魔族の魔術学校 ダブモン!!20話24
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報告書、ダブモン研究家 タイカリス・ワイズ
題 ダブモンの使う力と魔術おける自然の力の違いについて
ダブモンの使う自然の力とは魔術のそれとは似て非なるものである、
ダブモンのそれは自然そのものであり、純度の高いものだが、
魔族の魔術は魔力と呼ばれる人間の知らぬ未知の力を使う、
例えば、ダブモンの出す火は自然界に発生したもしくは、物質的に発生した火の現象と極めて近いが、
魔術で起こした火は魔力という不純物を相対的にではあるものの大量に含んでいるのだ、
これは世界に固定化させる、という観点でも重要な視点である、
ダブモンの使う自然の力は魔力が無くても存在し続けるため世界に固定化されるのだ、
確かに、ダブモンが起こした火は燃え移らない限り、いつか耐える、
しかし、ダブモンが強く力を込めた火は永久といっていいほど燃え続ける、
これは消えた記録が無いため、実質世界に固定されたということを意味している、らしい
これがダブモンの使う力と魔術の差なのである
感
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