オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイト・スター/10

オリジネイトスター 10
 
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 右手に大きく森と街を望む高所の道路を前後に並ぶバイクで思いっきりぶっ飛ばす俺とアスト・・・
 結局あの後、すぐに案内しろとか言い出してこうだ・・・
 「別に案内するのはいいけどさ、後で連絡先と本名教えろよ!」
 「なぜ教える必要がある?」
 「今回のこと以外にも、何か力になれるかもしれないだろ、それに、この先に行ったって、何度も説明してる通り、突破できるとは限らないんだからな!!」
 「っち、わかった、その代わり、最大限協力しろよ」
 「わーってるよ、俺も、ダークマターのやつらには迷惑してるんだからな!」
 「私の連絡先も教えとくわね~」
 「いらん!」
 「受け取っとけよ、何かの役に立つかもしれないぞ」
 「っち、しょうがない・・・」
 「そういえば、気になることがあるんだけどさ」
 「なんだ?」
 「怪人たちってさ、お前が倒すと消滅して、俺が倒すとクリスタル化するじゃん?」
 「それがどうした?」
 「いや・・・おんなじ奴に合ったんだよね、俺、記憶とかはないっぽかったけどさ・・・」
 「それがどうしたと言っている、どうせダークマターなんぞ掃いて捨てるほど出てくる、復活しようが新しく出てこようが会う頻度は変わらん」
 まぁ、確かにそうなのかもしれないけどさ・・・
 
 「星座のエネルギーを・・・また誰かが封じました・・・あれをまた星座より純粋に回収するとなると、何万年かかるやら・・・」
 マザーブラックホール様にそう言って頭を下げるブレイザ
 「あの星のやつ、そういえば怪人をクリスタルみたいなものに封じていたような・・・」
 と、バットナーが右手を顎に当て訝し気に言い出す
 「ふむ・・・」
 マザーブラックホール様が黙り込んでしまわれた・・・
 ここは俺としてマザーブラックホール様に意見を!
 「だが、俺としては、負けた弱い奴より、新しい奴を生み出すことを優先したほうがいいと思うぜ!!」
 「私もそう思うな、実戦データが欲しい、どうせ新しく作るのも復活させるのも労力や時間的な感覚は変わりません、まずは、できる限り新しい星座を試すべきだと思います」
 以外にもブレイザが同調してきた
 「あなたがたがそう言うのなら、あなた方の意見を尊重しましょう、しかし、星座がなくなれば・・・」
 マザーブラックホール様が危惧する
 「どう思うバットナー、バットナー?」
 俺が話しかけたところ、バットナーは顔を俯かせ、何かを考え込んでいる・・・?
 が、すぐに気が付いたように俺に向き直り、
 「え?ああ、うむ、それならばできる限りクリスタルの探索を行いましょう・・・それでよろしいですかマザーブラックホール様?」
 そう言いつつ、マザーブラックホール様の方にを向き、遅ればせながらマザーブラックホール様に頭を下げたのだった・・・
 
 「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天「はぁああ!!」
 穴の開いたフェンスのある場所で、アストのやつが一気に研究所跡地に向かって走って突っ込んでいく・・・が、
 一気に吹き飛ばされ返し、あたりの木にその背をぶつける
 「な・・・なぜだ・・・」
 「重力異常が起きてるって言ったろ、簡単には入れねぇんだよ」
 「なら、これだ!」
 「牡牛座、天秤座、蟹座、チェンジ!!プルート・プレッサーァアアア!!鋼の圧力でタウラスストライク!・・・タウラスチャージダッシュ!!」
 「うぉりゃああああ!!」
 牛の幻影を右手に宿して突進!!さっきよりは前進したものの、ほんの少しで、すぐにはじき返される・・・
 「がはぁ!!」
 またも木に背中を打ち付ける・・・
 が、すかさずに俺の方に顔を向け、
 「おい!お前も協力しろ!!」
 「なにやれってんだよ!!」
 「・・・こうだ!!」
 
 「チェンジ!!サターン・アァアアアアアッム!!悪魔のようなタウラスストライク!・・・タウラスチャージダッシュ!!」
 「タウラスストライク!・・・タウラスチャージダッシュ!!」
 さらに・・・
 「一気に行くぞ・・・」
 「しゃーねーな・・・」
 俺たちが前後してアストが俺を押す形で一気にかけていくが、突入した順番にやっぱりはじき返され崖を転がってうつ伏せで止まる!
 「くそ・・・バイクを使えば・・・」
 弾き飛ばされる距離が少なかったのか前にいるアストが愚痴をこぼすに俺は反応する
 「全然だめじゃねぇか!!俺のバイク高いんだからこんなとこにまで持ってきてまでそんな作戦には使えねぇっての!坂道で助走距離も取れないし、勢いでどうにかできるレベル超えてんだよ!!一旦引くぞ、これ以上やりたいなら一人でやれ!!」
 「ぐ・・・くそ・・・」
 言いつつも頭を一気に下げるアスト、
 「ようやくあきらめたか・・・」
 そうして、俺たちは変身を解き、再度、フェンスの前に集合する・・・
 少し触れてみると、はじき返すような重力のみならず、上に向かうような重力も付与されている気がする、
 つまり、地上からの地に足つけた突進では余程の勢いがない限り無理なのだ・・・
 「なら、今度は俺たちの相手をしてくれないか?」
 「どうも、まさか、ここまでいろいろやっていて察知されないとは思うまい?」
 「昨日の今日だが、今回は心強い助っ人がいるのでね・・・」
 ビクドグ!?バットナー!?ブレイザ!?
 フェンス外側、空飛ぶバットナーと地上で前後斜めに並ぶビクドグとブレイザ!!
 「面白い、今ここで決着をつけてやる!」
 「待て待て、ここじゃ戦いづらい、それに・・・」
 「とにかくやってやる!」「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!」
 「ああもう!!」「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!」
 「星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士「行くぞ!!」
 「聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在「仕方ねぇな!!」
 「それで・・・?」
 ビクドグが瞬時にアストの後ろに回り込み、一撃を食らわせた!
 「ぐはっ!速い!?」
 「それそれ・・・」
 バットナーの上空からのクリスタル攻撃!!
 「ほらほら・・・」
 それに合わせて、ブレイザの髪の毛が逃げ道をふさぐ!!
 「このぉ!!」
 上を見上げ、アストがクリスタルを迎え撃っていく
 !?いきなり重力が強く!?
 アストが膝を落としたように姿勢を崩し
 「がはぁあ!!」
 クリスタルをもろに食らってアストが吹っ飛んだ!
 「く・・・くそっ・・・」
 思わずアストに駆け寄る
 「言っただろ、こいつら普通の怪人とは違うんだよ!それに何かここはやばい、重力異常のせいか?とにかく一旦引くぞ!!」
 「カプリコーンストライク!!「ついてこい!!」
 「仕方が無い・・・」「カプリコーンストライク!!」
 「「カプリコーンマウンテンジャンプ!!」」
 急いでマホを抱え上げ、来た道の木々の間を跳躍する!!
 「そんなに急いでどこへ行く?」
 が、ビクドグが地上からついてきた!?
 「俺だって何もしてなかったわけじゃない、平地よりは落ちるが、走り抜けられるようにはなってきている・・・」
 マジかよ!?
 上にはバットナー・・・後ろからは遅れて髪の毛状になったブレイザもついてきてる・・・!?
 「アスト、こっちだ!このまま案内するわけにはいかない!!」
 「わかった!」
 大きく右の方に曲がっていく・・・
 「またそっちか・・・」
 三体も追ってきている・・・よし!
 そのまま大きな広場にまでたどり着き、降りる・・・
 「広いからと言って勝てるようになるわけじゃないぞ?」
 「その通りだ、以前の手も効かんと思え」
 「観念するんだな・・・!」
 あたりは砂地の広場・・・ここでなら!!
 アストに小さな声で話しかける
 「いいか、ごにょごにょごにょ・・・」
 「仕方ない・・・」
 「蟹座、魚座水瓶座!!」
 「獅子座、蠍座水瓶座!!」
 「チェンジ!!マキュリーィイイブレーーーーイド!!その吹き出す水は「行くぜ!」
 「チェンジ!!マーズフレイマーァアアア!!ゴミと敵を灰と「性に合わんがな・・・」
 「おいおい、ここは森の中だぞ?炎を使うとはどういうことだ?」
 「まさか、付けた火を消火しつつ戦うとでも・・・?」
 ブレイザとバットナーの言葉、
 当たらずとも遠からずだな
 「マキュリーブレイドフィニッシュ!!」
 「マーズフレイマーフィニッシュ!!」
 「いきなりフィニッシュ技!?」
 「どういうことだ!?」
 「なにを考えてるのかさっぱりわからん!?」
 はぁああ!!
 アストが集中するように上空に放った火に、俺の水の刃を叩き込んでいく!!
 すると、それが白い色になって膨張し・・・
 「なにをしている!?」
 「まさか!?」
 「いかん、これは!!」
 白い色は一気に膨張し、あたりに大爆発を起こしたのだった・・・
 「アリアスストライク!!」
 
 あたりには、離れた後に俺がピスケスの力で上空にはなった水により、雨が降っていた・・・すぐに止むだろうが・・・
 「にしても、あんな手を使うなんて!?私生身なのよ!?」
 「だから、あの時、アリアスのバリアで助けたじゃんか!!」
 バイクで移動して見つけたサービスエリアで、バイクを降りてすぐマホが文句を言ってきた、
 そう、俺たちは水蒸気爆発に紛れ、こうして何とか逃げてきたのだ・・・
 「すまなかった・・・あんな奴らがほかにもいるとは・・・」
 と、後ろの変身を解いていたアストが謝ってきた・・・?
 俺は多少意外に思いながら顔だけ振り返り
 「いいっていいって、こっちも仲間を失いたくなかったからな」
 「仲間・・・か・・・」
 何気分乗らなそうに少し下を見ているんだか・・・
 俺は二人を見渡すように言い放つ!
 「ほら、お前ら、コーヒー飲んだらとっとといくぞ!!」
 そう言って俺はサービスエリア駐車場奥の方にある白く平たい建物前の自動販売機に向かって歩き出した
 「あ!待ちなさい!!」
 
 エンジン音がオフロードレース場に響き渡る・・・
 いつもよりむしろ心が落ち着き過ぎた状況で、俺はどうにか判定に持ち込み、辛くも1位となったのだった・・・
 やはり、思ったよりタイムは伸びていなかった・・・ピット内でバイク止めた後ろの方より
 「何か気になることがあるようじゃの」
 「別に・・・言うほどのことじゃないって」
 「なんですか!いつでも相談に乗りますよ!」
 「いや、レースに持ち込むこっちゃねぇよ」
 俺はそうして声の感じからバイク整備して顔だけこちらを向けていると思われるおやっさんとコウと言葉を交わしつつ、デジタルウォッチとカードメモリーを取る・・・
 「国立粒子研究所付近において、大規模な水蒸気爆発が起きました、政府は、重力異常が何らかの影響を及ぼして発生したとして、調査チームによる調査を行っています」
 隣からのラジオの声・・・
 「爆発ですって、」とラジオの方に向かっていた声が「大変ですね」俺の方に向く
 「ああ、そうだな・・・」
 あいつらから、いつまでも逃げ回っているわけにもいかない、それはアストも一緒のはずだ・・・
 
 見参!オリジネイト・アストォオオ!!
 新なるウォッチにメモリをセット!!
 「オリジネイト・アストォオオ!!」
 闇において光を宿す戦士、オリジネイト・アスト!
 さらに、プルートメモリー
 「チェンジ!!プルート・プレッサーァアアア!!」
 マーズメモリー
 「チェンジ!!マーズフレイマーァアアア!!」
 君も変身!!
 DX・アストウォォオオオッチ!!
 &プルートメモリー、マーズメモリートリプルセット!!
 
 メモリーシリーズ続々!
 
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