世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話05
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5
「うわわわわ・・・」
ハヤトが風に囚われ、大翼広げ飛ぶイーグットの背に乗る俺達の右翼外側を飛んでいた・・・
「落とさないでくれよイーグット!」
「わかってるさ」
(本当は彼は探してなかったんだが・・・)
「聞こえてるぞ」
「おっと失敬」
イーグットのつぶやきにくぎを刺す俺
・・・俺の名は双運、良星(そううん りょうせい)
立った黒髪に黒バンダナ、黒目、左肩後ろに炎翼のブローチを付けた赤銅色の袖なしシャツに
ジーパンをはき、腰掛けの袋、腰左右にポケットを大量に垂れ下げたベルトを着けている、
「なんか変な感じだな・・・」
カンテーラがそばで飛びながらそう言った、
黒の両瞳のみを覗かせる濃紺のフードの付いた袖付きマント、黄色の燭台カンテラ、を左手に持ち、
太陽と流星の中間のような少しの楕円にたくさんの細い四角い鉄の棒を放射状に付けた用の装飾をフード左上に付けている、
「まぁ、大人の男が風に飛ばされてるって言うのは変な感じだけど・・・」
そう後方で言ったのは稲走、兎白(いなばしり とはく)、
痩せた身長は高め、髪はぼさっとしており、
長袖Tシャツには鮫の絵が入り、背腰掛けの袋にはくジーパンには青いポケットがいっぱいついている
「相棒、多分違うわ」
そう兎白の横で注意したのは氷の精霊のような姿をしたフリィジア、
両肩に氷の鎧の意図が付き、髪は液体状の氷のようにうねり、
上の方では流線状にクリスタル状の氷がオールバックの髪のように並ぶ
「イグリードはわかる?」
さらに後方でそう言ったのは海象、鼓動(かいぞう こどう)
黒髪短髪で少し太った体型、橙色と緑色の長袖サバンナ草原シャツ、ジーンズ、背腰掛けの袋、
ボックス状のポケットが一杯ついた膝上までの皮を腰左右、それぞれ付けている
「ああ、すぐにわかるだろ」
鼓動の横でそういったのはイグリード、
炎の精霊のような姿であり、
燃えたぎる髪の毛にこわもての顔、灼熱の肉体は筋骨隆々だ、
「何があるのかしら・・・?」
さらに後ろから聞こえた声は蜜羽、四葉(みつば よつば)、
金髪のツインテール、白シャツに高そうでヒラヒラが盛大に突き、黒のスカートに黒タイツ、首元にはワンポイントの黒リボンがあり、茶色の革靴を履いており、
左胸に筆記体、黒字金縁で意の文字がかたどられたバッチを付けている、
「私も変な感じがしますですねぇ・・・」
そう四葉の横でつぶやいたのはウィルピー
光の火の玉に黒い両目と白い両腕が付き、
その背に鍛冶槌と鍛冶鋏を交差させ背負っている
「あの・・・僕のこと忘れてない・・・?」
そう風に乗りながらつぶやいたのは
くすんだ青い鎧を着たハヤト、
黒い瞳と黒い髪、顔や関節部を出した鎧を全身に着た20前後、造形が整った顔をしている、
ん?先の方の様子がおかしい・・・?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――