バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

忍者マウンテンサイクリングレース/20

忍者マウンテンサイクリングレース 20
 
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 20
 
 ここからは一騎打ち?否!
 少々後ろの先頭集団の者達も猛者ぞろい、
 全て切り抜けねば優勝は・・・無い!
 獣道に入って行く・・・
 否、道すらない、草むらと木々の道、
 当然、集団は木の下に上に別れ、俺は上に跳躍、
 連続壁走りの要領で横に向きながら木を連続跳躍で走って行く、
 転五は・・・下か・・・
 ん?前が暗闇で見えづらい・・・?
 しかし妙に粉っぽい・・・
 しまった、これは、ばらまかれた黒い粉!?
 真っ暗闇でライトも付けずに走っているこの中で視界を防ぐこれは致命的過ぎる!!
 風遁、二輪団扇!
 木の幹から跳びつつ宙で自転車を大きく回して団扇にしつつ黒い粉を吹き飛ばし左右反転してその先にある木に着地、
 急いで駆けて地域を抜ける!
 くそっ、誰があんなもん撒いたのだ!?
 今度は前方から光?
 閃光手榴弾か!?
 周りを一瞬確認し目を閉じ、右の方の木へと飛び移り着地!
 よし、予想通りうまく飛び移れた!
 光も無くなった、さっき確認した限り確かこの辺りで木も少なくなってくるはず、
 俺は目を開け先と下を確認して他の自転車にぶつからないよう地に降りる・・・
 ガシャン!
 
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