バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話/13

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話13
 
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 13
 
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「ヒョウセン!!」
 「ダブモンNo.306、氷機の帆付き小型船舶航海士、ヒョウセン」
 俺の前に突如、両端の尖った貝が現れたと思ったら、氷の腕が貝の内部からのばされ、貝の奥の目が当たりを確認、
 氷の腕をひっこめると全身を凍らせその氷で、丸みを帯びた長い逆台形の船体と三角の帆を形成する、
 「憑依!!」
 さらに、そこにフリィジアが憑依して帆の根元に氷のリングが付いた!!
 「フイリレーズ」
 「ダブモンNo.???、氷笑の冷凍庫機械作業員、フイリレーズ」
 超越神の前に現れたのは赤く丸いコアの周りを三日月のように三角形の氷柱が浮かび、
 コアにはまるで笑顔のマークのように微笑みが張り付いている存在、
 「『ヒョウセンのコストに雪の鋭装 エレメンタルパワーと影の鋭装 エレメンタルパワーを指定!さらに雪の鋭装 エレメンタルパワーと影の鋭装 エレメンタルパワーと熱の鋭装 エレメンタルパワーの効果を発動!!ヒョウセンのパワーを計1500上げる!!』」
 「『フイリレーズのコストに六つ場所の破滅、巻き込まれたもの、衰滅を受けし者、ク・ルイネイションエレメンタルパワー、シルドク・ルイネイションエレメンタルパワーを指定』」
 1番戦闘!!
 フイリレーズが手裏剣のようにフリィジアに高速回転しながら向かって行く!
 フリィジアは横倒しになって回避!
 フイリレーズが戻ってくる、
 フリィジアは横になったまま帆をそちら側に向け・・・
 フイリレーズが真上に来たところで立ちあがり、上に跳ね上げる!
 「おおっし!」
 「『フイリレーズの効果でヒョウセンの効果を無効化!!』」
 「『ヒョウセン自身の効果で相殺!!』」
 フリィジアの声と同時に来た超越神の宣言を俺が相殺している間にフリィジアはさらに氷の腕を現出させ地面に叩きつけ跳躍、
 フイリレーズに拳を叩きつけて行く!
 が、フイリレーズが拳から自身を守るように氷柱を拳方向に立て集中!
 叩きつけられるフイリレーズの拳に突き刺さる!
 「いったっぁああい!!」
 フリィジアは悲鳴を上げながら慌てて氷の手を振って氷柱を外す、
 ・・・あの氷、神経、通ってるんだろうか・・・?
 「このお!!」
 今度は落ちたところで下から氷の柱を伸ばして自身を跳ね上げつつの冷気を纏わしながらの拳!
 これをフイリレーズはいつの間にか再生していた氷柱を再度向ける!!
 「『ク・ルイネイションエレメンタルパワーを発動!!フイリレーズのパワーを900上げ逆転!!コストにはルイネイションエレメンタルパワーを指定!!』」
 と、拳を寸止め
 「『マルチエレメンタルパワーでフリィジアのパワーを600上げ再逆転!!』」
 「凍れっ!!」
 フリィジアの拳から大量の冷気が現出、フイリレーズを拳ごと凍らせていき、
 「でりゃああ!!」
 そこから一気に床に向かって落ち叩きつけ、フイリレーズが爆発、消滅する
 「『さらに、前のターンで発動した効果でデコイ召喚!!』」
 そこで氷の破片が女神の方に行くも、
 女神は動じず、魔王の鎧が氷を弾く
 まぁ、そうなるか
 「ターンエンド」
 「ターンエンド」
 虚無な空間に、宣言が響く・・・
 
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