より暗い道、暮れへの道か夜明けへの道か・・・ ダブモン!!25話16
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16
「リチャージ!」
「リチャージ!」
「ドロー!」
「ドロー!」
「セット!」
「セット!」
「オープン!」
「オープン!」
「パプリカオ!!」
「ダブモンNo.441、果甲の高圧ガス設備保安検査員、パプリカオ」
仮面の魔族の前に機械の装甲のような真っ赤なパプリカのようなリカオンが出現!!頭の上にスピーカーが耳になったヘルメットをかぶっている!!
「ラメール」
「ダブモンNo.383、光撒きのキーパンチャー、ラメール」
私の前に宙を舞うラメが集まり両翼持つ球体を具現化する
「『パプリカオのコストにダークシールドエレメンタルとダークデェマジックエレメンタルとダークデェズマジックエレメンタルを指定!!』」
「『ラメールのコストにウィルピーキラメントとシャインエレメンタルパワーとシャインブライシングエレメント!!を指定、ウィルピーキラメントを発動、ウィルピーキラメントの効果でウィルピーキラメントを裏に!』」
1番戦闘!!
パワー1500のビービードリに向かってパワー2500のパプリカオが駆ける!
パプリカオの肩上当たりの装甲より上に二股に蔓がのび、幾つもの三又の葉っぱが生え、
その葉っぱが連続で発射され、ビービードリに向かう!
ビービードリの右の翼がパプリカオを指し示そ光の蜂が向かうも葉っぱで真っ二つ!
その明らかな威力にビービードリも右に飛び避け、追撃の葉っぱを左に飛んでる!
が、防戦一方のビービードリではない、
飛んでいる間にも光の蜂が左右上から弧を描いて進む!
しかし、蔓が葉っぱがそちらに向け、葉が発射され、
ブーメランのようにこちらも弧を描いてビービードリに向かう!
嘴を斜め上に上げちょっと指示して避けさせても追撃の葉っぱで斬り裂かれる!
これじゃあ、逃げられもしない・・・か・・・
「『パプリカオの効果で元々のパワーが1500以下のビービードリとハチバチドリをトラッシュに送りターン終了時にラメールとパプリカオの場所を入れ替える!!お前のカードでは相殺できないぞ!!』」
え!?今とんでもない事宣言した!?相殺できないって!?
ビービードリの体が光り輝き、パプリカオに一気に突進!
迫りくる葉っぱを右に避けつつパプリカオに突撃していく!
と、パプリカオが横に蔓を伸ばし、そこに大量の葉っぱが付く、
それは、細かい刃が大量についた刀のようである、
パプリカオが走り込み、ビービードリと交差!
ビービードリが葉に切り裂かれ、爆発、消滅する・・・
と、パプリカオのブレードの葉っぱがこちらに射出されてくる!?
ハチバチドリに刺さり爆発!
さらに私の方にも!?
「てやぁああ!!」
ウィルピーが鋏と槌を振り回し掠りながらも防ぐ!
「でも、2番戦闘!!」
私の宣言にラメの塊パワー2600のラメールがパワー2500のヘルムカムリ向かってゆっくりと羽ばたき飛ぶ、
対し、ヘルムカムリも浮かんだままゆっくりとラメールに向かって行きラメールを取り込もうとぶつかるも、
粒子の一部しか取り込めず、ラメールは羽をすぐに前に出して後ろに飛び離れる、
それでも、ゆっくりと近づくヘルムカムリ、
すると、ラメールが羽ばたきながらヘルムカムリの周りを回り始める・・・
徐々に早くなっていくラメールを追うように回るヘルムカムリ、
唐突にヘルムカムリが揺れ動きが止まる、
まさか、目を回した!?
いや、目はあるかどうかわかんないけど、平衡器官的なものはあるんだろう、多分、
そこにラメールが分解してヘルムカムリの周りの空間に散らばる・・・ラメが空中を舞っているようで綺麗だが、一体何を・・・?
と、ラメールのラメに光が反射して、ヘルムカムリののコアに集中、
ヘルムカムリのコアを焼き焦がしヘルムカムリは爆発し、消滅する・・・
ヘルムカムリの体の一部が上よりこっちに!?
「でりゃあああ!!」
それをウィルピーが気合の裂ぱくと共に槌を振るい横に弾き飛ばす!
「あ・・・ありがとう、ウィルピー」
背を見せたまま横より朗らかな笑顔を私に向けるウィルピー、
「いえいえ、どういたしまして」
とにかく、最後の一撃が入らないなぁ・・・ハチバチドリもやられちゃったし・・・
このまま攻め切るしかないんだけど・・・
「ターンエンド」
「ターンエンド」
互いに宣言する!!
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