手の場所にはカードは移らない
   ・このジェイルを自分のトラッシュに送る
カテゴリ1:いつの間にか カテゴリ2:黒獣・黒機
テキスト:いつの間にそこにっ!?
     今確かに叩いたはずっ!?
 
 ジョーカーが表になったいつの間にかあれっ!?そこにマジック!のカードを自身の緑の半透明の板、中央自身から少し離れた場所の1番内左手側の場所に置き、再度カーディンの方を向く
 「ではでは、そちらのカードは?」
 
名前:バトルマシンズ カーディン ロボモード
種類:PM プログレ
コスト:1 パワー:2000
召喚・効果コスト:「カーディン」
         の言葉が名前に入っているモンスターカード
相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
       発動後:カードの在り方に変更無し
   相殺時に発動された相手のカードの効果の発動を無効にして、
   相殺扱いで元の状態に戻し、このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このプログレスが
        相手のモンスターかプログレスに戦闘で敗北するか引き分けた時
        自分のモンスターゾーンに
        このカード以外にカテゴリ:バトルマシンズを持つ
        モンスター・プログレスが存在している時
効果:このカードをこの戦闘でトラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:ロボ
テキスト:立ち上がりしその姿は、正しく鋼の戦士!!
 
 カーディンの方はバトルマシンズ カーディン ロボモードということは・・・
 「ではでは、互いにジョーカートリック・黒獣・黒機・速攻準備開始の処理も終わったことですし、1番に置いたカードを表にしましょうか、それでは・・・」
 ジョーカーが1番に裏側で置いたカードを右手に持った!同時に、カーディンの方も1番に裏側で置いたカードを右手に持つ!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ!!」
 「ぐっ、バトルマシンズ カーディン カーモード!!」
 
名前:ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に相手の
         コスト1以下のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで、このモンスターのパワーを
   200上げる
カテゴリ1:マーゲイ カテゴリ2:黒獣・黒機
テキスト:その茶目で相手を狙い打つ!
 
名前:バトルマシンズ カーディン カーモード
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で敗北するか引き分けた時
        自分のモンスターゾーンにこのカード以外に
        カテゴリ:バトルマシンズを持つモンスター存在している時
効果:このカードをこの戦闘でトラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:車
テキスト:走り込む、機心の力!!
 
 カーディンの方はやはりバトルマシンズ カーディン カーモードかっ!?コスト召喚でバトルマシンズ カーディン ロボモードを召喚するつもりだったなっ!!
 と、向こうの方から少し小さめの豹のような動物が駆けてきた、
 その顔は黒毛混じりの豹柄の顔で茶色い目をしており、顔以外の全身に砂漠茶色のタイツスーツを身に纏い、
 その左目にサングラスモノクルを付けている、
 って、その小型の豹、マーゲイ・アートルムディザルグ、マーゲイが毛や尻尾を逆立て、明らかにこっちに向かってこようとしている、
 逃げ道は・・・無い!
 「双歩!」
 カーディンが少し上に跳びつつ胸のパトライト二つを内から下に出しつつ両腕を180度回転させ両肩と共に上に上げて両肩で頭を隠しながら両腕を両肩に収納してパトカーの前部と成し
 腰部を180度回転し両足を思い切り曲げてパトカーの後部にする!
 そして、タイヤを下にしつつ着地し
 「うぉおおおお!!」
 こちらに向かって爆走し
 ゴィン!!
 ものの見事にガラス板に阻まれ、弾かれた!
 「だからぁ、無理だって言ってるじゃないですか」
 ジョーカーの呆れた声と共に、小声での笑い声も聞こえた気がした、くそっ!どうにもならないのか・・・
 
ジョーカー・ブラックキャット
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0 パワー:300
 いつの間にかあれっ!?そこにマジック! J コスト:1 パワー:-300
チャージゾーン
裏:0表:0
 
カーディン&双歩
バトルマシンズ カーディン カーモード M コスト:1 パワー:800
チャージゾーン
裏:0表:1
 
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0 パワー:300
 
FIGHT!!
 
バトルマシンズ カーディン カーモード M コスト:1 パワー:800
 
 「さて、そろそろ行かせてもらいましょうかね、行ってください、マーゲイ」
 
名前:ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に相手の
         コスト1以下のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで、このモンスターのパワーを
   200上げる
 
 マーゲイがこっちに向かって駆けてくる!
 「うわぁあああ!!」
 思わず両腕で顔を守り、守り・・・何だこれ、右腕にパトカーが張り付いてる・・・
 右手から右ひじの部分までを覆う様に小型の、盾みたいに指は出てるけど
 これ、上のパトライトの部分がX字になってるなぁ・・・まるでカーディンみたいだ・・・
 って、マーゲイがこっちに向かって跳びかかってきた!思わず右腕のパトカーで防御!
 ガキッ!
 ・・・あれ?
 マーゲイがパトカーにしがみついてら!
 そして、歯と牙を立て、ガジガジと噛んだりしている、
 ほっ・・・どうやら大けがは免れたようだ、でも、このままじゃいけないか・・・
 「ふんっ!」
 思い切りパトカーを振り回し、マーゲイを放り投げる!
 が、マーゲイはもの見事に着地し、再びこちらに向かってきた、
 心苦しいが致し方あるまい、
 右拳を高く振り上げ・・・振り下ろす!
 しかし、マーゲイは思い切り上に跳んで避けた、
 まだまだ!こちらも右腕を勢い良く振り上げる!
 ドガッ!
 ものの見事にマーゲイの腹にヒットした!あまりいい感触ではないが・・・
 そのまま上に飛んで止まるマーゲイに向かい、右拳を強く握り、追撃の振り上げアッパー!
 マーゲイの鼻先にパトカーがヒットし、パトカーが壊れつつマーゲイが吹っ飛ぶ!!
 
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0
パワー:300+200 パワー合計:500 TRASH!!
 
FINISH!!
 
バトルマシンズ カーディン カーモード M コスト:1
パワー:800-300 パワー合計:500 TRASH!!
 
 「で?これで終わりだと思ってませんよね?」
 ジョーカーが言葉を発した瞬間、僕の右の足元にマーゲイがいた、
 っつ、なんで!?あ、いつの間にかあれっ!?そこにマジック!のカードの効果か!!
 
名前:いつの間にかあれっ!?そこにマジック!
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この戦闘に参加した、
        カテゴリ:黒獣・黒機を持つモンスターが
        この戦闘で相手のモンスターに勝利・敗北・引き分けた時
        ・相手と自分のそれぞれ戦闘を行えるカードの無い、
         一番番号の小さい
         この場所以外の場所1つずつを指定できた時
効果:戦闘結果でトラッシュにモンスターを送る時、
   この戦闘のみ送る場所をチャージゾーンに表側表示か
   指定した自分の場所のどちらかに変更する
   ・両方トラッシュに送る場合はまず、
    自分がチャージゾーンに表側表示か
    指定した場所のどちらかを選択し、
    相手は選ばれなかった方を選択しなければならない、
    この時、相手の場所にはカードは移らない
   ・このジェイルを自分のトラッシュに送る
 
 おそらく、パワー800のバトルマシンズ カーディン カーモードのパワーをいつの間にかあれっ!?そこにマジック!のパワーで500まで下げ、
 同時に、パワー300のジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグのパワーをマーゲイ自身の効果で500まで上げ、
 互いに相打ちに持ち込みつついつの間にかあれっ!?そこにマジック!の効果でいつの間にかあれっ!?そこにマジック!をトラッシュに送りながら
 カーディン カーモードをチャージゾーンに、そして、マーゲイを2番に移し、
 そこからさらにジョーカートリック・黒獣・黒機・速攻準備開始の効果で山札からカードを一枚手札に補てんしたのだろう、
 って、そんなこと考えてる場合じゃない!
 マーゲイが至近距離から跳びかかってくる
 「双歩!?」
 マーゲイの爪が僕の右足を捉え、右足から血が噴き出す!
 
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0 パワー:300
 
ATTACK!!
 
双歩&カーディン
 
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0 パワー:300
 
FINISH!!
 
双歩&カーディン ダメージ
 
ジョーカー
デッキ:28枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:2枚
モンスターゾーン
無し
ジョーカー獣士 マーゲイ・アートルムディザルグ M コスト:0 パワー:300
 
VS
 
カーディン
デッキ:45枚 手札:5枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:0枚
モンスターゾーン
無し
 
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