オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

メインサーバのありし場所/13 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン14話 メインサーバのありし場所13
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ああ、もう、しょうがないな、カーディン!」
 「わかっている!」
 カーディンがジョーカーとジャルーソの方に走り込んで行く
 「ムハハハ・・・これで終わりですねぇ、じゃあ、パンサーにでも砕いてもらいましょうか?おや?」
 ジョーカーがこちら側を向く中で、僕は右手で右腰の方の金具のボタンを押してシートベルトを外しつつ左手でドアを開けて外に出、そのまま右の手でジャケットの左内ポケットのデッキケースを取り出し
 「おおっと!」
 ジョーカーが一気に後ろに飛ぶ!
 でも、逃がさない!そのままデッキケースをジョーカーに向けつつ走り込もうとし、
 そこでジャルーソが前の方に両足を落とした
 「う・・・」
 「ジャルーソ!大丈夫か!?」
 「ううむ・・・」
 カーディンが思わずかけた言葉に、ジャルーソが両手を地面に付けて頭を上げて
 「お前達に心配されるいわれは、ない」
 答える
 そして、立ち上がり、ジョーカーの方に両手の銃をゆっくりと向け
 「さっきは油断したが、今度こそお前を撃ち取って見せる」
 「ムハハハ、無理だと思いますよ」
 「ちょっと待った!!」
 思わず、二体が向かい合うのを思わず止める
 ええい!めんどくさいことになってるけどこの際しゃーない!
 「ジャルーソ、ここは僕達に任せて!とっとと別の場所から目的地に向かって、もしくは部屋の外で見てて」
 「なんだとっ!?」
 ジャルーソがこちらを向き、目を見開き驚いている、気がする、それよりも、
 「僕達がジョーカーに勝ったって話、したでしょ?」
 「あんなもの、信じていると思っているのか?どうせお前たちのホラか、事実であったとしても、話になかった外的要因でたまたま勝ったに決まっている」
 あ、別に信じてるわけじゃなかったんだ、まぁ、確かに無作為に勝てた側面はあるけどね、ていうか・・・
 「それじゃあ、僕達を無視したのも話を信用してなかったから?」
 「無論だ」
 「ジョーカーもそうだよね?僕達を無視してた」
 「無論です」
 ジョーカーがふざけて右手を外側に伸ばした後胴の下に持ってきつつお辞儀する
 「足手まといにしゃしゃり出てきてもらっては困るからな」
 「私としても仮にも一度負けた相手、出てきてもらっては困りますからねぇ」
 「なるほど、つまり、僕達が出てこなかったら二体とも勝つ自信があったと」
 「当然だ」
 「当然です」
 二体がさも当然であるがごとくに答える
 「ま・・・もっとも、見た通り、しゃしゃり出て来られたら困るのは私の方でしたが・・・にしても、」
 ジョーカーが改めてジャルーソの方を見据えて行く
 「にしても、驚きましたよ、まさかあなたが装甲持ちだったとは・・・私の調査ではそんなデータは出てこなかったのに・・・」
 「装甲ではない」
 「なんですって?」
 ジョーカーが首をかしげるように顔を右手の方にかたむけた
 「しかし、装甲を貫けるのは装甲のみですよ、何事にも例外はありますが、ね、デッキケースとか、あ・・・でも、そちらもデータになかったはず・・・」
 ジョーカーがチラリと僕の方に向く、だが、僕は何もしていない
 「装甲やデッキケースではないと言っている」ジャルーソがさらにジョーカーにその両手の銃の狙いを定める
 「装甲を撃ち抜くための特殊装備だ、劣化装甲とでもいうべきもの、だ、詳しいことは知らないが、装甲のような防御能力やデッキケースのようなカードバトル能力は持っていない」
 なるほど、ということは、恐らく、装甲にあるステルスモードやデッキケースのカード精製なども使えないのだろう
 「なるほど、それはそれは」
 ジョーカーが納得したように首を縦に振る
 「ですが、私に構っている暇はあるんですか?ねぇ、レオンとレオリングに仲間を全滅させられたジャルーソさん」
 一瞬、ジャルーソの右眉がピクンと跳ね上がる
 「え?どういうこと?」
 「黙れ・・・」ジャルーソが両足を前後に出し、構える!
 「黙れ・・・!!」
 ジャルーソが銃の引き金を引き、銃を乱射!
 「ムハハハハハハ!!」
 これをジョーカーは上の方に飛んで回避していく!
 「逃すか!」
 ジャルーソが銃をジョーカーに向けて行くも、純粋にジョーカーの方が速い!
 そのままジョーカーはジャルーソの真上に扇状の軌道を描いて飛び
 「しまった!」
 ジャルーソが銃を向けづらくなっていくその隙に、ジャルーソの真上から一気にジャルーソの後ろまで回り込んで、頭を下に向けたままヘッドバット!ジャルーソを前方に吹っ飛ばす!!
 「うぉおお!!」
 ジャルーソが倒れ地にひれ伏した
 「ムハハハハハ!あなたでは勝てませんよ」
 ジョーカーが右目の方をにゅいっとジャルーソの方に向かって突きつける
 「限界のある人の器に、規則正しくしか生きられないロボットの心、いずれしか持たないあなたにはね!」
 「ぐっ・・・くそう・・・」
 ジャルーソが両手を付けてゆっくりと立ち上がろうとし
 「ああ、そういえば、あなた方も気になっているでしょうから少しお話してあげましょう」
 「やめろ!」
 ジャルーソが素早く立ち上がり、ジョーカーの方に自動小銃を向け
 「おや?その銃の弾丸が彼らに当たったらどうする気で?」
 「くっ・・・」
 そのまま固まってしまった、ううむ、ジョーカーの背後にいる僕達のせいで銃が撃てない状況となると悪い気が・・・
 「ではでは、お話しましょう、と言っても長い話じゃありません、」
 ジョーカーが楽しそうに僕達の方にくるりと向き、まるで語り部のように右手を後ろに移動させて左手をかざし
 「このジャルーソさんはですね、ある時、人間同士の戦争に駆り出されたんですよ、人間の兵士の中の一人としてね、その軍は計三万、目的は敵国の制圧でした、しかし・・・」
 ジョーカーが右手で口を抑え、クスクスと笑うようなジェスチャーを取る
 「そこにレオンさんとレオリングがやってきた、銃や重火器を乱射するも瞬く間にジャルーソさんの軍は蹴散らされ、結果・・・」
 ジョーカーは両手をパッと大きく広げる
 「ジャルーソさんの国は彼らに滅ぼされ、壊された彼はレオンさん達のいた国に回収されたわけです、もっとも・・・」
 今度はまたもくるっと回り、今度はジャルーソの方を向く
 「紆余曲折あってここに来たんですね不思議ですねぇ」
 「あのじいさんのおかげだ」
 ジャルーソは油断なく銃を構えている
 「あれのおかげでくすぶっていた俺の目が覚めた、そして、戦う使命もにもな」
 ジャルーソが下から見るようにジョーカーをにらんだ、気がした
 「俺の使命は人のために戦うということ、そして、その大きな障害となるあの二体を倒す、それだけだ、だが、なぜ貴様が俺の過去を知っている?」
 ジャルーソが銃口ジョーカーに向けたまま問う
 「いえいえ、敵側のリーダーの事を調査するのは当たり前でしょう、もっとも、その装甲破りはさすがに知りませんでしたけどね」
 「これも仲間のおかげだ、どこかから持って来た牛の胴体の装甲を分析してな・・・」
 その牛、僕が倒したものだと思うんだけど・・・
 「だから、俺がここで倒れるわけにはいかんのだ」
 ええい・・・それなら・・・
 「ジャルーソ!ここは僕達に任せて先に行って!」
 「何!?」ジャルーソの目線が僕達の方を向く
 「ここ以外にも上か下の階に行く道、あるんでしょう?だったらそっちの方に行って、ジョーカーは僕達に任せて!」
 「だ・・・だが・・・」ああん、もう!!
 「僕達ならジョーカーに勝ったことあるって言ったでしょ!それとも・・・」
 右口角を上げ、出来る限りふてぶてしく、笑う!
 「足手まといになるか、僕達がこいつを倒すまで影でこそこそ隠れてるかい、お坊ちゃん」
 「くっ・・・くはははははは!!」
 な・・・ジャルーソがいきなり顔を上げて笑い出した!?
 「いいだろう!!」
 次いで、ジャルーソは僕の方に右の口角をニヤリと上げた笑い顔を返す
 「ただし、死んだら許さんからな、そこだけはわかってろよガキ!!」
 そして、左手の方の扉に走り込んでいく!
 「生きてまた会ったらいい子いい子してやる」
 「なっ・・・」
 そのまま左肩で扉にぶつかりつつ扉の向こうに消えて行った、
 扉が自動的に閉まって行き、部屋にはジャルーソのいた余韻のみが残る、
 「さて・・・」
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

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 「ああ、もう、しょうがないな、カーディン!」
 「わかっている!」
 カーディンがジョーカーとジャルーソの方に走り込んで行く
 「ムハハハ・・・これで終わりですねぇ、じゃあ、パンサーにでも砕いてもらいましょうか?おや?」
 ジョーカーがこちら側を向く中で、僕は右手で右腰の方の金具のボタンを押してシートベルトを外しつつ左手でドアを開けて外に出、そのまま右の手でジャケットの左内ポケットのデッキケースを取り出し
 「おおっと!」
 ジョーカーが一気に後ろに飛ぶ!
 でも、逃がさない!そのままデッキケースをジョーカーに向けつつ走り込もうとし、
 そこでジャルーソが前の方に両足を落とした
 「う・・・」
 「ジャルーソ!大丈夫か!?」
 「ううむ・・・」
 カーディンが思わずかけた言葉に、ジャルーソが両手を地面に付けて頭を上げて
 「お前達に心配されるいわれは、ない」
 答える
 そして、立ち上がり、ジョーカーの方に両手の銃をゆっくりと向け
 「さっきは油断したが、今度こそお前を撃ち取って見せる」
 「ムハハハ、無理だと思いますよ」
 「ちょっと待った!!」
 思わず、二体が向かい合うのを思わず止める
 ええい!めんどくさいことになってるけどこの際しゃーない!
 「ジャルーソ、ここは僕達に任せて!とっとと別の場所から目的地に向かって、もしくは部屋の外で見てて」
 「なんだとっ!?」
 ジャルーソがこちらを向き、目を見開き驚いている、気がする、それよりも、
 「僕達がジョーカーに勝ったって話、したでしょ?」
 「あんなもの、信じていると思っているのか?どうせお前たちのホラか、事実であったとしても、話になかった外的要因でたまたま勝ったに決まっている」
 あ、別に信じてるわけじゃなかったんだ、まぁ、確かに無作為に勝てた側面はあるけどね、ていうか・・・
 「それじゃあ、僕達を無視したのも話を信用してなかったから?」
 「無論だ」
 「ジョーカーもそうだよね?僕達を無視してた」
 「無論です」
 ジョーカーがふざけて右手を外側に伸ばした後胴の下に持ってきつつお辞儀する
 「足手まといにしゃしゃり出てきてもらっては困るからな」
 「私としても仮にも一度負けた相手、出てきてもらっては困りますからねぇ」
 「なるほど、つまり、僕達が出てこなかったら二体とも勝つ自信があったと」
 「当然だ」
 「当然です」
 二体がさも当然であるがごとくに答える
 「ま・・・もっとも、見た通り、しゃしゃり出て来られたら困るのは私の方でしたが・・・にしても、」
 ジョーカーが改めてジャルーソの方を見据えて行く
 「にしても、驚きましたよ、まさかあなたが装甲持ちだったとは・・・私の調査ではそんなデータは出てこなかったのに・・・」
 「装甲ではない」
 「なんですって?」
 ジョーカーが首をかしげるように顔を右手の方にかたむけた
 「しかし、装甲を貫けるのは装甲のみですよ、何事にも例外はありますが、ね、デッキケースとか、あ・・・でも、そちらもデータになかったはず・・・」
 ジョーカーがチラリと僕の方に向く、だが、僕は何もしていない
 「装甲やデッキケースではないと言っている」ジャルーソがさらにジョーカーにその両手の銃の狙いを定める
 「装甲を撃ち抜くための特殊装備だ、劣化装甲とでもいうべきもの、だ、詳しいことは知らないが、装甲のような防御能力やデッキケースのようなカードバトル能力は持っていない」
 なるほど、ということは、恐らく、装甲にあるステルスモードやデッキケースのカード精製なども使えないのだろう
 「なるほど、それはそれは」
 ジョーカーが納得したように首を縦に振る
 「ですが、私に構っている暇はあるんですか?ねぇ、レオンとレオリングに仲間を全滅させられたジャルーソさん」
 一瞬、ジャルーソの右眉がピクンと跳ね上がる
 「え?どういうこと?」
 「黙れ・・・」ジャルーソが両足を前後に出し、構える!
 「黙れ・・・!!」
 ジャルーソが銃の引き金を引き、銃を乱射!
 「ムハハハハハハ!!」
 これをジョーカーは上の方に飛んで回避していく!
 「逃すか!」
 ジャルーソが銃をジョーカーに向けて行くも、純粋にジョーカーの方が速い!
 そのままジョーカーはジャルーソの真上に扇状の軌道を描いて飛び
 「しまった!」
 ジャルーソが銃を向けづらくなっていくその隙に、ジャルーソの真上から一気にジャルーソの後ろまで回り込んで、頭を下に向けたままヘッドバット!ジャルーソを前方に吹っ飛ばす!!
 「うぉおお!!」
 ジャルーソが倒れ地にひれ伏した
 「ムハハハハハ!あなたでは勝てませんよ」
 ジョーカーが右目の方をにゅいっとジャルーソの方に向かって突きつける
 「限界のある人の器に、規則正しくしか生きられないロボットの心、いずれしか持たないあなたにはね!」
 「ぐっ・・・くそう・・・」
 ジャルーソが両手を付けてゆっくりと立ち上がろうとし
 「ああ、そういえば、あなた方も気になっているでしょうから少しお話してあげましょう」
 「やめろ!」
 ジャルーソが素早く立ち上がり、ジョーカーの方に自動小銃を向け
 「おや?その銃の弾丸が彼らに当たったらどうする気で?」
 「くっ・・・」
 そのまま固まってしまった、ううむ、ジョーカーの背後にいる僕達のせいで銃が撃てない状況となると悪い気が・・・
 「ではでは、お話しましょう、と言っても長い話じゃありません、」
 ジョーカーが楽しそうに僕達の方にくるりと向き、まるで語り部のように右手を後ろに移動させて左手をかざし
 「このジャルーソさんはですね、ある時、人間同士の戦争に駆り出されたんですよ、人間の兵士の中の一人としてね、その軍は計三万、目的は敵国の制圧でした、しかし・・・」
 ジョーカーが右手で口を抑え、クスクスと笑うようなジェスチャーを取る
 「そこにレオンさんとレオリングがやってきた、銃や重火器を乱射するも瞬く間にジャルーソさんの軍は蹴散らされ、結果・・・」
 ジョーカーは両手をパッと大きく広げる
 「ジャルーソさんの国は彼らに滅ぼされ、壊された彼はレオンさん達のいた国に回収されたわけです、もっとも・・・」
 今度はまたもくるっと回り、今度はジャルーソの方を向く
 「紆余曲折あってここに来たんですね不思議ですねぇ」
 「あのじいさんのおかげだ」
 ジャルーソは油断なく銃を構えている
 「あれのおかげでくすぶっていた俺の目が覚めた、そして、戦う使命もにもな」
 ジャルーソが下から見るようにジョーカーをにらんだ、気がした
 「俺の使命は人のために戦うということ、そして、その大きな障害となるあの二体を倒す、それだけだ、だが、なぜ貴様が俺の過去を知っている?」
 ジャルーソが銃口ジョーカーに向けたまま問う
 「いえいえ、敵側のリーダーの事を調査するのは当たり前でしょう、もっとも、その装甲破りはさすがに知りませんでしたけどね」
 「これも仲間のおかげだ、どこかから持って来た牛の胴体の装甲を分析してな・・・」
 その牛、僕が倒したものだと思うんだけど・・・
 「だから、俺がここで倒れるわけにはいかんのだ」
 ええい・・・それなら・・・
 「ジャルーソ!ここは僕達に任せて先に行って!」
 「何!?」ジャルーソの目線が僕達の方を向く
 「ここ以外にも上か下の階に行く道、あるんでしょう?だったらそっちの方に行って、ジョーカーは僕達に任せて!」
 「だ・・・だが・・・」ああん、もう!!
 「僕達ならジョーカーに勝ったことあるって言ったでしょ!それとも・・・」
 右口角を上げ、出来る限りふてぶてしく、笑う!
 「足手まといになるか、僕達がこいつを倒すまで影でこそこそ隠れてるかい、お坊ちゃん」
 「くっ・・・くはははははは!!」
 な・・・ジャルーソがいきなり顔を上げて笑い出した!?
 「いいだろう!!」
 次いで、ジャルーソは僕の方に右の口角をニヤリと上げた笑い顔を返す
 「ただし、死んだら許さんからな、そこだけはわかってろよガキ!!」
 そして、左手の方の扉に走り込んでいく!
 「生きてまた会ったらいい子いい子してやる」
 「なっ・・・」
 そのまま左肩で扉にぶつかりつつ扉の向こうに消えて行った、
 扉が自動的に閉まって行き、部屋にはジャルーソのいた余韻のみが残る、
 「さて・・・」
 
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