魔族の魔術学校 ダブモン!!20話23
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23
「それじゃあ、僕達はここから出ていくね・・・」
僕はおっさんに宣言する、おっさんは立ち上がりつつ残念そうに口をへの字に曲げ
「ううむ、仕方が無い・・・だが、うちに来たいと言うのであればいつでも来てくれ、歓迎する」
「は~い」
僕は面倒くささを感じつつも返事を返す・・・
そうして、僕達は体育館から学校玄関、さらにそこから学校を出てカンテーラの案内に従い元の道に戻り真っ直ぐ進む・・・
「そういえば、学校か・・・」
先行きつぶやく良星の言葉に、
「毎日家に帰ったら何するか話してたよな!」
「勉強、あんまりよくできてなかったね・・・」
兎白が楽しそうにと僕が少し話しづらく反応する
「あんまり、良い思い出無いわ」
「そうなのか?」
後ろの四葉さんの声に先頭の良星が反応する、疑問の声を投げかけつつ、顔を斜め右上に向け、四葉さんに上方右から目を向けていく、
四葉さんは少しせいせいした感じで
「まぁね、アイドル活動忙しくてあんまり学校で友達出来なかったし」
「でも今は俺達がいるじゃん!」
良星の返事
「そうそう」
「だねー」
に僕達もそのまま返すと
「私達も忘れてもらっちゃ困るわね!」
兎白の右隣りにいるフリィジアが得意げに
「おう!」
僕の左隣にいるイグリードが力強く
「ですね!」
四葉さんの右のウィルピーが愉快そうに
「んあー」
良い星の上のカンテーラが力の抜けた声で返事をしていく
カンテーラ、まだ力が戻ってないな・・・
「ふふ、ありがと」
四葉さんが楽しそうに笑い声で返してきた、
よ~し、邪魔が入ったけど、僕達まだまだ行けるぞ!
とにかく、今は先に進むぞ!おー!!
魔族の魔術学校 終わり
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