バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ラブティアエブリバディ!!/15

ラブティアエブリバディ!! 15
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第15話 アイポップの誘惑と仲間感・・・リーダー決定!?
     誕生!ラブティアスペイント!アンブレラ&ローラー
 
 「チェンジ!ラブティアエブリディ!サマー&オータム!!」
 「サマー&オータム、バースト!!」
 私は少女を抱きしめ語り掛ける
 「リアルも息抜きも大切に適度に・・・ね」
 「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー!!」
 そうして、怪物が消滅し、変身も解け、辺りのビル街が元に戻る、
 「へぇ・・・」
 え・・・?
 そこで私の目の前に降りてくるのは、ラブティアアイポップ!
 そして、変身を解いた!?
 「あなたは・・・」
 スパイラル金銀の髪・・・
 ニット帽と緑のジャケットで衣服こそ変わってるけど間違いない・・・
 「久遠 彩虹(クオン アヤニジ)!?」
 「あなたが・・・?」
 「まさか・・・?」
 「ラブティアアイポップ!?」
 四人して驚く中で彩虹さんは私たち全員を見据え
 「初めまして」
 「ええっと・・・とにかく移動しよう!この近くであまり人に見られない場所は、ええっと・・・私の家?」
 そんなこんなで私の家に移動し、机を囲み座る、
 と、エディが私の右前にいる彩虹さんを見上げ
 「へぇ、こいつが五人目の・・・」
 彩虹さんもエディを優しく見る
 「よろしくお願いします、妖精さん
 「エディだ、よろしくな、で、お前さんのパートナーは?」
 「ここにいまっすぅ!」
 彩虹さんの後ろから跳び出てきて机に着地したのは茶色い丸の模様が入ったハムスター!?
 そのハムスター、というか多分妖精は右拳上げながら少々跳ねる感じで私達を見て
 「イントっていいます、よろしくお願いします!」
 エディのイントを見る目が少々力なく少しあきれている・・・知り合いかな?
 「イント・・・お前か・・・」
 「いやぁ、久しぶりですね、エディ、さん!」
 「知り合いなの?」
 「大学の後輩だよ」
 え・・・?
 全員が絶句する・・・
 するとエディは私達を目を細め睨むような顔をして
 「何だよ、俺が大学行ってちゃ悪いかよ・・・」
 「いや、エディは違和感ないんだけどそっちの・・・」
 「ああ、イントか?年齢より若く見られがちだし、ぶりっこだもんな、こいつ・・・」
 「ぬぅううん!失礼ですね!!」
 イントが頬袋を膨らませる・・・
 「まぁ、とりあえず・・・」
 言いながら私は再び彩虹さんを見据え
 「どうして声を掛けてきたの?」
 彩虹さんは私を見て固い、真面目な表情のまま口を開いた
 「最初に見た時、カード二枚を同時に使わなかったから何も言わなかったけど・・・」
 「え・・・?」
 「今は二枚同時に使えるとみたのであなたとラブティアとして共に戦いたいと思うのです」
 「え・・・ええ~!!?」
 な・・・
 「なんで!?」
 「・・・私も一人で戦うのには・・・限界を感じていたのです・・・」
 はぁ・・・
 「しかし、実力の無いものを仲間にしても足を引っ張られるだけ・・・」
 「えっと・・・」
 「そこで、カードを二枚使えるあなたこそ、私の仲間にふさわしいかと・・・」
 「はぁ・・・」
 「どうですか?」
 「お断りします」
 いつの間にか、反射的に私の口をついて声が出ていた、なんていうか、違うのだ・・・
 「へ・・・?」
 こう返されるとは思ってなかったのか、口が少し空いた呆気にとられた表情をする彩虹さん
 「多分、私とあなたじゃ、仲間の基準が違うと思うんです・・・」
 「それは・・・?」
 「私は、実力が無いから仲間じゃないなんて思いたくありません」
 「う・・・」
 左口端が引きつってる・・・
 「そういうわけで帰ってください」
 その後、あの嵐のようなアイドルは帰っていった・・・
 玄関先で
 「いつでも待っていますから・・・」
 そう顔だけ少しこちらを見ながらの言葉を残して・・・
 「それで、どうするんです?」
 残った私達で部屋に戻り机を囲み話し合う・・・
 第一声は、右側に座る君子ちゃんの言葉だった、
 私は正面に座る泳弧さんに訊いた
 「泳弧さんはどうするんです?」
 泳弧さんはあくまで真正面から皆を見据え
 「私は・・・彼女を仲間に引き入れたいと思うんです」
 「ええ!?」
 「あんなのを!?」
 右左の君子ちゃんと実鈴ちゃんが驚いたような声を上げる、
 しかし、私はそのような結論に至っても全くおかしくないと考えていた
 泳弧さんがその二人に目配せしつつ
 「ですが、私たち四人だけで戦い抜けると思いますか?エディさん?」
 エディに目を向けるとエディは両片外側に手の平を掲げやれやれといった風に
 「まぁ、いきなり入れって言えるような状況じゃないし、実力者は欲しいよなぁ・・・」
 その言葉を聞いた泳弧さんは私を真っ直ぐに見据える
 「というわけで、舞日さん!」
 「は・・・はい!」
 何だろう・・・?
 「どうやったら二枚同時に使えるようになったのか教えてくれませんか!」
 え・・・えぇ~・・・
 そんなこんなで、三人にやったことを教えていく
 二刀流のマネ、滝行、筋トレ・・・
 そして、ゲーム・・・
 しかし、戻って来た私の部屋で二枚タッチしても変身できず・・・
 「対立する二つの概念を許容する心・・・ですか・・・」
 「うん、何となくそんな感じ」
 が、泳弧さんと立って向かい合ってするそんな会話も空しく二枚タッチ出来ない・・・
 「とりあえず休憩しよ、皆それぞれゲームをしよう・・・」
 そんなわけでみんなが自分のやりたいようにゲームをしだす・・
 ぐわぉおおお!
 あ!外から怪物の声!?
 「私行くね!」
 「いいえ・・・」
 「私達も・・・」
 「行くわ!」
 そして、外に出て住宅街の道路で怪物と対峙する!
 「チェンジ!ラブティアエブリディ!サマー&オータム!!」
 「グワォオオオ!!」
 怪物の腕をぶん回して発生させた衝撃波に家は請われ吹き飛び、私以外の皆も吹き飛ばされる!?
 ううん、やっぱり駄目か・・・こうなったら早くとどめを・・・
 「いいえ・・・」
 「舞っちだけに無理させるわけにはいかない・・・」
 「私だって、皆を守りたい・・・」
 後ろを振り向くと、うつ伏せに倒れた皆が、両腕力込め、立ち上がっていく・・・
 そして、こっちに走り込み、怪物の衝撃波が来る!
 それを私の前で盾となって防いだ!?
 「行って!舞日さん!」
 「攻撃が効かなくても、守ることはできる!」
 「今の内に一撃を叩き込んで!!」
 うん!
 一気に走り込んで跳躍!
 「サマー&オータム、バースト!!」
 「グォオオオオ!!」
 夏と秋の球体受け、怪物が怯んだ!?
 よし、後もう一発・・・
 あ!みんなの・・・タッチディが反応してる!!
 「これは・・・?」
 「誰かを守ろうとする心に反応した・・・?」
 「そうだよ、守れるなら、使える力は全部使わなくっちゃ!」
 「対立する二つの概念を許容してでも、守る!」
 「そう、全部・・・」
 「守るんだぁあああ!!」           BGM:ラヴティアエブリバディ
 みんなもカードを二枚タッチディにかざし・・・
 「チェンジ!ラブティアスペイント!アンブレラ&ローラ―!!」
 泳弧さんは標準スタイルに傘とローラーの二刀流!
 「チェンジ!ラブティアエッグヨーク!グロロッフ&ヘルフィネス!!」
 君子ちゃんは全身に銀の装身具を付け、
 「チェンジ!ラブティアミステリパ!マジック&ラッキー!!」
 マジックの帽子に衣服、その下にシャツとズボンを付けた姿に変わる
 よし、みんなで一緒に・・・!
 「サマー&オータム、バースト!!」
 「アンブレラ&ローラ―、バースト!!」
 「グロロッフ&ヘルフィネス、バースト!!」
 「マジック&ラッキー、バースト!!」
 夏と秋の息吹が、振るわれた二刀流からの水が、杖からのエネルギー弾が、杖からの魔法とダイスが、
 怪物に当たり
 そこにツインテールの少女が
 「大丈夫怖くないわ、皆で息抜きしましょ!」
 そう言って抱きしめる
 「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー!!」
 怪物が消滅し・・・街が戻り、そこに彩虹さんが現れた
 「怪物の声を聞いて駆けつけて見たけど・・・驚いたわ、まさか全員二枚使えちゃうなんて・・・」
 泳弧さんが前に出る
 「これで、私達もあなたの仲間と認めてくれますよね?」
 「ええ、認めてあげるわ」
 泳弧さんが笑顔になる
 「では、私達は仲間です、その代わり・・・」
 「その代わり・・・何かしら?これだけの強い仲間がいるなら、多少の無茶は聞いてあげるけど・・・」
 泳弧さんが何故か少し振り返り私の方を見てきた・・・
 「舞日ちゃんの指示に従う事、ね?舞日リーダー?」泳弧さんが満面の笑みを見せる
 「え・・・えぇ~!?」
 私が・・・リーダーァ!?
 
                               CMの後は、
    皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう!!
 
               ラヴティアエブリバディキャラクターショー!!
                         ショー会場で私達と握手!
               タッチディと連動するカードステッキで応援!!
                       ラブティアアイポップも登場!
               ラヴティアエブリバディキャラクターショー!!
 
                         ♪毎日、毎日突き進め!!
                           どんな時でも全力全開
                        欲しいもの狙って狙い撃て!
                           君と僕の思いを・・・
                         未来に届け叶えるんだ!!
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                            日常がつまんない?
                      そんなことないよ一緒に遊ぼう!
                           どんな願いも叶うよ!
                         誰にも迷惑か・か・らない
                                だ・か・ら
                                  一緒に
                              毎日過ごそう!
                           君の毎日私達が・・・
                          楽しくしてあげる~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
 
                         気晴らしに行ったお店で、
                     私は気になるものを発見する・・・
                  第16話 ジャンクの謎の弓と強き想い!
                  次回も、ラヴティア、エブリバディ~!!
 
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