バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マシーナリーオブアイドル/12

マシーナリーオブアイドル 12
 
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 12
 
 街中で、巨大な牛のロボットが駆けてくる!!
 ライブの途中だったのにどうして来るかなぁ!!
 水牛を模した茶色い塗装にご丁寧に角が左右から前を向いている、だが!!
 私はぶつかる直前に両手を前に出し、角の根元を握り、牛のロボットの動きを止める!
 そこで右手を離し、ストレートを叩き込む!
 鋼の轟音を響かせひるむ機牛!!
 さらに、右拳を叩き込みまくる!!
 「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃうりゃ!」
 そこからの膝蹴りでたたき上げ、機牛はひっくり返る!
 と思ったら、即座に尻尾を地面にたたきつけ、復帰!
 再度の突進!
 ワンパターン!
 角の根元に両手を伸ばす!
 が、首の角度を変えて避けられた!?
 グエ!!
 もろに胴に突進を喰らうが、私は・・・諦めてないぞーっ!!
 頭の上で両手を握り合わせ、一気に振り下ろす!!
 と、機牛の首が落ち、さすがに機牛は怯み一時動きが止まる、
 ここだーっ!!!
 一気に跳躍し、機牛にまたがり、前足の付け根にまで両手を伸ばし、掴み、一気に引く!!
 さすがにこれには耐えきれず、胴体が軋み真っ二つに折れる!
 おーっし!
 さぁ来い!あの金の機体!!
 と、意気込むも、来たのは味方の白と黒の機体
 ・・・となると今回は来ないか・・・
 くそっ!思わず悔しさで右拳を握り込む
 リベンジのチャンスだと思ったんだけどな・・・
 
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