バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

疾走、荒野の向こう/16 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20171011105049j:plain
 
カードゲームライトノベル Wカードフュージョン10話 疾走、荒野の向こう16
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「お~っし、このまま」「この火山地帯を突破、だな!」
 辺りを過ぎ去りゆく溶岩の川を横目に、カーディンが爆走していく!
 ん?あれ、上の方に空色の飛行する何かが・・・
 「さぁ、それでは、この乱入者が順位を落とすまで、私達は付いていきたいと思います!」
 「もうレースも終わり近いしね~」
 「まぁ、最初から終了間際になったら後ろから一位に行くようにプログラム組んでたんですけどね!」
 間違いない、この声とあのプロペラが四つ付いた見た目、あれは、実況解説飛行機械!付いてきちゃったのか!!
 「ちょっと、なんで・・・ゴホン!」
 大声を出そうとして思いとどまる、僕がカーディンの中にいるのを知られたらまずい、飛行機械がたくさんのロボットがいる観客席に繋がっているならなおさらだ、
 「カーディン、あの飛行機械になんでいるのか、聞いてくれない?」
 「了解だ、ごほん、ちょっと、なんでここにいるのさ!」
 僕って、こんな感じの口調だろうか?
 「だって、さっきも言ったように、このまま一位のいるとこに行かなきゃいけないし、それに・・・」
 「それに・・・?」
 「一位に猛追し、チャンピオンに迫る無名大型新人、これ以上に面白そうなものは無いっ!」
 ひどい言い様である、散々運がどうとか言ってたくせに・・・
 「というわけで、順位落とすまでよろしくね」
 「わかった!」
 「元気のいい返事は必要ない気がする・・・」
 僕はあきれ、ぼそっとつぶやく、刹那、先の黒山ふもとに洞窟が見えてきて、その洞窟に突入!!
 中は光が全くない、どころか、蛍光灯の類すら付いていないらしく、真っ暗だ
 「いかん!ランプを付けるぞ!」
 「了解!」
 パッ!
 カーディンが前方のライトをつけ、洞窟内の様子がはっきりと見えるようになった、
 それは、走っているコンクリート路以外は天然の洞窟そのもの、
 黒く光る鍾乳石がところどころ上下から生え、いくつか繋がり柱のようにもなっている、
 その広さは異常と言っていいほどに広く、道とライトが無ければ確実に迷っていただろう、
 僕達の走る道の上にも鍾乳石が・・・鍾乳石が・・・
 そこには、天井を走る一台の車があった、
 形は後ろに中型ウィングの付いたまごうこと無き競技用スポーツカー、なのだが、
 その全面にむらなく悪魔の翼の付いた女性が描かれている、チラリと八重歯が映えるアレである、
 思わず目をそむけてしまい、これ以上の詳細は見る気がしない
 「とうっ!」
 ん・・・?
 見ると、天井を走っていたコウモリ車が下に降りた、
 ガシャ!
 幸い背面は・・・ごめん、めちゃくちゃ描かれてるわ、これ、
 とにかく、
 「ええっと、カーディン、僕の声代弁して、お願い」
 「わかった」
 「んじゃ、なんで天井を走ってたんだ?」
 「んじゃ、なんで天井を走ってたんだ?」
 「ハッハー!やはり、登場は凝らないとな!」
 あ、登場シーンのためなんだ
 「ああっと、ブラッディ選手、余裕の宣言だぁー!」
 「一位になってからやれという話ですねー」
 「一位になってやった後に順位落としたらかっこ悪いけどねー」
 「一位になってやった後に順位落としたらかっこ悪いけどねー」
 「ええい、うるさいわ!」
 あ、カーディン、まだ僕の代弁してくれてるんだ、
 「もういいよ、ありがと、カーディン」
 「もういい・・・あ、わかった」
 と、そんなこんなしているうちにカーディンのスピードが落ちてきた、
 後ろを見ると、ワイルドハンドが透明になって行き、そして、消えたところだった、
 同時に、デッキケースにカードが回収されてシャッフルされ飛び出しながらデッキケースの右側に置かれて山札となる!
 ようし、行きますか!
 右手でカードを一枚一枚引きながら左手に移して壱弐参肆伍枚と手札とし、
 続けて、何も置かれていないチャージゾーンに向かい、
 「リチャージ!」
 「それにしても・・・だ?」
 「なんだ?」
 山札の一番上のカードを右手で引き、
 「ドロー!」
 「月が出ていないのが残念だなぁ、満月であれば、私の全力が見れるのに!」
 「今は昼だ!」
 ・・・
 辺りが凍りつく、
 一言言いたいところだけど、今引いた手札は・・・
 こいつは・・・よし!
 今引いたばかりのカードをチャージゾーンに
 ん、杭血結晶士 先手業怪?さっきの月云々の一言、カードだったの?
 
名前:杭血結晶士 先手業怪
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分の手札にコスト3以上のカテゴリ:杭血結晶士が存在していた時
効果:相手よりも先にセットを行い、相手がセット後、
   オープン時、コストの見せ合いが発生した際、こちらが先に行う
カテゴリ1:杭血結晶士 カテゴリ2:杭兵
テキスト:優雅にそれぞれの生活をたしなむ吸血機
 
 ううん、なんかよくわからんなぁ、とにかく、今引いたカードを改めてチャージゾーンに裏側で置いて、
 続けて、左手の手札から一枚カードを引き、1番の場所に裏側で置き、残ったカードは一気に全部チャージゾーンに置いて、
 「セット!」
 「え、あ、うん、そうだね・・・」
 まだカーディンとなんか言い合ってるよ・・・
 「さらに洞窟内だから月も見えない!」
 「あ・・・はい・・・」
 「そもそも、今日は満月ではない!」
 「・・・」
 「カーディン、一言だけ伝えてお願い、なんでそんな塗装してんの?」
 「なんでそんな塗装してんの?」
 「ふっ、この塗装ならみんなが注目してくれるからだ!」
 確かに、あの塗装なら注目するだろうなぁ、いろんな意味で・・・
 「さぁ、乗ってきたところでそろそろ行かせてもらうぞ!」
 お、そろそろ来るか!なら、こっちも!
 右手で1番に裏側で置いたカードを持ち、表に!
 「オープン!バトルマシンズ イースト&ウェスト!」
 バサバサバサバサッ!
 
名前:杭血結晶士 ステーク・リーブ・ストラック
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:600
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが相手モンスターとの戦闘で
        敗北または引き分けた時
        ・相手のモンスターゾーンにいる、全ての
         コスト3以下でパワー3500以下のモンスターを指定できた時
        ・自分のチャージゾーンにある
         カテゴリ:杭血結晶士を持つ、
         スマッシュカードを2枚指定できた時
効果:指定した相手モンスターをトラッシュに送る、
   ・指定したスマッシュカードが裏側表示なら表にし、
    指定したスマッシュカードが表側表示なら
    指定したスマッシュカードをターン終了時までトラッシュに送り、
    次のターンのリチャージ時に裏側表示に出来ないようにする
カテゴリ1:杭血結晶士 カテゴリ2:杭兵
テキスト:夜ふけの中、優雅に紅茶油をたしなむ吸血機
 
名前:杭血結晶士 プファール・バラッション・グラッシュレーゲン
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが相手モンスターとの戦闘で
        敗北または引き分けた時
        ・相手のモンスターゾーンにいる、全ての
         コスト1以下でパワー1500以下のモンスターを指定できた時
        ・自分のチャージゾーンにある
         カテゴリ:杭血結晶士を持つ、
         スマッシュカードを1枚指定できた時
効果:指定した相手モンスターをトラッシュに送る、
   ・指定したスマッシュカードが裏側表示なら表にし、
    指定したスマッシュカードが表側表示なら
    指定したスマッシュカードをターン終了時までトラッシュに送り、
    次のターンのリチャージ時に裏側表示に出来ないようにする
カテゴリ1:杭血結晶士 カテゴリ2:杭兵
テキスト:夜更けの中、庭の中央で弦楽器をたしなむ吸血機
 
名前:杭血結晶士 パーロ・レスチャーリ・イッセラバットーロ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:200
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが相手モンスターとの戦闘で
        敗北または引き分けた時
        ・相手のモンスターゾーンにいる、全ての
         コスト0でパワー500以下のモンスターを指定できた時
        ・自分のチャージゾーンにある
         カテゴリ:杭血結晶士を持つ、
         スマッシュカードを1枚指定できた時
効果:指定した相手モンスターをトラッシュに送る、
   ・指定したスマッシュカードが裏側表示なら表にし、
    指定したスマッシュカードが表側表示なら
    指定したスマッシュカードをターン終了時までトラッシュに送り、
    次のターンのリチャージ時に裏側表示に出来ないようにする
カテゴリ1:杭血結晶士 カテゴリ2:杭兵
テキスト:夜更けの中、窓の向こうを見ながら本を読みふける吸血機
 
 突如、ブラッディからたくさんのコウモリ小型ロボが放出され、
 それが一つ一つ、苦み走った顔になったり、黒い膝、肘になったり、大きく翼を広げてマントの中部になったりしていき、
 伝説に聞く吸血鬼のような見た目を取った!
 長袖スーツの上下にその両肩から長マントを伸ばし、上で二つに分かれた髪型を持ち、青白い顔に赤い目をして、口周りに濃く鋭い黒ひげを生やし、口元には鮮烈な牙が存在する、涼しげで恐ろしげといった感じの奴だが、元がコウモリなのでマントやスーツの外側は紫色であり、
 そこかしこに合体のつなぎ目が見える、
 さらに、その吸血鬼ロボ、ステーク・リーブ・ストラック、ステークが両手を恐ろしげに広げると、そこから別のコウモリロボが多量に出てきて、ステークの左右に新しい吸血鬼を作り上げた!
 右手側は髭が生えておらずに背筋がしゃんとし、ステークより若く、左手側は髭や髪が白くなっていて肌にしわが増え、ステークより年老いているといった感じである、
 そして、三体の前に一斉にコウモリが集まるとそれぞれが巨大な杭を形成、
 ステークが右手に杭を抱え持ちながら左手を握って肘を下げ、左腕全体に力を籠めて構え、
 右の若い方、おそらく、プファール・バラッション・グラッシュレーゲン、プファールがキザったらしく左手を額に当てて右手の杭の平らな方を床に着け余裕といった態度を取り、
 左の年老いた方、多分、パーロ・レスチャーリ・イッセラバットーロ、パーロは、杭のとがったほうを床に突き置き右手を平らな方に付け杭のバランスを取りながら、ただ、こちらの方を闘志あふれる真剣な目で真っ直ぐ見ている
 「さぁ、この布陣をどう突破してくれるのか、み・も・の・だ・な」
 あ!緑の画面に向こうのほうの向こうのコストが!
 
名前:杭血結晶士 杭打暗喝
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に自分のカテゴリ:杭血結晶士を持つ、
         モンスターが参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に相手のモンスターのパワーを500、上げるか下げる
カテゴリ1:杭血結晶士 カテゴリ2:杭兵
テキスト:かろやかに日々を満喫する吸血機
 
名前:杭血結晶士 杭打乱科
種類:S スマッシュ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンの全てのモンスターを
        指定できた時
        ・次の戦闘に自分のカテゴリ:杭血結晶士を持つ、
         モンスターが参加する時
効果:このターン、指定した全ての相手モンスターのパワーを
   500、上げるか下げる
カテゴリ1:杭血結晶士 カテゴリ2:杭兵
テキスト:・・・地下・・・吸血機・・・
     ・・・そこにある・・・多数の・・・
 
 杭血結晶士 杭打暗喝と杭血結晶士 杭打乱科?
 なるほど、杭血結晶士 先手業怪の力で先にあの吸血鬼二体を召喚し、この二枚をコストに出したってこと・・・
 なら、次はこっちの番だ!
 突如、左右から、薄い銀色と上緑下白間線赤の二つの新幹線が走り込んできて、
 その二つの新幹線が前部からすぐ後ろを下に回しつつその反動で宙に跳んだ!
 そこで新幹線それぞれの後部が左右に分かれて両足となり、中部が腰となり、後部の端の方から黒い、上げていたつま先を元に戻し伸ばすように黒いつま先が飛び出し、
 さらに、前部のすぐ後ろから少し下にかけての互いに右、左部分が飛びだして右腕と左腕となり、
 続けて、反対側が今度は周辺の装甲を長方形として装甲ごと飛び出して、装甲を一枚のプレートとして肩に付けた左腕右腕となる、
 さらに、今度は胸部の上から、前に伏せていた顔を上げるように頭を上に上げた!
 その頭には、それぞれ銀と緑の機瞳がはまり、白い鋼の顔を持ち、その頭には銀と、上が緑下が白で中に赤い線の入った鋭角的なヘルメットをかぶっていて、
 体の方は、新幹線のボディ以外は全体的に白くて、それぞれ互いの左と右の肩に新幹線の装甲のような銀と緑後白前赤中ラインのプレートを付けている、
 とそこで突然、それぞれ左右の足の中部が飛び出しそこからスナイパーライフルとマシンガンが出てきて飛び出して、互いに左、右手で掴み、その手で飛びだした左と右の足の中ほどの部分を押して閉めつつ、着地し、
 その銃を前のコウモリ群達に向けた!
 
名前1:バトルマシンズ イースト&ウェスト
名前2:イーストオーファイブ
名前3:ウェストオーセブン
種類:TM ツインズ
コスト:1×2 パワー:1400
コスト軽減条件:以下のいずれかの条件を満たした時
        1:カテゴリ:バトルマシンズを持つモンスターカードが、
          このカードをコストとして指定した時、
        2:このカードのコストとして指定したのが
          このカードの名前またはカテゴリを召喚のコストとして指定する
          フュージョンだった時
コスト軽減効果:条件を満たしたものと同じ番号の効果を1つ発動させる
        1:このカードをコストとして指定したカードのコストを
          このカードを含めてどれか1枚裏にすることができる
        2:コストとして指定した別のカード1枚を元の場所に元の表示で戻す
          戻せない場合は手札に戻す
          戻したくない場合は戻さなくてもよい
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:新幹線 カテゴリ3:新幹線
テキスト:ヒャッハー!!撃ち抜けぇ!!
     2体が組めば、銃の扱いには敵はなし!!
 
 「ほう、シルバーバレットかね?しかし、二体だけでこの三体に勝てるとでも?」
 「いいや・・・」「いや・・・」
 「一体だ!!」「一体だ!!」
 バトルマシンズ イースト&ウェストのコストとして二枚を表に!
 「僕はバトルマシンズ イースト&ウェストのコストにマシンサモンリソースを指定!」
 
名前:マシンサモンリソース
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分の手札かチャージゾーンにある、
        カテゴリ、名前に「機」「マシン」の
        いずれかの言葉を持っているこのカードと同名以外の
        モンスター・リサイクルを1枚指定できた時
効果:以下の効果を4つまで選択して使用できる
   ・指定したカードがコスト4以下の、モンスターのみ召喚条件の無い
    カードだった時、
    モンスターだった時自分のモンスターゾーンの
    戦闘を行えるカードの置かれていない場所にコスト0扱いで召喚し、
    リサイクルだった時、チャージゾーンに裏側表示で置く、
    この時召喚、置かれたカードはターン終了時に
    召喚、置かれたゾーンから動いていない時、元あった場所に戻る
   ・次のターン、自分はセットにチャージゾーンに置かず、
    1枚または2枚をモンスターゾーンに
    同じ場所に置き、オープン時に表にする、
    相手とのコスト処理は相手が見た右側のカードで全て行い、
    左側のカードは相手がカードを
    オープンしていないと同じ状況でオープンしたものとする
   ・このターンと次のターン、これから召喚されるものも含め
    自分の、このカード以外のすべてのカードに書かれた、カードの種類以外の、
    モンスター・ツインズ・オーバーそれぞれの表記を、
    3つ全て扱うように追記、変更する
    この際、オーバーのコストは強度の小数点以下を切り捨てた値で、
    ツインズは総コストをコストとして扱う
   ・このターンと次のターン、これから召喚されるものも含め
    相手のオーバー、ツインズは
    このカードの発動者の相手のモンスターを
    発動条件とした全ての効果も発動出来る、する、
    この際、効果の部分もモンスターを
    モンスター、オーバー、ツインズとして発動する
    この際、オーバーのコストは強度の小数点以下を切り捨てた値で、
    ツインズは総コストをコストとして扱う
カテゴリ1:マシン カテゴリ2:サモン
テキスト:昇華せし修理で、より高みに近づく!!
 
 さらに、表にしたうちのもう一枚を右手で持ち、1番のイースト&ウェストを左手で持って山札奥のトラッシュに置き、
 右手で持った一枚を1番に移動!
 「そして、もう一枚、バトルマシンズ イースト&ウェストのコストとしてもう一枚、バトルマシンズ ツインオーバレットを指定!!1番に、召喚っだぁぁあああ!!」
 
名前:バトルマシンズ ツインオーバレット
種類:FM フュージョン
コスト:2 パワー:2000
召喚・効果コスト:「イーストオーファイブ」
         「ウェストオーセブン」
         という言葉が名前に入ったモンスターそれぞれ1枚ずつ
         もしくは、言葉がそれぞれ別の名前に入ったツインズ1枚
         と、その他のカード1枚
チャージゾーン・手札コスト条件:自分のライフカードが0枚か、
                相手のライフカードより少なかった時
                ・コストに記述されたその他カード1枚は無条件に
                 チャージゾーンからコストにできる
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる、
        全てのモンスター・ツインズを指定できた時
効果:指定したモンスターのパワーを1000下げる
   ・指定したツインズのパワーを以下の分下げる
    ((指定したツインズそれぞれの左から2番目のコスト)×1000)
   ・自分のチャージゾーンに、
    カテゴリ:バトルマシンズのカードがあり、
    この効果でパワーを下げて、パワーが0以下のモンスター・ツインズ、
    そのすべてをトラッシュに送る
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:新幹線
テキスト:だぁああああ!!そこだっ!!
     右手で弾をバラマキ、左手で撃ち抜く!!
     2丁銃使いのガンマン!!
 
 召喚されたイーストとウェストが右左手の銃を上に放りつつ自身も大きく上に跳躍!
 さらに、互いの頭が引っ込みつつ、胸の新幹線の下から黒い拳を伴った両腕が飛び出し、
 両足が元の状態に戻りつつ肩のプレートがある方に上げていたつま先を降ろすように黒いつま先が出現、
 さらにプレートが前後反転しつつ重ねたカードの上の方を翼を広げるように回転、両の腕が収納され、
 胸にパトライトと羽が描かれているプレートを胸から両の肩にかけて付けた格好となり、
 イーストの背中からパトランプと羽のエンブレムが額で光る黒いヘルメットが現れて上に飛び出し、
 ウェストの背中から鋼のフェイスマスクに橙の機瞳が光っているプレートの方を向いた頭が出現して上に上がると、
 イーストとウェストが背中合わせに一体化し、現れた頭にヘルメットが覆いかぶさった!
 そこで上に放り投げた銃をその両の手に受け取りつつ着地!
 両手を差し交わせながら右手に持つ機関銃を横一線に辺りに撃ち込み、正面に向かって狙撃銃を一発撃つと、
 左手の狙撃銃を肩に担ぎつつ、右手の機関銃を腿の所に持って来て斜めの方に体を傾け吸血機たちのいる正面を見据える!
 召喚成功!それじゃ、一気に行くよ!
 
ブラッディ・バットダン
モンスターゾーン 
杭血結晶士 ステーク・リーブ・ストラック M コスト:3 パワー:600
杭血結晶士 プファール・バラッション・グラッシュレーゲン M コスト:1 パワー:300
杭血結晶士 パーロ・レスチャーリ・イッセラバットーロ M コスト:0 パワー:200
チャージゾーン
裏:0表:2
 
鋼野 双歩&カーディン
モンスターゾーン
バトルマシンズ ツインオーバレット FM コスト:2 パワー:2000
チャージゾーン
裏:4表:0
 
杭血結晶士 ステーク・リーブ・ストラック M コスト:3 パワー:600
杭血結晶士 プファール・バラッション・グラッシュレーゲン M コスト:1 パワー:300
杭血結晶士 パーロ・レスチャーリ・イッセラバットーロ M コスト:0 パワー:200
 
FIGHT!!
 
バトルマシンズ ツインオーバレット FM コスト:2 パワー:2000
 
 「僕はバトルマシンズ ツインオーバレットの効果を発動!全部ぶったおせぇえええ!」
 
名前:バトルマシンズ ツインオーバレット
種類:FM フュージョン
コスト:2 パワー:2000
召喚・効果コスト:「イーストオーファイブ」
         「ウェストオーセブン」
         という言葉が名前に入ったモンスターそれぞれ1枚ずつ
         もしくは、言葉がそれぞれ別の名前に入ったツインズ1枚
         と、その他のカード1枚
チャージゾーン・手札コスト条件:自分のライフカードが0枚か、
                相手のライフカードより少なかった時
                ・コストに記述されたその他カード1枚は無条件に
                 チャージゾーンからコストにできる
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる、
        全てのモンスター・ツインズを指定できた時
効果:指定したモンスターのパワーを1000下げる
   ・指定したツインズのパワーを以下の分下げる
    ((指定したツインズそれぞれの左から2番目のコスト)×1000)
   ・自分のチャージゾーンに、
    カテゴリ:バトルマシンズのカードがあり、
    この効果でパワーを下げて、パワーが0以下のモンスター・ツインズ、
    そのすべてをトラッシュに送る
 
 ツインオーバレットが両手の銃を構え、一斉にぶっ放す!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 がそこでステーク、プファール、パーロがそれぞれが自身の杭を両手に抱え腕に力を込める、すると、それらの杭から赤い水晶が幾重も生える、
 そして、三体がその杭を振るうと、銃弾がそれらの赤い水晶に弾かれた!
 くっ、一筋縄ではいかないか、でもっ!
 ジュイン!
 ツインオーバレットの銃弾の一つがパーロの杭にぶつかり、その衝撃でパーロの杭が分離、パーロが丸ごしとなる!
 そこにツインオーバレットが集中砲火を仕掛けて行く!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 パーロは銃弾の雨を浴びてあわててコウモリに分離していった!
 しかし、その隙にプファールが前に出る!
 プファールが杭をツインオーバレットに振るう!
 だが、これは隙だらけ!
 ツインオーバレットは後ろにサッと避けつつ至近距離からプファールに銃弾を浴びせる!
 プファールはこれを杭で受けるも銃圧には競り勝てずに杭が崩壊しつつ吹っ飛ばされ、これもコウモリに分離しつつ難を逃れた、
 そこで上に跳ぶステーク!
 ステークの杭に周りのコウモリロボが集まって行き、巨大な杭を形成!そこで赤い水晶が生え、
 その杭と杭前面を幾多の棘のように覆う赤い水晶をステークが叩き付けようと自身ごと落としてくる!
 だが、ツインオーバレットは冷静に両手の銃を巨大杭に向かって撃ち込む!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 あれは、杭の少し右手の方を狙って一点に集中して撃ってるな、一体どうする気だ?杭の軌道は変わってないし・・・
 あ!杭の赤い水晶に銃弾の集中砲火を受けてひびが!
 そして、そのひびが広がり、とうとう、銃弾の当たっていた周辺のみ赤い水晶が割れ、
 そのままツインオーバレットは銃弾を撃ち続け、その奥の全ての杭コウモリを弾き飛ばし、
 ズドォン・・・
 杭が落ちる頃には、杭の自身に当たる部分を全て弾き飛ばした!
 と、残った杭がコウモリに分離してツインオーバレットの周りを取り囲んだ!
 同時に、ステークが上から飛びかかってきて、周りのコウモリも襲い掛かってくる!
 が、ツインオーバレットは周りのコウモリロボを思い切り回りながら銃撃して一蹴!
 続けてステークにも銃を向けて銃弾を放つ!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 ステークは銃の圧力を受けて吹っ飛び、コウモリに分離していく・・・
  と、向こうの方でコウモリたちが三つの地点に集まっていっている!まさか、元に戻る気か!?
 すかさずツインオーバレットが両手の銃を向け、銃撃!まずは左手側のパーロの形になりかけてる奴!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 マシンガンで全体を撃ちつつ逃げようとするコウモリをライフルで巧みに銃撃!
 そして、コウモリたちが爆発!消滅した!!
 今度は右手側、プファールになりかけてる方!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 マシンガンの銃撃が襲い、逃亡コウモリには狙撃銃が火を噴く!
 ついにはコウモリたちが爆発して消滅!
 最後は中央、ステークになりかけかけてる方!
 残ったコウモリたちも全て集まりコウモりはそこしかいなくなり、ステークが構成され始め復活しかけてる、
 だけどっ、ツインオーバレットは両手の銃を撃ち続ける!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 ステークが復活するのが先か、ツインオーバレットが撃ち切るのが先か!?
 ステークの姿になり始めるコウモリ達、しかし、機関銃がコウモリたちに徐々にダメージを与え、ステークの一部になりかけたものは狙撃銃の一発が確実に葬って行く!
 そうして、コウモリたちの数は徐々に減って行き、
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 とうとう、最後のコウモリも銃弾の雨を受け爆発、消滅した!
 さらに、ツインオーバレットがあの吸血車に銃を向け、放つ!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 「なぁあああ!」
 ブラッディが銃弾を受けて一気にスリップ、左半身の方にコースを外れて行く、
 ここでツインオーバレットが両手の銃を上に放り投げ、左右に分かれつつヘルメットが上に飛んでその頭が元の下のウェストの方に戻りながらヘルメットもイーストの方に落ち元どうりに収納、
 つま先、両腕、胸部のプレートが元に戻りつつイーストとウェストの頭とプレートとつま先と両腕が出てきて体と両足が左右に分かれイーストとウェストに戻りながら、上から銃が降ってきて互いの左と右の足中部が飛び出しそこにそれぞれの銃が着地収納され、左と右の手で押して仕舞われ、
 今度はそれぞれその両腕とプレートと頭とつま先が仕舞われて両の足が左右一体化しつつ胸部が上に上がって体が前に倒れ新幹線に戻り、
 その新幹線に戻ったイーストとウェストがカーディンの左右に移動してカーディンを挟み込み、一気に速度を上げて走り出し、その勢いのままカーディンから左右に離れ、カーディンを勢いよく前へ飛ばす!
 
ブラッディ・バットダン
 
FINISH!!
 
バトルマシンズ ツインオーバレット FM コスト:2 パワー:2000
 
勝者:鋼野 双歩&カーディン
決まり手:バトルマシンズ ツインオーバレット
     +バトルマシンズ イースト&ウェスト
     +マシンサモンリソース
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

oirenw.hatenablog.com

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疾走、荒野の向こう/16 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20171011105049j:plain
 
カードゲームライトノベル Wカードフュージョン10話 疾走、荒野の向こう16
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「お~っし、このまま」「この火山地帯を突破、だな!」
 辺りを過ぎ去りゆく溶岩の川を横目に、カーディンが爆走していく!
 ん?あれ、上の方に空色の飛行する何かが・・・
 「さぁ、それでは、この乱入者が順位を落とすまで、私達は付いていきたいと思います!」
 「もうレースも終わり近いしね~」
 「まぁ、最初から終了間際になったら後ろから一位に行くようにプログラム組んでたんですけどね!」
 間違いない、この声とあのプロペラが四つ付いた見た目、あれは、実況解説飛行機械!付いてきちゃったのか!!
 「ちょっと、なんで・・・ゴホン!」
 大声を出そうとして思いとどまる、僕がカーディンの中にいるのを知られたらまずい、飛行機械がたくさんのロボットがいる観客席に繋がっているならなおさらだ、
 「カーディン、あの飛行機械になんでいるのか、聞いてくれない?」
 「了解だ、ごほん、ちょっと、なんでここにいるのさ!」
 僕って、こんな感じの口調だろうか?
 「だって、さっきも言ったように、このまま一位のいるとこに行かなきゃいけないし、それに・・・」
 「それに・・・?」
 「一位に猛追し、チャンピオンに迫る無名大型新人、これ以上に面白そうなものは無いっ!」
 ひどい言い様である、散々運がどうとか言ってたくせに・・・
 「というわけで、順位落とすまでよろしくね」
 「わかった!」
 「元気のいい返事は必要ない気がする・・・」
 僕はあきれ、ぼそっとつぶやく、刹那、先の黒山ふもとに洞窟が見えてきて、その洞窟に突入!!
 中は光が全くない、どころか、蛍光灯の類すら付いていないらしく、真っ暗だ
 「いかん!ランプを付けるぞ!」
 「了解!」
 パッ!
 カーディンが前方のライトをつけ、洞窟内の様子がはっきりと見えるようになった、
 それは、走っているコンクリート路以外は天然の洞窟そのもの、
 黒く光る鍾乳石がところどころ上下から生え、いくつか繋がり柱のようにもなっている、
 その広さは異常と言っていいほどに広く、道とライトが無ければ確実に迷っていただろう、
 僕達の走る道の上にも鍾乳石が・・・鍾乳石が・・・
 そこには、天井を走る一台の車があった、
 形は後ろに中型ウィングの付いたまごうこと無き競技用スポーツカー、なのだが、
 その全面にむらなく悪魔の翼の付いた女性が描かれている、チラリと八重歯が映えるアレである、
 思わず目をそむけてしまい、これ以上の詳細は見る気がしない
 「とうっ!」
 ん・・・?
 見ると、天井を走っていたコウモリ車が下に降りた、
 ガシャ!
 幸い背面は・・・ごめん、めちゃくちゃ描かれてるわ、これ、
 とにかく、
 「ええっと、カーディン、僕の声代弁して、お願い」
 「わかった」
 「んじゃ、なんで天井を走ってたんだ?」
 「んじゃ、なんで天井を走ってたんだ?」
 「ハッハー!やはり、登場は凝らないとな!」
 あ、登場シーンのためなんだ
 「ああっと、ブラッディ選手、余裕の宣言だぁー!」
 「一位になってからやれという話ですねー」
 「一位になってやった後に順位落としたらかっこ悪いけどねー」
 「一位になってやった後に順位落としたらかっこ悪いけどねー」
 「ええい、うるさいわ!」
 あ、カーディン、まだ僕の代弁してくれてるんだ、
 「もういいよ、ありがと、カーディン」
 「もういい・・・あ、わかった」
 と、そんなこんなしているうちにカーディンのスピードが落ちてきた、
 後ろを見ると、ワイルドハンドが透明になって行き、そして、消えたところだった、
 同時に、デッキケースにカードが回収されてシャッフルされ飛び出しながらデッキケースの右側に置かれて山札となる!
 ようし、行きますか!
 右手でカードを一枚一枚引きながら左手に移して壱弐参肆伍枚と手札とし、
 続けて、何も置かれていないチャージゾーンに向かい、
 「リチャージ!」
 「それにしても・・・だ?」
 「なんだ?」
 山札の一番上のカードを右手で引き、
 「ドロー!」
 「月が出ていないのが残念だなぁ、満月であれば、私の全力が見れるのに!」
 「今は昼だ!」
 ・・・
 辺りが凍りつく、
 一言言いたいところだけど、今引いた手札は・・・
 こいつは・・・よし!
 今引いたばかりのカードをチャージゾーンに
 ん、杭血結晶士 先手業怪?さっきの月云々の一言、カードだったの?
 ううん、なんかよくわからんなぁ、とにかく、今引いたカードを改めてチャージゾーンに裏側で置いて、
 続けて、左手の手札から一枚カードを引き、1番の場所に裏側で置き、残ったカードは一気に全部チャージゾーンに置いて、
 「セット!」
 「え、あ、うん、そうだね・・・」
 まだカーディンとなんか言い合ってるよ・・・
 「さらに洞窟内だから月も見えない!」
 「あ・・・はい・・・」
 「そもそも、今日は満月ではない!」
 「・・・」
 「カーディン、一言だけ伝えてお願い、なんでそんな塗装してんの?」
 「なんでそんな塗装してんの?」
 「ふっ、この塗装ならみんなが注目してくれるからだ!」
 確かに、あの塗装なら注目するだろうなぁ、いろんな意味で・・・
 「さぁ、乗ってきたところでそろそろ行かせてもらうぞ!」
 お、そろそろ来るか!なら、こっちも!
 右手で1番に裏側で置いたカードを持ち、表に!
 「オープン!バトルマシンズ イースト&ウェスト!」
 バサバサバサバサッ!
 突如、ブラッディからたくさんのコウモリ小型ロボが放出され、
 それが一つ一つ、苦み走った顔になったり、黒い膝、肘になったり、大きく翼を広げてマントの中部になったりしていき、
 伝説に聞く吸血鬼のような見た目を取った!
 長袖スーツの上下にその両肩から長マントを伸ばし、上で二つに分かれた髪型を持ち、青白い顔に赤い目をして、口周りに濃く鋭い黒ひげを生やし、口元には鮮烈な牙が存在する、涼しげで恐ろしげといった感じの奴だが、元がコウモリなのでマントやスーツの外側は紫色であり、
 そこかしこに合体のつなぎ目が見える、
 さらに、その吸血鬼ロボ、ステーク・リーブ・ストラック、ステークが両手を恐ろしげに広げると、そこから別のコウモリロボが多量に出てきて、ステークの左右に新しい吸血鬼を作り上げた!
 右手側は髭が生えておらずに背筋がしゃんとし、ステークより若く、左手側は髭や髪が白くなっていて肌にしわが増え、ステークより年老いているといった感じである、
 そして、三体の前に一斉にコウモリが集まるとそれぞれが巨大な杭を形成、
 ステークが右手に杭を抱え持ちながら左手を握って肘を下げ、左腕全体に力を籠めて構え、
 右の若い方、おそらく、プファール・バラッション・グラッシュレーゲン、プファールがキザったらしく左手を額に当てて右手の杭の平らな方を床に着け余裕といった態度を取り、
 左の年老いた方、多分、パーロ・レスチャーリ・イッセラバットーロ、パーロは、杭のとがったほうを床に突き置き右手を平らな方に付け杭のバランスを取りながら、ただ、こちらの方を闘志あふれる真剣な目で真っ直ぐ見ている
 「さぁ、この布陣をどう突破してくれるのか、み・も・の・だ・な」
 あ!緑の画面に向こうのほうの向こうのコストが!杭血結晶士 杭打暗喝と杭血結晶士 杭打乱科?
 なるほど、杭血結晶士 先手業怪の力で先にあの吸血鬼二体を召喚し、この二枚をコストに出したってこと・・・
 なら、次はこっちの番だ!
 突如、左右から、薄い銀色と上緑下白間線赤の二つの新幹線が走り込んできて、
 その二つの新幹線が前部からすぐ後ろを下に回しつつその反動で宙に跳んだ!
 そこで新幹線それぞれの後部が左右に分かれて両足となり、中部が腰となり、後部の端の方から黒い、上げていたつま先を元に戻し伸ばすように黒いつま先が飛び出し、
 さらに、前部のすぐ後ろから少し下にかけての互いに右、左部分が飛びだして右腕と左腕となり、
 続けて、反対側が今度は周辺の装甲を長方形として装甲ごと飛び出して、装甲を一枚のプレートとして肩に付けた左腕右腕となる、
 さらに、今度は胸部の上から、前に伏せていた顔を上げるように頭を上に上げた!
 その頭には、それぞれ銀と緑の機瞳がはまり、白い鋼の顔を持ち、その頭には銀と、上が緑下が白で中に赤い線の入った鋭角的なヘルメットをかぶっていて、
 体の方は、新幹線のボディ以外は全体的に白くて、それぞれ互いの左と右の肩に新幹線の装甲のような銀と緑後白前赤中ラインのプレートを付けている、
 とそこで突然、それぞれ左右の足の中部が飛び出しそこからスナイパーライフルとマシンガンが出てきて飛び出して、互いに左、右手で掴み、その手で飛びだした左と右の足の中ほどの部分を押して閉めつつ、着地し、
 その銃を前のコウモリ群達に向けた!
 「ほう、シルバーバレットかね?しかし、二体だけでこの三体に勝てるとでも?」
 「いいや・・・」「いや・・・」
 「一体だ!!」「一体だ!!」
 バトルマシンズ イースト&ウェストのコストとして二枚を表に!
 「僕はバトルマシンズ イースト&ウェストのコストにマシンサモンリソースを指定!」
 さらに、表にしたうちのもう一枚を右手で持ち、1番のイースト&ウェストを左手で持って山札奥のトラッシュに置き、
 右手で持った一枚を1番に移動!
 「そして、もう一枚、バトルマシンズ イースト&ウェストのコストとしてもう一枚、バトルマシンズ ツインオーバレットを指定!!1番に、召喚っだぁぁあああ!!」
 召喚されたイーストとウェストが右左手の銃を上に放りつつ自身も大きく上に跳躍!
 さらに、互いの頭が引っ込みつつ、胸の新幹線の下から黒い拳を伴った両腕が飛び出し、
 両足が元の状態に戻りつつ肩のプレートがある方に上げていたつま先を降ろすように黒いつま先が出現、
 さらにプレートが前後反転しつつ重ねたカードの上の方を翼を広げるように回転、両の腕が収納され、
 胸にパトライトと羽が描かれているプレートを胸から両の肩にかけて付けた格好となり、
 イーストの背中からパトランプと羽のエンブレムが額で光る黒いヘルメットが現れて上に飛び出し、
 ウェストの背中から鋼のフェイスマスクに橙の機瞳が光っているプレートの方を向いた頭が出現して上に上がると、
 イーストとウェストが背中合わせに一体化し、現れた頭にヘルメットが覆いかぶさった!
 そこで上に放り投げた銃をその両の手に受け取りつつ着地!
 両手を差し交わせながら右手に持つ機関銃を横一線に辺りに撃ち込み、正面に向かって狙撃銃を一発撃つと、
 左手の狙撃銃を肩に担ぎつつ、右手の機関銃を腿の所に持って来て斜めの方に体を傾け吸血機たちのいる正面を見据える!召喚成功!それじゃ、一気に行くよ!「僕はバトルマシンズ ツインオーバレットの効果を発動!全部ぶったおせぇえええ!」
 ツインオーバレットが両手の銃を構え、一斉にぶっ放す!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 がそこでステーク、プファール、パーロがそれぞれが自身の杭を両手に抱え腕に力を込める、すると、それらの杭から赤い水晶が幾重も生える、
 そして、三体がその杭を振るうと、銃弾がそれらの赤い水晶に弾かれた!
 くっ、一筋縄ではいかないか、でもっ!
 ジュイン!
 ツインオーバレットの銃弾の一つがパーロの杭にぶつかり、その衝撃でパーロの杭が分離、パーロが丸ごしとなる!
 そこにツインオーバレットが集中砲火を仕掛けて行く!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 パーロは銃弾の雨を浴びてあわててコウモリに分離していった!
 しかし、その隙にプファールが前に出る!
 プファールが杭をツインオーバレットに振るう!
 だが、これは隙だらけ!
 ツインオーバレットは後ろにサッと避けつつ至近距離からプファールに銃弾を浴びせる!
 プファールはこれを杭で受けるも銃圧には競り勝てずに杭が崩壊しつつ吹っ飛ばされ、これもコウモリに分離しつつ難を逃れた、
 そこで上に跳ぶステーク!
 ステークの杭に周りのコウモリロボが集まって行き、巨大な杭を形成!そこで赤い水晶が生え、
 その杭と杭前面を幾多の棘のように覆う赤い水晶をステークが叩き付けようと自身ごと落としてくる!
 だが、ツインオーバレットは冷静に両手の銃を巨大杭に向かって撃ち込む!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 あれは、杭の少し右手の方を狙って一点に集中して撃ってるな、一体どうする気だ?杭の軌道は変わってないし・・・
 あ!杭の赤い水晶に銃弾の集中砲火を受けてひびが!
 そして、そのひびが広がり、とうとう、銃弾の当たっていた周辺のみ赤い水晶が割れ、
 そのままツインオーバレットは銃弾を撃ち続け、その奥の全ての杭コウモリを弾き飛ばし、
 ズドォン・・・
 杭が落ちる頃には、杭の自身に当たる部分を全て弾き飛ばした!
 と、残った杭がコウモリに分離してツインオーバレットの周りを取り囲んだ!
 同時に、ステークが上から飛びかかってきて、周りのコウモリも襲い掛かってくる!
 が、ツインオーバレットは周りのコウモリロボを思い切り回りながら銃撃して一蹴!
 続けてステークにも銃を向けて銃弾を放つ!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 ステークは銃の圧力を受けて吹っ飛び、コウモリに分離していく・・・
  と、向こうの方でコウモリたちが三つの地点に集まっていっている!まさか、元に戻る気か!?
 すかさずツインオーバレットが両手の銃を向け、銃撃!まずは左手側のパーロの形になりかけてる奴!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 マシンガンで全体を撃ちつつ逃げようとするコウモリをライフルで巧みに銃撃!
 そして、コウモリたちが爆発!消滅した!!
 今度は右手側、プファールになりかけてる方!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 マシンガンの銃撃が襲い、逃亡コウモリには狙撃銃が火を噴く!
 ついにはコウモリたちが爆発して消滅!
 最後は中央、ステークになりかけかけてる方!
 残ったコウモリたちも全て集まりコウモりはそこしかいなくなり、ステークが構成され始め復活しかけてる、
 だけどっ、ツインオーバレットは両手の銃を撃ち続ける!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 ステークが復活するのが先か、ツインオーバレットが撃ち切るのが先か!?
 ステークの姿になり始めるコウモリ達、しかし、機関銃がコウモリたちに徐々にダメージを与え、ステークの一部になりかけたものは狙撃銃の一発が確実に葬って行く!
 そうして、コウモリたちの数は徐々に減って行き、
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 とうとう、最後のコウモリも銃弾の雨を受け爆発、消滅した!
 さらに、ツインオーバレットがあの吸血車に銃を向け、放つ!
 ダダダ・・・
 ダン!ダン!ダン!
 「なぁあああ!」
 ブラッディが銃弾を受けて一気にスリップ、左半身の方にコースを外れて行く、
 ここでツインオーバレットが両手の銃を上に放り投げ、左右に分かれつつヘルメットが上に飛んでその頭が元の下のウェストの方に戻りながらヘルメットもイーストの方に落ち元どうりに収納、
 つま先、両腕、胸部のプレートが元に戻りつつイーストとウェストの頭とプレートとつま先と両腕が出てきて体と両足が左右に分かれイーストとウェストに戻りながら、上から銃が降ってきて互いの左と右の足中部が飛び出しそこにそれぞれの銃が着地収納され、左と右の手で押して仕舞われ、
 今度はそれぞれその両腕とプレートと頭とつま先が仕舞われて両の足が左右一体化しつつ胸部が上に上がって体が前に倒れ新幹線に戻り、
 その新幹線に戻ったイーストとウェストがカーディンの左右に移動してカーディンを挟み込み、一気に速度を上げて走り出し、その勢いのままカーディンから左右に離れ、カーディンを勢いよく前へ飛ばす!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

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疾走、荒野の向こう/15 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20171010110436j:plain 
 
カードゲームライトノベル Wカードフュージョン10話 疾走、荒野の向こう15
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「うっ、これは・・・」
 黒い台地を抜けた先、そこにあったのは、黒く高い山々の先からマグマが流れ落ちる火山地帯、
 当然のごとく空は火山の先から噴出する煙によって黒く染まったまま、
 そして・・・
 「熱い・・・」
 またも熱気が襲い掛かってくる、ううむ、砂漠の時もきつかったけど、それにもましてきつい・・・
 「どうやら、天然の火山のようだな、どうにかして溶岩を流すルートを確保、さっきの海まで流しているに違いない」
 天然の火山って、溶岩流れてる天然の火山って、明らかな危険地帯じゃねーか、よくこんなところにレース場設置したな、
 「溶岩に巻き込まれる前に、早い内に抜けてしまおうよ」
 「同感だ」
 ん、あれは・・・?
 見えたのは、岩とその内部に溶岩が流れているような特徴的なカラーリングの車、
 「ほう、追いかけてきたのがまさか乱入者とはな、うむ、噴火しそうな相手だな・・・」
 「ああっと、あれは、乱入者!」
 響いた声に聞こえた上の方を見ると、そこには明らかに浮いている空色の実況飛行機械!
 「ど、どういう事でしょうか、解説者さん、今現在四位ですよ、これに勝てば三位です!?」
 「よほど運が良かったんでしょうね~」
 その解説さっき聞いたぞおい!
 「邪魔が入ったな・・・」
 ほら、前の方の火山カーも呆れてるし!
 「だが、実況があったほうが溶け燃えるというものだ・・・」
 は・・・?
 「さぁ、そっちのスピードも落ちてきてるぞっ、そろそろじゃないかっ!?」
 ま、まぁ、景色が過ぎ去る速度も落ちてきてる感じはするけど・・・
 と、デッキケースにカードが回収されてシャッフルされつつ飛び出してデッキケースの右側に置かれ山札となる!
 やっぱり来たか!ここ死ぬほど熱いし、そんなんばっかりだけど、いっちょやるか!
 山札からいにさよご枚、カードを右手で引き、左の手に移して手札にし、
 チャージゾーンに向かって
 「リチャージ!」
 「燃えて来たーッ!」
 「おおっと、インフェルノ・フローバー選手の燃えて来たーッ!いただきました!」
 「正直うざいですねー」
 いや、別に僕はどっちでも、って考えてる場合じゃないか、
 続けて、山札から右手で一枚カードを引き、
 「ドロー!」「これは・・・」
 右手にカードを持ったまま、左手からカードを一枚引いて両方相手に見せ、宣言!
 「僕はフィッシュフライ・タルタルの効果を発動!手札の闘魂ロボット研究工場食堂日替わりセットをトラッシュに送り、山札から三枚引く!!」
 
名前:フィッシュフライ・タルタル
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分の手札に
        カテゴリもしくは名前に「魚」「フィッシュ」
        のいずれかの言葉を持っている
        このカードとこのカードと同名のカードを除いて、
        1枚、相手に見せる
        ・山札が3枚以上ある時
        ・このターンと一つ前のターン、自分のカードの効果で、
         山札からカードを手札にしていない時
効果:発動条件で見せたカードをトラッシュに送り、
   自分の山札から3枚のカードを引いて自分の手札にする
カテゴリ1:フィッシュ カテゴリ2:揚げ物
テキスト:魚の揚げ物にマヨネーズベースのソースが付き、
     ご飯、味噌汁、漬物の付いたセット
 
名前:闘魂ロボット研究工場食堂日替わりセット
種類:H ハンド コスト:2
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる名前に「魚」「フィッシュ」
        のいずれかの言葉を持っているモンスターを1体、指定できた時
        ・山札が1枚以上ある時
効果:指定したモンスターをトラッシュに送る
   ・指定したモンスターのコストと同じ枚数まで
    自分の山札からカードを引いて自分の手札にする事が出来る
カテゴリ1:フィッシュ カテゴリ2:日替わり
テキスト:日によって変わる定食メニュー、今日は魚、
     明日は肉か、それとも野菜か
 
 左手の方から目の前に銀色で少し太身の魚が泳いでくる、
 あれは・・・いしもち!!
 そのいしもちに上から包丁が飛んで行き、その頭を切り落として、次いで前の方から少し右身の方を一気に切り裂き、続けて、反対側から返す刃で少し左身の方も切り裂いて一気に三枚に降ろす!
 そこで左右の切り身に塩コショウがかかり、卵とボールが現れたと思ったら卵がボールにぶつけられてひびが入れられ、卵がボールの上に移動して、
 パカッ!!
 っと、卵が割られて中身がボールの中に入り、さらに、小麦粉と水が入れられて、
 突然箸が現れ、ボールの中をかき混ぜ始めた!
 チャチャチャチャチャチャ!!
 そしてそこで、卵のかきまぜられたボールの中に先ほどの、いしもちの左右の切り身が入れられて、
 卵がたっぷりと付けられた後引き上げられ、その上に四角のパン斤が出現、パン斤が包丁によって縦横無尽に切り刻まれる!
 ザシュ!!ザザザザシュシュシュシュ!!
 パン斤は切り刻まれて卵が付いている切り身の上に降り注ぎ、そのすぐそばに油の張られ下に火の付いた黒い大鍋が現れて、
 その中に切り身が放りこまれる!
 ジュウウウウウ!!
 油のいい音が響き渡り魚の切り身が揚げ色に染まって行く・・・
 ううむ、おいしそうな見た目だ、残念ながら匂いとかはわからないが・・・
 すると、上に大きな緑の葉っぱの乗った四角くて青と白で波が描かれた皿が現れた、あの緑の葉は大葉か、
 そこで箸が鉄の大鍋の中に入れられて、中から切り身が取り出され、その皿の上に置かれ、
 その左手の方に白色で、中に炊き立て白ご飯が盛られた椀が、右手の方に内赤外黒で中にわかめと豆腐の濃い色の味噌汁が入れられた椀が置かれて、
 左手奥の方にたくあんときゅうりの漬物が短冊切りされ置かれた白い丸い小皿が出現、
 次いで手前の方に、左手前に箸置きがある状態で赤い箸が現れ、
 その箸が宙に浮いていしもちの天ぷらの一つを掴み、僕の方に持ってきて
 ゴッ!
 カーディンのフロントガラスに阻まれ、消滅した!
 うう・・・もったいない・・・
 「はっはっはっ、揚げ燃えているんじゃ、本当に燃えてるとは言えないなぁ~!!揚げ燃えるより溶け燃えようぜ、さぁっ、本当に燃えてるかい!?溶けてるかい!?」
 「燃えたら危険だ!揚げてもいない、溶けてもいない!!」
 「カーディン、真面目に答えなくていいから・・・」
 「はっ、そうだな!」
 ったく・・・
 と、それよりも、フィッシュフライ・タルタルの効果で、山札から三枚、引くっ!!
 で、今引いたカードはセルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク!、砲撃!!タンク・バーング!!、機工原・引き割りタッパ、
 残りの手札は、バトルマシンズ ワイルドハンド、マシングラシスオード、バトルマシンズ サポートエナジー、マシングラシスオードギグ!
 よし、セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルクを1番に裏側で置いて、残りを一気にチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!」
 「さぁ、燃え溶けて行こうじゃないのぉおおお!」
 「オー!」
 「オー!」
 「オ・・・オー」
 「やんなくていいから!」
 本当にもう・・・あの飛行機械の声につられなくていいっての・・・
 ま、それよりも、右手で1番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク!!」
 「燃え溶けよぉおおおお!!」
 
名前:円匙掘炎隊 ショベル・マグマルア
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが
         コスト3・4のいずれかだった時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:円匙掘炎隊 カテゴリ2:円匙兵
テキスト:ショベルで炎を掘る、きわめて危険な工作員 
     石炭のような金属の肉体にマグマの血が流れている
     この火山で為すべきことは
 
名前:セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる、
        モンスター1体を指定できた時
        ・自分のチャージゾーンにある、
         裏側表示のカードを1枚選択できた時
効果:このターン、
   指定した相手のモンスターのパワーを1000下げる
   ・選択したカードを効果で表にし、
    カテゴリ、名前に「弾」「戦車」
    のいずれかの言葉を持つカードでなかった時
    下がるパワーが600になる
   ・指定した相手のモンスターのパワーが0以下だった時、
    指定した相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:戦車 カテゴリ2:セルフディフェンダー
テキスト:戦車が前に出て砲撃する!!
     立って敵からの砲撃から仲間を守る!!
 
 ズドォオオオン!
 げ、いきなり右手向こうの火山が噴火した!そして、大きな火山弾の一つがこっちに飛んでくる!
 そこに後ろから砲撃が飛んできて、デカイ火山弾を撃ち落とす!
 ズバン!
 火山弾は向こうのインフェルノの方に向かって行き、なんと、人型に広がって両足を地に着け止まった!
 それは、体に火山岩をまとい、体中にマグマ流れる存在、
 その右手にはなぜか鉄のスコップが握られている、
 もしかして、あれで火山を噴火させたのだろうか・・・まさか・・・
 と、そこに僕達の前に砲撃が来た方向の右手後ろから戦車が前進して来た!
 砲塔が上に付いた、緑の迷彩四脚キャタピラ戦車!
 すると、戦車の後ろのキャタピラが前下から両足を後ろに伸ばすように展開つつ内側に移動して両足となり、
 前の方のキャタピラも曲げていた両腕を伸ばすように変形して両腕となりながらその端を両手のように広げて地に着け戦車全体を上に上げ、
 さらに、戦車の前部が前に倒れ、倒れた方の上に頭が出てきた!それは、無骨な四角い兜をかぶり真面目そうな白い鋼の顔と赤い瞳を持ち、
 体には四肢の後ろの方にキャタピラを持っていて
 続けて、背中の砲塔が右肩の方に横滑りして移動し、正面の火山弾の奴に向く!
 よし、とりあえず、右手でバルクのコストを表に!
 
名前:マシングラシスオードギグ
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この戦闘に自分と相手のモンスターが参加し、
        自分のモンスターが勝利していた時
        ・自分のモンスターゾーンにいる、
         カテゴリ、名前に「機」「マシン」の
         いずれかの言葉を持っているモンスター1体を指定できた時
効果:以下の効果を1つ選択して使用できる
    ・このターン、指定したモンスターは効果を発動していない扱いとした上、
     効果を2回発動出来る
    ・このターン、このカードのコストとなったカードは、
     コストとなった後、裏側表示に戻り、効果を2回発動できる様になる、
     ただし、発動回数以外のルールは変わらない
    ・このカードのコストを今回のみ1増やし、
     自分のチャージゾーンにある、
     同名以外のコスト1、戦闘後を持つリサイクルを指定、
     指定したカードは、裏側表示に戻り、効果を3回発動できる様になり、
     2度のみ、発動したすぐ後裏側表示に戻る
     ただし、発動回数と裏になる以外のルールは変わらない
カテゴリ1:ホット カテゴリ2:スピリット
テキスト:その熱が味方に伝わりエネルギーと化す、
     さらに、効率は落ちるなれどほんの少し、
     自身に循環させてエネルギーにもできる
 
 表にしたのはマシングラシスオードギグ!
 緑の画面では向こうの円匙掘炎隊 ショベル・マグマルア、ショベ・・・、いや、マグマルアのコストはどうなってる?
 
名前:円匙掘炎隊 炎投塊場
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:このカードをコストとして表にしたのが、
        カテゴリ:円匙掘炎隊を持つ自分のモンスターだった時
効果:このターン、自分のモンスターゾーンに存在している、
   カテゴリ:円匙掘炎隊を持つ自分のモンスター
   全てのパワーを300上げるか下げる
カテゴリ1:円匙掘炎隊 カテゴリ2:円匙兵
テキスト:ここに溜ってるぞ!さぁ、投げるぞ!
     偶然出来た溶岩だまり、そこからも溶岩を投げ放つ!
 
名前:円匙掘炎隊 削炎蜂起
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:-0
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果 炎柱吹き上がれ、逃げろ!
       発動条件:自分のモンスターゾーンに
            カテゴリ:円匙掘炎隊を持つ、
            自分のモンスターが存在し、
            ・次の戦闘に参加する相手モンスターが
             このインヴォークのパワーを除き、
             パワー0から500、1000から1500、
             2000から2500の値の時、
             でコスト1以下の時
             このインヴォークのある場所で行わる戦闘の際は
             コスト1以下にコスト3も加える
            コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   次の戦闘のみスキップする
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:円匙掘炎隊 カテゴリ2:円匙兵
テキスト:掘る、ただひたすらに、炎の中を、掘る
     翻気持つ鉱員たちと共に、
     先に様子を見に来た炎耐性無き鉱員は、兆候が表れたと否や即座に逃げ出す
 
名前:円匙掘炎隊 削炎投蜂
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-600
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:円匙掘炎隊を持つ、
        自分のモンスターが存在し、
        ・次の戦闘に参加する相手モンスターが
         このジェイルのパワーを除き、
         コスト1以下で
         パワー0から500、1000から1500、
         2000から2500の値の時
         このジェイルのある場所で行わる戦闘の際は
         コスト1以下にコスト3も加える
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:円匙掘炎隊 カテゴリ2:円匙兵
テキスト:戦いは始まった、鉱員と共に炎を掘り、逃げるものに投げつける、
     事態は阿鼻叫喚だ、
     ここが灰と岩場になるのも時間の問題だろう・・・
 
 円匙掘炎隊 炎投塊場、円匙掘炎隊 削炎蜂起、円匙掘炎隊 削炎投蜂!?
 三つとも発動出来るカード・・・!?
 と、いきなり、前とは別の左手奥の方の火山が噴火!火山弾が二つ飛び出してきて、マグマルアの左右に着弾した!
 そして、その火山弾から誰かが出てきた!
 それは、マグマルアよりも同型で小型だが、マグマルアの左手側のほうが小さめのショベルを持っていて、右手側の方がつるはしを持っている!
 さらに、それらがマグマルアと一緒に一瞬、マグマをまとったように容積が増え赤くなり、瞬時にして溶岩の流れを血液の様に残したまま冷え固まり、装甲が少し増した!
 
名前:円匙掘炎隊 スコッパー・ラバーナル
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが
         コスト0・3のいずれかだった時
        ・自分のモンスターゾーンにカテゴリ:円匙掘炎隊を持つ、
         ジェイル、またはインヴォークが設置されていた時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:円匙掘炎隊 カテゴリ2:円匙兵
テキスト:工作員は何を計画するのか、
     計画が成就すれば、その被害は甚大だ
 
名前:円匙掘炎隊 ツルハッシャー・プルームル
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが
         コスト0・3のいずれかだった時
        ・自分のモンスターゾーンにカテゴリ:円匙掘炎隊を持つ、
         このモンスター以外のモンスターが存在している時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:円匙掘炎隊 カテゴリ2:円匙兵
テキスト:自分達はマグマは平気である、そのように設計されたからだが、
     この体で、マグマの中に侵入する
 
 これは・・・円匙掘炎隊 削炎蜂起、円匙掘炎隊 削炎投蜂を1番と2番に設置しつつそのコストとして円匙掘炎隊 スコッパー・ラバーナルと円匙掘炎隊 ツルハッシャー・プルームルを指定しこちらは2番と3番に召喚、さらに円匙掘炎隊 炎投塊場を発動させその効果で全体のパワーを引き上げたのか!
 
インフェルノ・フローバー
モンスターゾーン 
円匙掘炎隊 ショベル・マグマルア M コスト:3 パワー:2200
 円匙掘炎隊 削炎蜂起 I コスト:1 パワー:-0
円匙掘炎隊 スコッパー・ラバーナル M コスト:0 パワー:300
 円匙掘炎隊 削炎蜂起 J コスト:1 パワー:-600
円匙掘炎隊 ツルハッシャー・プルームル M コスト:0 パワー:300
チャージゾーン
裏:0表:0
 
鋼野 双歩&カーディン
モンスターゾーン
セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク コスト:1 パワー:1100
チャージゾーン
裏:4表:1
 
円匙掘炎隊 ショベル・マグマルア M コスト:3 パワー:2200
 
FIGHT!!
 
セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク コスト:1 パワー:1100
 
 と、マグマルアがスコップを振り上げこちらに向かってきた!
 今だスコッパー・ラバーナル、スコッパーとツルハッシャー・プルームル、ツルハッシャーを呼び寄せた火山弾は火を上げ、辺りに炎を広げている、
 あの火山弾の方をバルクが見て警戒している、下手に突っ込んでも火山弾の炎で戦闘が止められてしまうだろう、簡単に砕けるものでもないだろうし、
 だが、その間にもマグマルアはこっちの方に向かって来る!
 バルクがその肩の砲塔から砲弾を発射!マグマルアに直撃する!
 が、マグマルアはそれでも向かってきてスコップを振り上げ振り下ろす!
 バルクはなんとか両腕でそれを受け止めるも、マグマルアに続いてスコッパーとツルハッシャーも来る!
 バルクは左腕でマグマルアを押して引き離しつつ後ろに下がる!
 ぐ・・・やはりこれしか、無い!
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしつつ宣言!
 「僕は機工原・引き割りタッパを発動!相手の方がモンスターゾーンにあるカードの数が四枚多いので場所替え、スキップ、裏戻し全ての効果を発動する!引いて、バルク!」
 
名前:機工原・引き割りタッパ
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:モンスターゾーンにある、
        召喚・装備・設置などされた全てのカードの総数が
        自分よりも相手の方が上回っていた時
        ・次の戦闘に参加する自分のモンスターが
         カテゴリもしくは名前に「機」「マシン」
         のいずれかの言葉を持っていた時
        ・次の戦闘に参加する
         相手のモンスターがコスト3以下だった時
        ・自分のモンスターゾーンにある、
         モンスターの置かれていない場所1つを指定できた時
効果:カードの数の差によって以下の効果を全て発動させる
   ・1以上
    次の戦闘に参加する自分のモンスターを指定した場所に移動させる
    移動したモンスターはこのターン
    パワーが500下がり効果を発動できなくなる
   ・2以上
    次の戦闘のみスキップする
   ・3以上
    このカードを発動後に裏に返す
カテゴリ1:機荒野 カテゴリ2:スピリット
テキスト:荒野の砂がある物を包み込む、それはまるで、タッパのよう・・・
 
 突如、バルクがあたりに砲弾を連打!
 ズバンズバンズバン!ズバンズバンズバン!
 辺りを煙で巻いていき、自分は右肩の砲塔を背中に戻しつつ両腕を思い切り曲げて足を左右に広がせながら関節を逆方向に回らせて頭を真下に下げながら胸部が上の方に来て前に倒れ完全な戦車に戻り、
 そのままバックして下がって行った!
 が、それを見逃す三体ではなく、それぞれの獲物を手にバルクに向かって行く!
 だが、バルクの砲塔が的確に狙いを定め、
 ズバンズバンズバン!
 何とかその胴部に撃ち込んで行く!
 一様に足を止める三体、しかし、その目つきは僕達の方を見て、隙あらばこちらに来ようとしているように見える、
 
円匙掘炎隊 ショベル・マグマルア M コスト:3 パワー:2200
 
SKIP!!
 
セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク コスト:1 パワー:1100
 
円匙掘炎隊 スコッパー・ラバーナル M コスト:0 パワー:300
 
ATTACK!!
 
双歩&カーディン
 
 ええい、続けてこいつだ!
 「僕は砲撃!!タンク・バーング!!の効果を発動!2番のスコッパー・ラバーナルをトラッシュに送る!」
 
名前:砲撃!!タンク・バーング!!
種類:S スマッシュ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンに、
        カテゴリ:戦車を持つモンスターがいた時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        パワー1500以下だった時
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:砲撃 カテゴリ2:戦車
テキスト:一発の砲撃で、相手は吹っ飛んで行く!!
 
 バルクの砲塔がスコッパーに狙いを定める!
 が、そこにマグマルアとツルハッシャーがスコップとつるはしを振り上げ殴り掛かってきた!
 これをバルクは、砲塔を向けるのをやめ、ロボットに戻りながら右手と左手で二体の武器を根元で受け止め防ぐ!
 ドガッ!
 が、さすがに二体一はきついのか徐々に押され始めた!
 バルクは何とか左手の方に受け流そうと体を傾け、
 ズバン!
 そこで砲塔から砲弾を発射!砲弾はまっすぐにスコッパーに向かい、スコッパーはあわててこれを左手側に避ける!
 おしい!
 その様子にスコッパーの方に気が行くマグマルアとツルハッシャー、
 そこでバルクが力を発揮し、一気にマグマルアとツルハッシャーをスコッパーの方に放り投げ、スコッパーにぶつけた!スコッパーがずっこける!
 ズバン!
 刹那、スコッパーの体に穴が開いていた、マグマルアとツルハッシャーを放り投げた次の瞬間にはそれらの隙間を縫って砲弾を発射していたのだ!
 よおし、この調子だと相殺は無いな!
 続けて、チャージゾーンのカードを右手で二枚表にしつつ一枚を二番に置き、宣言!
 「僕は、砲撃!!タンク・バーング!!のコストにバトルマシンズ ワイルドハンドを指定しバトルマシンズ ワイルドハンドを二番に召喚!コストには裏戻した機工原・引き割りタッパを使う!!」
 
名前:バトルマシンズ ワイルドハンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        ・次の戦闘がスキップされる時
効果:次の戦闘をスキップされないようにして、
   次の戦闘が行われるまで以下の効果を発動する
   ・このモンスターのパワーを500上げる
   ・相手は、効果内に「スキップ」の言葉を持つ、
    モンスター・リサイクル・スマッシュカードの
    効果を発動できなくなる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:機手
テキスト:巨大な左手が、相手を防御ごと破壊する!!
 
名前:機工原・引き割りタッパ
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 左手手前の方から鉄の左手が飛んでくる!
 一定間隔で丸い穴の開いた四角い鉄骨で手の骨を再現したような大きな鉄の左手、
 見た目はスカスカだが、手首の部分にジェットエンジンが付いていて、大きく火を噴いている、あれで飛んでいるに違いない、
 その鉄の左手が立ち上がろうとするマグマルアとツルハッシャーをその手の平で押して吹っ飛ばしていく!
 しかし、二体は両足で何とか踏ん張り切り、それぞれの獲物で殴り返してきた!ワイルドハンドは上に飛んでこれを何とかかわす!
 さて、ここからだ、計算があってればいいけど、
 円匙掘炎隊 削炎投蜂と円匙掘炎隊 削炎蜂起はそれぞれの影響下に無いパワーを参照した際に0から500、1000から1500、2000から2500の時にスキップの効果を発動させることができる、
 ええっと、まずは、今のワイルドハンドのパワーは二番の円匙掘炎隊 削炎投蜂の影響を受けて300、
 この状況だと、円匙掘炎隊 削炎蜂起の影響を受けて2番戦闘がスキップされる、そのかわり、
 円匙掘炎隊 削炎投蜂の影響を受けて無い状態だと900だから円匙掘炎隊 削炎投蜂は効果は発動出来ない、
 つまり、相殺されない、じゃ、とりあえず、こいつだ、右手でチャージゾーンのカードを一枚表にして、
 「僕はバトルマシンズ サポートエナジーの効果を発動!ワイルドハンドのパワーを300上げる!」
 
名前:バトルマシンズ サポートエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
        ・自分のチャージゾーンにリサイクルカードが存在している時
効果:このターンと次のターンの間、
   自分のモンスターゾーンやチャージゾーンにある、
   モンスターとリサイクルカード全てに、
   以下の二つのいずれか1つの効果を選択し、発動させ、
   効果文に応じて書き換える
   ・カテゴリ、名前に「機」「マシン」のいずれかの言葉を持つ、
    自分のモンスターとリサイクルカード全ての
    発動条件文にある、3桁の数字に100数値をプラスする、か
    効果文にある、3桁の数字に100数値をプラスする
   ・カテゴリ:バトルマシンズを持つ
    自分のモンスターとリサイクルカード全てに
    発動条件文にある、3桁の数字に200数値をプラスする、か
    効果文にある、3桁の数字に200数値をプラスする
   その後、次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで100上げる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:サポート
テキスト:そのアームがもたらした補助で、適格に動く、動く、動く!!
 
 突如、ワイルドハンドが上からマグマルアとツルハッシャーの方に飛ぶ!
 対して狙われた二体はそれぞれの獲物を手に待ち構える、
 ええっと、これでパワーが600になって円匙掘炎隊 削炎蜂起の影響は受けない、
 そのかわり、円匙掘炎隊 削炎投蜂の影響を受けないパワーは1200になって、円匙掘炎隊 削炎投蜂の効果は発動できるようになる、
 その時、ワイルドハンドの前にスコッパーとツルハッシャーが来た時に着弾して火を噴きあげていた二つの火山弾から大きく炎が吹き上げられ大炎の壁ができる!ワイルドハンドは思わずその動きを止めた!
 
名前:円匙掘炎隊 削炎投蜂
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-600
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:円匙掘炎隊を持つ、
        自分のモンスターが存在し、
        ・次の戦闘に参加する相手モンスターが
         このジェイルのパワーを除き、
         コスト1以下で
         パワー0から500、1000から1500、
         2000から2500の値の時
         このジェイルのある場所で行わる戦闘の際は
         コスト1以下にコスト3も加える
効果:次の戦闘のみスキップする
 
 やっぱり来た!あの炎で戦闘をスキップされるのか、発動したのは一つだけだけど、もう一つもつられて炎が上がったな、でも大丈夫!右手を前に出し、宣言!
 「僕はバトルマシンズ ワイルドハンドの効果を発動!このスキップを無効化しつつワイルドハンドのパワーを700上げる!!」
 
名前:バトルマシンズ ワイルドハンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        ・次の戦闘がスキップされる時
効果:次の戦闘をスキップされないようにして、
   次の戦闘が行われるまで以下の効果を発動する
   ・このモンスターのパワーを500上げる
   ・相手は、効果内に「スキップ」の言葉を持つ、
    モンスター・リサイクル・スマッシュカードの
    効果を発動できなくなる
 
 ワイルドハンドが吹き上がった炎に己を握って突っ込んでいく!
 大丈夫かなとも思うけど、一応、これで大丈夫なはず、円匙掘炎隊 削炎投蜂の影響を受けたパワーは1300で円匙掘炎隊 削炎蜂起の発動条件外のはずだ、
 円匙掘炎隊 削炎投蜂の方は発動条件満たしたままだけど、さっき無効化したから大丈夫、なはず、さぁ、どうなる!?
 すると、バルクが砲塔を左手の火山弾に向け、
 ズドン!
 続けて、右手の火山弾にも向け、
 ズドン!
 火山弾を撃つ!火山弾が少しずれ、吹き上がる炎がずれた!
 そこで炎の中からワイルドハンドが少し溶けながらスコッパーとツルハッシャーの前に現れる!
 もしかして、あの砲撃が無かったら危なかった・・・?
 「溶けてるじゃないか!」
 「溶けてますね~」
 「そうですね~」
 ええい、うるさい、マグマ車、実況娘と解説娘!
 だが、溶けたままでもワイルドハンドはお構いなしに己を握りしめ、マグマルアとツルハッシャーに向かって行く!
 身構えるマグマルアとツルハッシャー、だが、そこにバルクが砲撃!
 ズドン!ズドン!
 ひるむツルハッシャーをワイルドハンドが突っ込み吹っ飛ばす!
 そのままワイルドハンドはマグマカーに向かって行く!
 が、それをマグマルアが追いかけ始めた!しかし、バルクが後ろから羽交い絞めにして止める!
 マグマルアはそれを後ろを向きつつ振り払い、左拳を振り上げ突き出す!
 対するバルクも左の拳を握って突き出しぶつけ合う!
 ドガシッ!
 今度はマグマルアの左回し蹴り!
 ガッ!
 ところが、これをバルクは受けつつ右手でその足を掴み、
 バルクが右の口角を上げニヤリと笑う、しかし、マグマルアも同じように笑った気がした、
 次の瞬間、バルクの左右の足を地を這うスコッパーとツルハッシャーがそれぞれ掴む!
 あいつら、まだ動いてる!
 そのままスコッパーとツルハッシャーはバルクの体を伝って、マグマルアと同時にショベル、スコップ、つるはしを振り上げた!
 一方のワイルドハンドはバルクの様子を見て一旦Uターン、その手を開き、マグマルア、スコッパー、ツルハッシャーの獲物を吹っ飛ばす!
 思わず驚く三者、そこでバルクが思い切り両腕を広げて振り回し、吹っ飛ばした!
 吹っ飛ばされた後、バルクを警戒しつつ、自分たちの持ち物に近づいていく三体、
 その間に、バルクが砲塔を溶岩車に向け放ち、同時に、ワイルドハンドもその拳を喰らわせた!
 「うわわわわ!」
 溶岩カーがスリップしていく!
 あわててマグマルアがマグマ車を受け止めた!
 その先は溶岩の川である、さすがにあそこに叩き込むのはきつい・・・
 と、マグマカーをマグマルアが立て直すもどうもスピードが極端に落ちているようだ、
 この隙にワイルドハンドがカーディンの方に近づいていくが、そこにスコッパーとツルハッシャーが立ちはだかる!
 が、バルクの二連射砲撃を受けた後ワイルドハンドに吹っ飛ばされ、
 ワイルドハンドが横に自身を回しつつ斜め上後ろからカーディンを持ちそのまま手首のジェットエンジンふかしカーディンを一気に加速させた!!
 
インフェルノ・フローバー
 
FINISH!!
 
バトルマシンズ ワイルドハンド M コスト:1 パワー:900
 
勝者:鋼野 双歩&カーディン
決まり手:バトルマシンズ ワイルドハンド
     +セルフディフェンサー アーミー・ド・タンク・バルク
     +砲撃!!タンク・バーング!!
     +バトルマシンズ サポートエナジー
 
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