より暗い道、暮れへの道か夜明けへの道か・・・ ダブモン!!25話19
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19
「リチャージ!」
「リチャージ!」
「ドロー!」
「ドロー!」
「セット!」
「セット!」
「オープン!」
「オープン!」
「ダークガマジックエレメンタル!! オーバックス!!」
くるか!?
「プーマヤ!!」
「ダブモンNo.266、宣託審の念降ろし、プーマヤ」
私の前に四肢をくねらせながら灰色の山猫が躍り出る、
声を高鳴き上げて霊魂のようなエネルギーをまとわりつかせ、
青インナーと鉄兜、鉄鎧が出現、装着される、
鎧の右肩に先にまっすぐ向く剣があり、対の左肩には五角の盾、四角形の後ろ側にを伸ばした五角の盾がある、
「『プーマヤのコストにウィルピーキラメントとシャインブライシングエレメント!!を指定、ウィルピーキラメントを発動しウィルピーキラメントの効果でこのウィルピーキラメントを裏にする!』」
仮面の魔族の前に山札が表面を見せながら一枚一枚巻物のように左から右に推移、仮面の魔族が右人差し指を突き出し一枚のカードを選ぶ!
「これじゃ!」
「ダブモンNo.428イィィィエェェェェックス!、クリードル・オーバーァアア!!」
仮面の魔族の前に黒い空間が現れ、それが膨らむように形作ったのは、左白右黒の仮面をかぶった大仰しい胴鎧、
手足無く浮かぶそれは薄い布のフードを後ろ髪のように伸ばしている・・・
1番戦闘!!
パワー3700のクリードルが闇で拳を形作るとパワー2600のラメールに向かいその拳を振り下ろす!
無散するラメール、だが、瞬時にすぐ後ろで球体と翼の姿に戻る、
と、クリードルの右拳に闇が集まって球体と成す、
それをラメールに叩きつけると、ラメールの体の一部が消失、
さらに、左拳が闇の球体で包まれ連続で拳を叩き込んでいく!
右に左にと避けるラメール、
だが、体は確実に削れていく・・・
「『シャインエレメンタルパワーに加えラメール自身の効果!計1500、これでパワーを逆転!!』」
「『ラメールの効果をダークマジックエレメンタルで相殺!!』」
「『シャイラエレメンタルパワーで再逆転!』」
「『ダークシールドエレメンタルで相殺!!』」
「『シャイラエレメンタルパワープラス!』」
「『相殺!ダークデェマジックエレメンタル!!』」
ぐ・・・これ以上出しても・・・
と、クリードルが両手を開いて胸の前で向かい合わせ、両手の闇の球体を間に移動させて融合させ大きな闇の球体とし、
そこでクリードルの背後にも六つの闇の球体が出現!
両手を前に出し中央の大きな闇の球体をラメールに放出すると、背後の六つの闇の球体も螺旋のような軌道で一気にラメールに向かって行き、
ラメールがよけようとするも闇の球体がぶつかり闇の大爆発、
ラメールは巻き込まれ、消滅する、
「でも、2番戦闘!」
パワー1500のプーマヤとパワー2500のパプリカオが互いに真正面に駆け、プーマヤの剣とパプリカオの左右のブレードがぶつかり火花を散らしつつ
プーマヤが跳躍してブレードを避けつつ後ろに回り込む、
が、すぐさまパプリカオがUターン、対峙する格好になる、
さらにプーマヤが大跳躍!パプリカオに上から跳びかかっていく!
パプリカオは対抗し、背中にブレードを回して上のプーマヤに葉っぱを射出!
連続発射される葉っぱにプーマヤは体を丸め盾で防ぎながら突撃!
「『シャインエレメンタルパワー++!コストにシャイラエレメンタルパワーとシャイラエレメンタルパワープラスを指定しプーマヤのパワーを1200上げ、パプリカオのパワーを600下げる!!』」
右肩の剣で蔦ブレードの根元を薙ぎ斬る!!
離れるブレード、そこで剣をパプリカオに向け、落ちる勢いで突き立てる!
が、次の瞬間には大きく横に回転したパプリカオに振り落とされていた!!
プーマヤは着地し三度対峙するプーマヤとパプリカオ、
再生していくブレードに再生させまいと迫るプーマヤ、
間に合わずと判断し走り出すパプリカオ、
徐々に加速し最終的には高速で交差する二者、倒れたのは・・・パプリカオ!!
プーマヤが前のめりに倒れ爆発、消滅した・・・
と、いつの間に残っていたのか、闇の球体が向かって来る!?
「てぇやぁあああ!!」
ウィルピーが鍛冶槌で闇の球体を叩き、闇の球体が爆発、爆風をウィルピーが浴びるもこちらを見て
「さぁ!そろそろでしょ?四葉さん!」
「わかってるわよ、ターンエンド!」
「ターンエンド!!」
互いの宣言が響く!!
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