御前教会の真実 ダブモン！！２話／１５ 妖魔版
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ザリドールが一歩ごとに地面に剣を差して何かないか慎重に調べながら先へと進む、
それを俺達はついて行っているのだが・・・
「壁とかは大丈夫かな？」
「て、天井もどうだろう・・・」
「ビクビクしてたらきりないけどね・・・」
とまぁ、こんな調子で・・・
「おかしな気配は感じられない、ザリドールの調べでも問題ないなら問題ないだろ」
「ですよね」
カンテーラとウィルピーの意見の中で、ザリドールが目視も含め全方位を調べながら黙々と進む、
そうだ、今のうちに・・・
「リチャージ」
「ドロー」
引いたカードは・・・２番に裏で置いておいて、手札からチャージゾーンに置いて・・・
「セット」
「見て！」
蜜羽さんの声に、俺達は正面を向く、
「待ってたぜ？」
そこで立ち尽くしていたのは、銃を担ぎ持った赤トカゲ、
「ここなら、分身も意味ねぇよなぁ・・・？」
現れたのは、通路より左右に少し広めの場所、
例えていうなら、罠を掘りやすくそれでいて余計なスペースの無い程度の幅、といったところか、
壁が多少うねっていることもあり幅は一定ではないが、いずれにしても、罠をかけやすい場所だろう、
そして、俺達の方に銃を向ける
でも、この状況は俺達にとっても好都合、
「オープン！」
「おっと、ガキどもを守り切れると思ってるな？」
いきなり上の方に大きな何かの影が？球状二つの黒い複眼に長い岩色の胴、透明な楕円の羽四つ・・・あれは・・・トンボか！？
「ダブモンＮｏ．９５、洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン」
名・洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン ダブモンＮｏ．９５
概・Ｍ モンスター コスト３ パワー２２００ 虫・地属性
発・戦闘前・自任意・ターン終了時まで・条文の頭に指定：次の戦闘に参加する
条・主対象：このモンスターと、
相手の「地属性」「風属性」「水属性」「火属性」「闇属性」
いずれかのカテゴリを持つ、コスト３以下のモンスター
効・第一効果：次の戦闘のみをスキップする
・相手の主対象のパワーをこのモンスターと同じにする
文・自身が生きる洞窟を呑気に飛ぶトンボ型ダブモン
しかし、日々生きる糧を探し、同じ場所に同じ糧を確保するため、
出来る限り洞窟を保全する習性がある
羽の端々には防御用だろうか、岩石が並び、六つの足は左右に尖ったツルハシ、幅の広いショベル、岩をすくうバケットに変化しており、あれで洞窟が崩れた部分を掘ったり、岩をくみ上げたり叩いて押し着けたりするのではないか、
それがこっちに飛んでくる！
「ウィルピー！」
「こっちはまかせてください！」
カンテーラが上に飛び、ケイブヤンの前に立ちふさがる、ウィルピーはカンテーラと僕らの間にいる格好だ
「おっと、プレシバット」
ピピピ・・・どこかから聞こえた声が洞窟に反響し
「身体が」
「震えるです」
一瞬、カンテーラとウィルピーの動きを止めた、
しまった、プレシバットの音波か！反響を利用して二体に集中して音波を浴びせたんだな、
その二体を体の角度を変えてケイブヤンが避け行き過ぎ、こっちに、くるっ！
が、そこに鋼のハサミを持ったリスがハサミを振り回し、ケイブヤンの甲殻の一部を削りながら弾き飛ばし、
そして、そのリスが俺達の前に降り立った
「ダブモンＮｏ．１０２、髪切りの理容リス、カミキリス」
可愛げな雰囲気に全身が滑らかな薄茶色の毛で覆われ、丸耳の付いて少し前に出た顔にはクルリとした黒瞳がかわいく光り、
丸くで突っ立った胴体には短めの手足に三本茶色の線の付いた柔らかな尾が付いており、頭の下部から腹、尾の裏にかけては毛皮が白になっていて、
その身体には清潔感あふれる横留め式白衣をまとい、右手に鋭利な鋼のハサミを持つ
名・髪切りの理容リス カミキリス ダブモンＮｏ．１０２
概・Ｍ モンスター コスト２ パワー１５００ 哺乳・風属性
発・戦闘前・自任意・このターン・条文の頭に指定：
条・主対象：自分のこのカード以外のモンスター
効・第一効果：主対象のパワーを５００上げる
・このターン、自分のチャージゾーンの表側表示の
カテゴリ「風属性」「地属性」いずれかを持つ
リサイクル・スマッシュを１枚、このターンのみ効果を
発動できないようにして時限無しで裏にする
文・片手持ちのハサミ持つ栗鼠（リス）型ダブモン、森の中でハサミの突き立った
切り株に座ってしばらく待つと現れ、髪を切ってくれるという、切った髪は
森の肥料になるというが、難点は髪型はリスの気まぐれ次第という事か
ふぅ、先に召喚しておいてよかったぜ・・・
思わず、額の冷や汗を右腕で思わず拭う
と、コストだコスト、
俺がチャージゾーンのカードを表にすると同時に画面にもカードが写った、
まずは、俺がカミキリスのコストとして表にしたカード、アクアエレメンタルパワーフローにウィンドエレメンタルパワーウィングっと、
名・アクアエレメンタルパワーフロー
概・Ｒ リサイクル コスト１ スピリット・水属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
名・ウィンドエレメンタルパワーウィング
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・風属性
発・コストで表になった時・自任意・このターン・条文の頭に指定：
そして向こう、ケイブヤンのコストは・・・ケイブエレメンタルパワーに犬払いの小熊 ガベアック、超音波の無線従事士 プレシバットか、
あ、向こうの暗闇からヘッドフォンしたコウモリ、プレシバットが飛んで来た、
画面にも改めてプレシバットのカードが写り、さらに空洞のその場所でのカードも出てくる、
なるほど、一気にたたみかけようというわけか・・・
名・ケイブエレメンタルパワー
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・地属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
名・犬払いの小熊 ガベアック ダブモンＮｏ．４６
概・Ｍ モンスター コスト１ パワー９００ 哺乳・地属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
名・超音波の無線従事士 プレシバット ダブモンＮｏ．３６
概・Ｍ モンスター コスト１ パワー６００ 哺乳・風属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する相手のモンスター
効・第一効果：主対象のパワーを５００下げる
パワーを下げた時、パワーが０以下だった時、
主対象を相手のトラッシュに送る
文・超音波で交信し続けるコウモリのような姿をしたダブモン、
危機に陥った時に超音波で仲間を呼ぶ習性がある、
真面目に能力を伸ばすか、超音波を芸術楽感方面に伸ばすかで姿が変わる
名・空洞のその場所で
概・Ｒ リサイクル コスト１ スピリット・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
結界の洞窟
モンスターゾーン
洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン ダブモンＮｏ．９５ Ｍ コスト３ パワー２２００ 虫・地属性
蜥蜴の銃罠士 ワナリュー ダブモンＮｏ．５ Ｍ コスト２ パワー１４００ 爬虫・火属性
超音波の無線従事士 プレシバット ダブモンＮｏ．３６ Ｍ コスト１ パワー６００ 哺乳・風属性
チャージゾーン
裏：１表：３
稲走 兎白＆カンテーラ
モンスターゾーン
ザリガニの闘牛士 ザリドール ダブモンＮｏ．１３５ Ｍ コスト３ パワー２３００ 甲殻・水属性
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンＮｏ．１０２ Ｍ コスト２ パワー１５００ 哺乳・風属性
チャージゾーン
裏：３表：２
洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン ダブモンＮｏ．９５ Ｍ コスト３ パワー２２００ 虫・地属性
戦闘開始！
ザリガニの闘牛士 ザリドール ダブモンＮｏ．１３５ Ｍ コスト３ パワー２３００ 甲殻・水属性
でもそんな安易な考えは通用しない・・・！
「ザリドール、援護するぜ・・・」
「僕もいるですよ・・・」
ザリドールがカンテーラとウィルピーの言葉を受け、前に跳ぶ、
「飛んで火にいる夏のザリガニってかぁ！！」
ワナリューが銃を向け、そこにケイブヤンも突っ込んでくる、前上二方向からの同時攻撃か！？
二つの効果、でも、ケイブヤンの方は・・・
「俺は、マルチエレメンタルパワーの効果を発動、ケイブヤンの効果を相殺する」
「上は任せろ」
カンテーラが今までより勢い良くケイブヤンに向かって飛び
「シャドウブレイド！」
思い切り左手の剣を叩き付ける！
対して、ワナリューは銃の引き金を引き、
ん、ワナリューの銃の引き金にかけた指が細かく動いた・・・？
ザリドールが銃弾をマントで弾き
「俺は、アクアエレメンタルピックブレイドで！ワナリューの銃弾を相殺！！」
チュイン！！
突如、ザリドールの右足が水の膜で守られ、何かがかするような音が響く、
「っち、やっぱり二連発は安定しないな・・・変なとこに当たっちまった・・・」
どうやら、ワナリューが無理やり弾を二連射したようだ、ただ、命中精度が悪かったらしい、
その間にもカンテーラがケイブヤンを弾き飛ばし、
名・洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン ダブモンＮｏ．９５
概・Ｍ モンスター コスト３ パワー２２００ 虫・地属性
発・戦闘前・自任意・ターン終了時まで・条文の頭に指定：次の戦闘に参加する
条・主対象：このモンスターと、
相手の「地属性」「風属性」「水属性」「火属性」「闇属性」
いずれかのカテゴリを持つ、コスト３以下のモンスター
効・第一効果：次の戦闘のみをスキップする
・相手の主対象のパワーをこのモンスターと同じにする
名・マルチエレメンタルパワー
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果：主対象のパワーを３００上げる
・主対象がカテゴリに「属性」という言葉を持っていた時
さらにパワーを３００上げる
洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン ダブモンＮｏ．９５ マルチエレメンタルパワー 相殺
名・蜥蜴の銃罠士 ワナリュー ダブモンＮｏ．５
概・Ｍ モンスター コスト２ パワー１４００ 爬虫・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：主対象：
条・主対象：次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバー
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果：主対象のパワーを１０００下げる
・パワーを下げた後、パワーが－５００以下だった時、
主対象を時限無しで相手のトラッシュに送る
名・アクアエレメンタルピックブレイド
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・水属性
発・戦闘前・自任意・時限無しで・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
主対象単体であるため全対象とする
略・壱“主対象のパワーをこのターン終了まで”
効・第一効果：主対象のコストとカテゴリにより、以下の効果を発動する
・カテゴリ「水属性」
・壱６００上げる
・かつ、コスト３以上は以下２つ
・可能なら、相手のコスト１のモンスター１体を相手のトラッシュに送る
・主対象の効果が発動可能な時、この効果の後すぐ発動する、
この時、相手はカードの発動によって相殺できない、
・それ以外、壱３００上げる
蜥蜴の銃罠士 ワナリュー ダブモンＮｏ．５ アクアエレメンタルピックブレイド 相殺
名・超音波の無線従事士 プレシバット ダブモンＮｏ．３６
概・Ｍ モンスター コスト１ パワー６００ 哺乳・風属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する相手のモンスター
効・第一効果：主対象のパワーを５００下げる
パワーを下げた時、パワーが０以下だった時、
主対象を相手のトラッシュに送る
いつの間にか、プレシバットの効果も発動して、ザリドールの方がパワーが下になっちゃったけど、向こうに使えるカードは無くなったな、よし、一気にたたみかけるぞ、
「俺は、ザリドール自身の効果を発動させて、ケイブヤンのパワーを３００下げ、３番に分身を召喚する、さらに、カミキリスの効果も付けてウィンドエレメンタルパワーウィングを指定し、パワーを５００上げる！！」
名・アクアエレメンタルピックブレイド
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・水属性
発・戦闘前・自任意・時限無しで・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
主対象単体であるため全対象とする
略・壱“主対象のパワーをこのターン終了まで”
効・第一効果：主対象のコストとカテゴリにより、以下の効果を発動する
・カテゴリ「水属性」
・壱６００上げる
・かつ、コスト３以上は以下２つ
・可能なら、相手のコスト１のモンスター１体を相手のトラッシュに送る
・主対象の効果が発動可能な時、この効果の後すぐ発動する、
この時、相手はカードの発動によって相殺できない、
・それ以外、壱３００上げる
名・ザリガニの闘牛士 ザリドール ダブモンＮｏ．１３５
概・Ｍ モンスター コスト３ パワー２３００ 甲殻・水属性
発・戦闘前・自任意・ターン終了まで・条文の頭に指定：主対象：
条・主対象：“次の戦闘に参加する”相手のモンスター・オーバー
一・壱このモンスター
二・自分の戦闘を行うカードの置かれていない場所１つ
略・壱“”
効・第一効果：主対象のパワーを３００下げ、それが２５００以下の時、
その戦闘のみをスキップするか、選択できる、
・スキップした場合、
主対象のパワーが２４００以下の時、主対象を時限無しで
相手のトラッシュに送るか、選択できる
・スキップ関係なく選択できる、
二に一と同じ能力を持つカードをコスト０で召喚する
これはその場所から動くか時限を超えた時消滅する、
このカードの効果は相殺時のみ、主対象のみしか条件を満たしてなくても、
全対象として扱える
ザリドールの後ろから一気に水が噴出し、
「おっと」
ワナリューがザリドールの足元を銃撃する、すると、そこから真上に一気に指向性の爆発が、
「天井に叩きつけられちまいな！」
ザリドールが真上に飛ぶ
「ならクッションでもどうだ？」
その間に、カンテーラが一気にケイブヤンに接近して、天井まで弾き、
ザリドールが上下反転、その足をケイブヤンに叩き付けつつ天井にはさみ、上からワナリューに跳ぶ
「クッションにしては固すぎたかな？」
名・髪切りの理容リス カミキリス ダブモンＮｏ．１０２
概・Ｍ モンスター コスト２ パワー１５００ 哺乳・風属性
発・戦闘前・自任意・このターン・条文の頭に指定：
条・主対象：自分のこのカード以外のモンスター
効・第一効果：主対象のパワーを５００上げる
・このターン、自分のチャージゾーンの表側表示の
カテゴリ「風属性」「地属性」いずれかを持つ
リサイクル・スマッシュを１枚、このターンのみ効果を
発動できないようにして時限無しで裏にする
洞窟保全のヤンマヤン ケイブヤン ダブモンＮｏ．９５ Ｍ コスト３ 虫・地属性
パワー２２００－３００ パワー合計：１９００ トラッシュ！！
戦闘終了
ザリガニの闘牛士 ザリドール ダブモンＮｏ．１３５ Ｍ コスト３ 甲殻・水属性
パワー２３００－１０００＋６００＋５００ パワー合計：２４００
蜥蜴の銃罠士 ワナリュー ダブモンＮｏ．５ Ｍ コスト２ パワー１４００ 爬虫・火属性
戦闘開始！
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンＮｏ．１０２ Ｍ コスト２ パワー１５００ 哺乳・風属性
と吹き出した下の水より分身が出現、分身と共にザリドールがワナリューに跳ぶ、今度はこちらが二方向からの同時攻撃、
「また分身か、プレシバット！」
ワナリューの指示により、プレシバットの超音波が飛ぶ！
ピピピ・・・
それによりザリドールと分身の動きが鈍る、
ん？上から気流が・・・
げ、ケイブヤンが一気に俺たちの方に向かってくる！
この気流は叩きつけられたせいか、それよりも速くなったせいか・・・、
「この・・・」
「行きますです」
カンテーラとウィルピーが飛び、ケイブヤンが一気に急降下
「しまっ・・・」
「たです」
カンテーラとウィルピーの下を潜り抜け、一気に上昇、上から勢いをつけて襲い掛かり、
ガッ！
横からカミキリスの拳を受け吹き飛んだ、が、壁に叩きつけられる前に何とかバランスを整え上昇、
そこにカミキリスが一旦着地しつつ左右の壁を交互に跳ねて上にいるケイブヤン向かっていき、
対し、カミキリスに狙いを定め弾丸のように一直線に向かい体当たりを敢行するケイブヤン、
「っと、忘れてた！ここで俺はカミキリスの効果で、ウィンドエレメンタルパワーウィングを裏側表示に！」
カミキリスがはさみを携え、ケイブヤンが速度を上げ、互いに交差、
ケイブヤンの装甲が斬り裂かれ・・・以前よりもスマートな姿となっていた！
「へ？」
「え？」
「えぇ・・・」
俺達があきれる中、ケイブヤンのが少し飛んで何かに気付いたらしく、ザリドールの呼びだした水流に近づきそこに浮かんだ自分のまじまじと見つめると、
どこか嬉しそうに片前足を振り上げ、一直線に洞窟の入り口の方に向かって飛んで行った、
カミキリスが得意げに右拳を横に出し親指相当の指を上げる
何なんだ一体・・・
その間にもワナリューの元にザリドールと分身が飛び、剣が突き出され、
ワナリューが後ろに下がりつつ銃でさばき避ける
「とっ、たっ、そこっ！」
分身の足元を撃ちぬく、すると、その場所が崩れた！
名・アースエレメンタルバフィッシュ
概・Ｓ スマッシュ コスト０ バスター・地属性
発・戦闘後・自任意・時限無し・条文の頭に指定：主対象：
条・一・相手のコスト３以下かつ、
１番パワーの高いモンスター・オーバー
二・自分のモンスターゾーン・チャージゾーン、
いずれかに存在するこのカード除く地属性の
“モンスター・オーバー・リサイクル・スマッシュ”
略・壱“”
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果：主対象を相手のトラッシュに送る
・その後、自分のチャージゾーンの裏側表示のカードを
３枚表にしなければならない、出来ない場合、このターン、
自分の壱のカードは発動できなくなる
文・大地の力を集め、擬似振動波として解き放つ！！
蜥蜴の銃罠士 ワナリュー ダブモンＮｏ．５ Ｍ コスト２ パワー１４００ 爬虫・火属性 トラッシュ！！
戦闘終了
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンＮｏ．１０２ Ｍ コスト２ パワー１５００ 哺乳・風属性
が、その前に分身が後ろに跳んで避けていた、さらにその勢いをバネに壁から上に跳んだザリドールと共に一気にワナリューに迫る、二度も三度も同じ手を喰らうほど甘い手合いじゃない！
「ちぃ、しかたねぇ、大技、行くか、相手しろプレシバット」
無理矢理左手でプレシバットを掴んで放りこんでくる
超音波の無線従事士 プレシバット ダブモンＮｏ．３６ Ｍ コスト１ パワー６００ 哺乳・風属性
戦闘開始！
分身ザリドール
「竜、いや、竜騎兵の炎を見せてやろう」
ワナリューが炎を吐きそれが銃に吸い込まれていって、銃から、暗い洞窟全てが朱に染まるほどの炎が溜めこまれていく
「あれ、喰らったらまずくない？」
「まずい」
「死ぬわね」
その間にも、プレシバットがザリトールと分身の前に立ちはだかり、
ピピピ・・・
超音波で抵抗してくる、ええい！
「ザリトール、カード使うから分身と一緒に突っ込んで、あれ止めて」
ザリトールが首をかすかに縦に振る
「俺達も上から」
「了解です！」
カンテーラとウィルピーが上に飛ぶ、よし、
「俺はウインドエレメンタルインボルブの効果を発動、マルチエレメンタルパワーとカミキリスの効果で裏にしておいたウィンドエレメンタルパワーウィングをコストとし、プレシバットをトラッシュに送る」
名・ウインドエレメンタルインボルブ
概・Ｒ リサイクル コスト２ スピリット・風属性
発・戦闘前・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する
“相手のモンスター・オーバー”
略・壱“”
主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果：主対象のパワーを１０００下げ、
０以下になった場合、０にして、
・可能なら、別の壱を指定して、
その数値分パワーを下げるか選択する
・相手の全てのパワー０以下の主対象と壱を
相手の手札に戻す
この時、主対象は相手のトラッシュにも送れる
文・風が相手を巻き込んでいく・・・
名・マルチエレメンタルパワー
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
名・ウィンドエレメンタルパワーウィング
概・Ｒ リサイクル コスト０ スピリット・風属性
発・コストで表になった時・自任意・このターン・条文の頭に指定：
超音波の無線従事士 プレシバット ダブモンＮｏ．３６ トラッシュ！！
不意に後ろの入口から吹いた突風がプレシバットを遠くまで吹っ飛ばす、
「今だ！」
「今です！」
カンテーラとウィルピーの同時号令によりザリトールと分身も突っ込んでいく
「ちぃ、役に立たないか、だが・・・」
しかし、ワナリューが間断なく銃身前に巨大な球となった火を溜めこまれた銃を構え
「もうすでに火力は溜まってるんだよ、ファイア」
銃の引き金が引かれた
巨大な火球か発射され、ザリドールと分身を吹き飛ばす
結界の洞窟 ダメージ
戦闘終了
分身ザリドール
が、僕達に来たのは強烈な衝撃と水蒸気のみ、おそらく、ザリドールと分身が身を呈して守ってくれたのだろう、
ゴゴゴ・・・
しかし、辺りの壁床天井が振動している・・・
ズシャシャシャ・・・
細かい石や土が上から降り注できた・・・
「これ、俺達生き埋めになるんじゃ？」
「そんな感じだね」
「ちょっと！誰かどうにかしなさいよ！！」
これは・・・迷ってる時間は・・・
「あばよ！」
あ、ワナリューが逃げる
「俺達も逃げるぞ」
「賛成」
「ウィルピー、カンテーラ、とっとと来なさい！」
が、振動が大きくなり、上から岩が・・・
間に合わない！
ガショガショガショガショ・・・
次の瞬間、入口の方から鎧の足音が響き渡ると共に、何かが俺達の上に跳躍、岩を真っ二つに斬り飛ばしつつ、着地
「はっ！」
右手を壁に叩き付けると同時に、振動が収まる
一体何が・・・
「あまり時間がありません、すぐに退避を」
「てめぇ、ソダマモ！！」
「ひさしぶりだなワナリュー！！」
ソダマモと呼ばれたそれは一言で言えば鎧騎士だ、少し腹のあたりが大きいなれど全身を包む鋼の鎧、左手の鉄の上短六角盾に右手の両刃の剣、頭の兜の上には勇壮な赤いとさかなぞも付いている
「俺を追ってきやがったか」
が、以前からの知り合いであろうソダマモにも、ワナリューは遠慮なく銃を向け、引き金を引く
「その通りだ、とっとと親父さんのところに帰れ！」
それでもソダマモは盾で銃弾を防ぎつつ、その剣をワナリューに振り降ろす、
その剣を銃で受けるワナリュー
「アミマイも心配していたぞ、それに、怪我もしているではないか」
「心配いらないさ、この傷を付けた奴も吹っ飛ばしてやった」
「なんてことを・・・」
いや、勘違いしてるみたいだけど、単なる水の分身だから・・・」
「へっ、てめぇこそ自分の苗はどうした、あぁ！」
「弟たちが世話を見ている」
「へっ、だったら俺んところも妹に任せてもいいんだよな！」
「だが、親父さんと絶交したままがいいはずないだろう、あんな怪しげな輩から依頼を受けてまで・・・」
「けっ、そんなに聞き分けの聞く親父なら俺も苦労してねぇよっ！！」
互いに一歩も譲らず、だが、ソダマモがワナリューを通路の横端に押し込む
「何をしているのです、早く行ってください」
「じゃあ」
「お言葉に」
「甘えて・・・」
急ぎ、割れた岩の間を通り、
「え、こっち？」
驚くソダマモの裏を駆け
「先いくぞ～」
「です～」
カンテーラとウィルピーとカミキリスと共に先に駆けて行くのだった・・・
結界の洞窟
山札：２４枚 手札：２枚 ライフカード：２枚
チャージゾーン：３枚 トラッシュ：９枚
モンスターゾーン
無し
ＶＳ
稲走 兎白＆カンテーラ
山札：２６枚 手札：２枚 ライフカード：２枚
チャージゾーン：５枚 トラッシュ：３枚
モンスターゾーン
無し
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンＮｏ．１０２ Ｍ コスト２ パワー１５００ 哺乳・風属性
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