バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ラブティアエブリバディ!!/5

ラブティアエブリバディ!! 5
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第5話 家具作り!友情の赤い本棚!!
 
 「届いたぁ!」
 「何が届いたんだよ・・・」
 ラヴティアになってからの初めての休日だ、
 そして、届いた大荷物を家の庭に持ち出し、
 「何かあればすぐに呼ぶんだよ」
 「はい、お父さん!」
 「そいつはなんだ?」
 「木材とペンキだよ!」
 そばにいるエディに答えるように荷物の包み紙を破り開ける!!
 そこにあったのは何枚もの木材の板と大きな赤の缶ペンキ!!
 「それで何をするんだよ・・・」
 そばにいるエディは力の抜けた呆れ顔
 「DIYだよ!!」
 「DIY・・・」
 「さぁ、木材をのこぎりで切って、釘を打ち付け、ペンキを塗って本棚を作るよ!!」
 「えぇ・・・普通、最初は組み立て式の本棚とかからだろうが・・・」
 「とぉーーー!!」
 そうして私はのこぎりや槌やはけを使い作業に入っていく・・・
 「なあ」
 「なに?」
 「いっつも休日ってこういうことしてんのか?」
 「いつもはファッション雑誌見たり宿題やったりゲームやったりコーヒー入れたりギター弾いたり」
 「コーヒー、ギター?」
 「ほら、ゲームのキャラクターでコーヒー淹れたりギター弾いたりしてるやつあるじゃん?」
 「ああ、いたなそんな奴、ってことはDIYも?」
 「そうだよ!ギターは飽きちゃったけど、今でもコーヒーは時々入れるよ、お父さんがよろっこぶから!」
 「そりゃ自分の娘が入れてくれたコーヒーは喜ぶだろうなぁ・・・味はともかく・・・」
 「なんか言った?」
 「別に・・・」
 そうして作業を進めていき・・・
 「どうだ!!」
 「・・・」
 ふう、出来たぞ本棚!ちゃんと二段だしペンキで真っ赤に塗ったしこれで
 と、エディが作ったばかりの本棚に近づいていき・・・
 人差し指で軽くこづく・・と
 ガァン!バラバラバラ・・・
 ああ!本棚が崩れたっ?
 「釘がいくつも曲がって打ち付けられている・・・」
 ぎくっ!
 「切り口が斜めになっている・・・」
 ぎくぎくっ!
 「そもそも、板の長さが上下左右ともにバラバラだ・・・」
 ぎくぎくぎくっ!
 「おまえな」
 「ぎきゃあああ!!」
 「あ!怪物が現れた!エディ!」
 「はいはい了解、ったく・・・」
 商店街まで駆けると、そこには怪物が・・・
 「これだーーー!!」
 ああ!怪物の放ったビームに当たると商品が別のものに!?
 「その立地はこれだー!!」
 また別のものに!?
 とにかく変身!!
 「ラブティアチェンジ!ラブティアエブリディ!」BGM:ラヴティアエブリバディ
 と、周りから皆も集まて来て一斉に・・・
 「フラワーガーデション!」
 「ツインアクアスプラッシュ!!」
 「ウィークゲット!」
 「チェインスパーク!!」
 弱点は・・・
 怪物の上に黄色く光る文字が出る!
 「土地工作!」
 「それならこれだ!DIYバース!」
 私の放ったビームで様々な家具が置かれていく
 「・・・土地工作ってそういう意味ではないのでは・・・?」
 泳弧さんの冷静な突っ込みは無視!
 「おのれぇえええ!私の土地に勝手に介入するな~!!」
 「ど・・・どうなってるんでしょう・・・?」
 「想定にない行動されて混乱してんじゃないの?」
 泳弧さんに対しての実鈴ちゃんの声も無視!!
 「うぉおおお~!」
 そのまま家具を作っていく・・・
 「おのれおのれおのれぇ!」
 私が置いた家具を慌てて見回し
 「そこじゃいそれじゃない!!」
 「混乱してる!今だ!!」
 皆で一気に!
 「スプリングエブリディ!!」
 「スプラッシュスペイント!」
 「エッグスフィア!!」
 「エーイレースライトニング!!」
 髪を後ろで跳ね上げたミドルカットのオールバックに生え際の上に白いカチューシャを少女が目の前に現れ、私は抱き留めこう言う
 「現実ではたくさんの人々が生きてる、ゲームの中で自分一人のためにやるのか、みんな幸せも迷惑もひっくるめて外でやるのかそれはあなた次第、大丈夫、きちんと考えて行動すれば恐れることは何もないわ・・・」
 「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー!!」
 怪物が爆発し、消滅する
 そして、私は家に戻ってきて家の庭の方に出て壊れた木材を見る・・・
 「さて・・・」
 「木材は、これ以外は・・・?」
 「う・・・無い・・・」
 横から言ってくるエディに肩を落としっ落胆する私・・・
 「それじゃ、仕える素材を再回収して、それから採寸だな、大きさをきちんと決めて、それから・・・」
 そして、翌日・・・
 住宅街の家が両端にある道路にて、残った木材からできた両手に抱えられるくらいの小さい赤い本棚を由香に渡す
 「ごめんね、予定より小さくなっちゃった」
 すると由香が少し首を横に振り
 「ううん、机の上においておけるからこれぐらいがいいよ、それにしても、一人で作ったの?すごいね!」
 そう言ってまっすぐに見てくる由香に対し、私は戸惑いながら目線を思わず逸らし・・・
 「ア・・・アドバイスもらったけどね」
 「そうなんだ」
 「・・・ありがとう、エディ・・・」
 戸惑いながら答えた後、そう、最後に空に向かって小声で思わず言っていたのだった
 ・・・
 
 「ブファッキシ!!誰かが俺の噂してるか・・・?」
 
                               CMの後は、
   皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう!!
 
            この音楽を聴いて、皆で楽しく歌って踊ってみよう!!
                    OPテーマ ラヴティアエブリバディ
             EDテーマ 楽しもう!エブリバディラヴティア!!
          それぞれの初回特典版には、振付を覚えられるDVD付き!
                      リパリス・エンタテイメント、!

                         ♪毎日、毎日突き進め!!
                           どんな時でも全力全開
                        欲しいもの狙って狙い撃て!
                           君と僕の思いを・・・
                         未来に届け叶えるんだ!!
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                            日常がつまんない?
                      そんなことないよ一緒に遊ぼう!
                           どんな願いも叶うよ!
                         誰にも迷惑か・か・らない
                                だ・か・ら
                                  一緒に
                              毎日過ごそう!
                           君の毎日私達が・・・
                          楽しくしてあげる~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
 
            作戦会議の後、泳弧さんにちょっとついていくことに、
              泳弧さんっていつも何を考えてるんだろう・・・?
                      次回 第6話 清廉の水の泳ぎ方
                  次回も、ラヴティア、エブリバディ~!!
 
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