バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー/23

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 23
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戦いが終わった後、私達は国に戻り、
時計を返し、事情を説明した、
当初は非難の声が上がったものの、
私が騙されていたこと、クルーダ達の擁護により、
私の行為は一旦不問となり、
街の復興に手を貸すことを条件に、
私は、家に帰り、ようやく両親や家族と再会したのだった・・・
                              エンディングテーマ
                                  異界の星々
「スミカ!今帰ったぞ!」                      ♪い~ま~
「ジンガ!!」                            私達は~
砂浜で海草を干していたスミカが、                   ほしを~
船から降りた俺に向かって駆けよってきて抱き着み、見つめる     見ています~
「もう、どこにも行ったりしない?」                  とおき~
「もう長期間ここから離れることはしねぇよ」            ひとびとが~
「まったく・・・でも、居てくれるんでしょ?」           みるほしは~
「ああ、式を上げないとな・・・」                   どんな~
おめでと~                         ものなのでしょう~
式は呼んでくれよな~                      もしかしたら~
後ろから仲間の声がする                      ほしなんて~
「ああ、出来るなら呼んでやるさ~!」                無いかも~
俺とスミカは後ろの仲間を見て微笑む・・・             しれません~
                                    でも~
「ああ、今日は新入生を紹介しましょう」            あなたをいやす~
教授が部屋で唐突に話してきた                     何かは~
「珍しいですね、試験は当分先でしょ?」             きっとそこに~
「ええ、優秀な能力を持っているのでね」               あるはず~
「ふ~ん」                              それが~
「入ってきたまえ」                       わたしたちに~
扉より入ってきたのは、見たことあるゴスロリ服・・・         とっての~
「エ・・・エーラーン!?」                     ほしぞら~
「うふふ・・・久しぶりね」                     なのです~
そこにいた半人形の少女は今までに見たことも無い、        わたしたちは~
嬉しそうな笑顔を浮かべた                   あなたの世界の~
「あなた言ったじゃない?魔を学ぶと楽しいって」          ほしぞらを~
「そりゃ言ったけど!」                      しりません~
「だから一緒に・・・私も学ぼうかなって・・・」           ですから~
「え?」                                考え~
「さ、一緒に色々教えてください、先輩」                るので~
え・・・えぇぇぇええええ~!?                      す~
                                  あなたの~
「みんな!今日はリリサ&ロサミのライブに来てくれてありがと~!!」   世界~
イエ~イ!!                              でも~
「今日は私達の予測不能のライブをお見せしちゃいま~す!!」      わたし~
イエ~イ!!                             たちの~
私が曲を出すとロサミがスロットを回し、                世界の~
爆発!ベル!看板!スリーセブン!                   ことを~
イエ~イ!!                             思って~
さらに、ロサミちゃんが考案した                    いるの~
様々な仕掛けがスロットマシンから飛び出す!            でしょうか~
そして、大盛況のままライブは終わり、                それとも~
私達は宿屋の金貨の山の中で                     さらなる~
互いに斜めに背を向け座る                       世界の~
「いや~今回も盛況だった!」                      事を~
「物販もうまくいったすね~」                     思って~
「ねぇ、ロサミちゃんこれからもずっと一緒だよね?」          いるの~
「うん!ずっと一緒!!」                       ですか~
                                    その~
王国を高い崖の上から見る二対の眼・・・               広がりは~
森を背にしたその二人は、                      まさしく~
白と黒の鎧をまとい、その上に旅用のマントを着こんでいた       ほしぞら~
「未練がましいなアイレス?」                    のように~
「まさか、あの方のために                     またたいて~
 最初から裏切るために入ったようなものだ、              いくの~
 未練は無い」                           でしょう~
「そうか」                              わたし~
木に背を預けた大剣士が返す                      たちは~
しかし、騎士はおもむろに振り返り                  みなれた~
「今は君がいるからね、コウ」                   ほしぞらも~
「もっとも、俺も裏切り者だがな」                  みなれぬ~
「互いに手配されてるもの同士、仲良くしていこうじゃないか」  みちなるものも~
「俺は昔からお前のそんな態度が気に食わん」             どちらも~
「僕もだよ、あっはっはっ!」                  みたいのです~
「ちっ」                              あなたは~
二人は森の中へと去っていく、                   どうですか~
この後、二人がどうなったのか私は知らない            のうのなかの~
                                 だれかから~
・・・戦いから五年後・・・              ずがいこつというかべを~
帝国の皇帝は戦いの後始末と                      こえて~
皇位争いに関する問題に決着を付けた後、               あなたに~
弟に皇位を託し退位した、                   とどけています~
帝国の公式記録では別宅にて暮らしているとのことだが、  かえしてくれなくても~
それとは別に気になる話もあった、                  いいです~
同時期、とある教会よりアルフィエラスというシスターが、        これは~
少女のシスターを連れて行方をくらましたというのだ、         だれかの~
そしてもう一つ、                         のうないの~
その元皇帝とアルフィエラス、少女の三人が、             だれかが~
人もほとんどいないような片田舎で                  だれかの~
笑顔で暮らしているという・・・                  のうないの~
そんな噂だ・・・                          だれかに~
                                  つたえた~
                                 いまじなり~
                                 ふれんずに~
                              ほしぞらのように~
                                  またたく~
                                 ものがたり~
                                   そして~
                          そのとうじょうじんぶつの~
                                  にしゃの~
                                  ひみつの~
                                  おはなし~
                                   そして~
                                   それは~
                         いまじなりーふれんずどうし~
                                  もしくは~
                         とうじょうじんぶつどうしの
                                おはなしかも~
                                  しれない~
・・・戦いから一ヶ月・・・
俺は村に時計を返し、今までの生活に戻っていた・・・
「おお!すごいな!俺の知ってる中で一番デカい熊だ!」
「もう村一番の猟師だなクルーダ!!」
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ旅に出て成長した来たようだのう」
「そんな、俺なんてまだまだです、
 まだ学ぶべきことがいっぱいあります」
中央の広場にて村ぐるみで、
俺が仕留めた熊を解体していた・・・
「おぉ~いクルーダ、お前にお客さんだぞ!」
「え?」
「かわいいお嬢さんだ!」
誰だろう・・・
村の入り口の方を見ると、
そこには見慣れた三角帽にロングヘヤー・・・
まさか・・・!
入口に走っていくと、そこにいたのは・・・
やぱり、メイダだった!
「えへへ・・・家から飛び出してきちゃった!」
「なんで!?」
「会いに来たの!もちろん、両親から許可はとってあるわ!」
「良かったそれじゃ、村の案内でも・・・」
「あのさ・・・」
「ん?」
「帰ってから、ずっと考えてたの、ずっと寂しかったの」
「そ・・・それって・・・?」
「だから・・・これから・・・私とお付き合いしてくださいっ!!」
 
おわり                             THE END
 
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