バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マシーナリーオブアイドル/21

マシーナリーオブアイドル 21
 
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 21
 
 「緊急収集って何ですか?」
 「なんですか~」
 格納庫横の待機室、私とうらみの目の前にはスーツのおっさんが両手を後ろに背を伸ばし立っていた、
 「ディテクターの潜伏位置が判明した、そこで、軍と連携して襲撃をかける」
 「そこで、私達に来て欲しいと?」
 「そうだ、ただし、君達は正規の隊員ではない、来るかどうかは自由だ」
 もちろん、
 「行くに決まってんでしょ!!」
 「だね!」
 私達は快く返事をしていた、
 「では、指示に従ってほしい」
  
 出撃!
 私達は白黒や迷彩のロボット共に海に飛び込んでいた、
 まず第一のミッションは手に持ったクレーンを潜水艦に取りつけること、
 下に降りていくと、その潜水艦が見えてくる
 ・・・デカい!!
 球体の鉄のカプセルに海底都市と見紛うばかりの大きさ、
 さらに周囲に潜水艦が見える、
 あの鉄のカプセルから潜水艦が出たり入ったりしてロボットを射出したりしているという、
 出来る限り中程の高さでこの装置を付けろと、
 ロボットたちが散開していく、
 「行けそう?」
 「泳ぎは得意じゃないんだけどね~」
 うらみと共にそう言い合いながら指定された場所に向かって泳ぎ、
 潜水艦から魚雷が発射されてきた!
 「ちょっと!?」
 「落ち着いてください、魚雷は一直線にしか飛ばないし水圧もあるので簡単に避けられます、軌道から追跡機能もありませんし当たっても装甲も持ちます、ただし、何発も喰らうと持ちません」
 ええい!至れり尽くせりだなちくしょう!!
 オペレーターのアドバイスに私は足の速度を上げて泳ぎ避け、一気に目的の場所まで行き装置を付け、浮上する、
 ガガガ・・・
 一気に船がクレーンを引っ張って行く、
 さすがにこの大きさは簡単では無いだろうが、
 内部もさすがに空気が相当入っているだろうからある程度は大丈夫だと思うが・・・
 私も一気に上に泳ぎ、
 ドザパァアアアン!!
 一気にドーム状に浮上する!!
 さて、ここからだ!
 私は戦艦に戻り、今度は爆弾を受け取り、外壁中ほど少し上の指示された場所に設置、爆破し、内部に突入する!!
 やたら広くて四角を繋いだ形の鉄パーツをつぎはぎつなぎ合わせで作られたような他の白黒や迷彩のロボット共に走る、
 「他の歩兵も入り込んで戦闘や情報を収集しています、そのまま、直進してください、ロボットの製造機関部があると推測されます」
 「了解!」
 と、オペレーターに返事している間にもカエルや牛やティラノサウルスのロボットが駆けてくる、
 だけども、
 「し!」
 カエルのロボットを右拳の一撃で貫き吹き飛ばし、
 「つ!」
 牛のロボットの横っ腹を右足蹴りで貫通蹴っ飛ばし、
 「こい!!」
 ティラノサウルスのロボットの首を左わきで抱え持って折りながら背後にぶん投げ、倒れたところで腹を踏み付け貫通!
 さすがに動かなくなった、
 そのままみんなで先に向かって走り込み
 あれは・・・金色の白のロボット!?
 
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