バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔族の魔術学校 ダブモン!!20話/03

魔族の魔術学校 ダブモン!!20話03
 
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 「わぁ~幽霊種に精霊種だ!!」
 言いながら少年たちが群れてくる?!
 「カンテーラにウィルピー!?」
 カンテーラを触ろうと手を伸ばす少女がそう言った
 「こっちはイグリードにフリィジアだ!!」
 イグリードたちに近づいて手を伸ばす・・・
 「はっはっはっ!残念だが、褒めても何も出ないぞ?」
 腕組んで顔上げ目を閉じるほど嬉しそうに笑うイグリード
 「こっちじゃ珍しいの?」フリィジアが少し目の力の抜けた疑問顔で兎白の問いかける、も「私の里じゃ私と同種なんて親戚に山程いるんだけど、っていうか近づくな!!」
 返しを待てずに文句を言いつつ少年たちに威嚇に槍を二度振るう
 「こいつらどうにかしろ」
 「私もうっとおしいのは・・・」
 良星の頭の上のカンテーラに四葉さんの左足横のウィルピーも目を閉じるほど細め目口端下げたうんざりした顔でそう言った
 ま、急ぐ旅だしね・・・
 「さっさと行くぞ!」
 良星が右肩の方から僕達を見つつそう言って、前を見て左肩を前に出し力強く強引に先に歩き行こうとする
 「お前ら、そこで何してんだ!!」
 
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