バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

札使いどもが夢の跡・真 ダブモン!!30話/25

札使いどもが夢の跡・真 ダブモン!!30話25
 
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25
 
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「スネプチャ」
 「ダブモンNo.103、蛇尾の彫刻師、スネプチャ」
 岩が隆起し、そこに大きな茶マダラ蛇が降ってくる!全身に濃い抹茶色の輪のような模様がある長い蛇躯、尾に平刃に木の持ち手の彫刻刀をもっている、
 尾に巻き付け持った彫刻刀で、筋肉質かつふわ毛髭付きの男性胸像を彫り上げる!
 「ヌイバー・ド」
 「ダブモンNo.489、ふわふわさせるぬいぐるみ縫い、ヌイバー・ド」
 大きな鳥が飛んで来る、上側が青く下側が白い翼の大きな鳥、
 それが一羽ばたきすると、羽が飛び、紡がれ、中に柔らかな羽毛が詰まったぬいぐるみと化す
 「『スネプチャのコストにマルチエレメンタルパワーと影の鋭装 エレメンタルパワーを指定し発動!これによりスネプチャのパワーを500アップ!!』」
 「『ヌイバー・ドのコストにバロラスエレメンタルパワー、グラッブエレメンタルパワー、リスタルエレメンタルパワーを指定!』」
 1番戦闘!!
 パワー2400のドガサリャンがパワー1600+500のスネプチャに向かって突進、
 その削岩機を石像に突きつけ震わせ粉々に粉砕!
 その横からスネプチャが尾を叩きつけていく!
 右腕でこれを防ぐドガサリャン、
 「『マルチプルエレメンタルパワーでスネプチャのパワーを1200上げ逆転!!』」
 「『ハイプラスエレメンタルパワーで相殺!!』」
 「『マルチガルプラスエレメンタルパワー!』」
 「『ナンバーエレメンタルパワー、相殺!!』」
 「『マルチパーシングエレメンタルパワー!!』」
 「『パーシングプラスエレメンタルパワー、相殺!!』」
 「『マルチアサリスエレメンタル!!』」
 「『アサリスプラスエレメンタルパワーで相殺』」
 「『マルチバルエレメンタルパワー!!』」
 「『プラスバルエレメンタルパワー、相殺!』」
 「『スネプチャ自身の効果!!』」
 「『ドガサリャンの効果で相殺!!』」
 「『イモーシン!!』」
 「『・・・無い』」
 「『イモーシンの効果でスネプチャのパワーを600アップ!!』」
 削岩機を振り回すも避けるスネプチャ、
 そこにスネプチャの背の中央にイモーシンが右手を振るい投げた一本の針が付き刺さり、スネプチャが目が覚めたかのようにその目に力がこもり、
 スネプチャは姿勢を下げて一気に突進!
 ドガサリャンの下より思い切り突き上げ宙に飛ばす!
 そこでスネプチャが大口開けドガサリャンに飛ぶ!
 ドガサリャンが下半身の先をスネプチャに向け糸を飛ばしスネプチャの顔に張り付けるがお構いなくスネプチャは飛び、
 ドガサリャンの胴部に噛みつきドガサリャンが爆発!消滅する!!
 「だけど、2番戦闘」
 パワー1800のヌイバー・ドが両翼羽ばたかせパワー2400のイナコンストに飛ぶ!
 対するイナコンストが跳躍し、そのつるはしを振り上げヌイバー・ドに叩きつけていく!
 つるはしがヌイバー・ドに届く!
 と思ったら、その姿は大量の羽毛まき散らし消えていた・・・
 どうなってんだ・・・?
 あ、ヌイバー・ドがつるはしが届く直前に大きく羽を前に出して羽をまき散らして目くらまししつつ後ろに飛んで逃げたのか・・・
 戸惑い、視界を遮る羽毛まき散らされる周りを見回すイナコンスト、
 そこにヌイバー・ドが真上から突っ込む!!
 と、イナコンストが気配を察知したのかいきなり上につるはしを振り回し、
 鳥の影を捕らえつつ地上に落下し着地と同時につるはしの端ごと大地に叩きつけた!
 ・・・あれは・・・鳥のぬいぐるみ!?
 それに気づき目を見開くイナコンスト、その後頭部に、
 ヌイバー・ドがくちばし出し突っ込んできてイナコンストは昏倒、爆発、消滅した
 「さらに『ヌイバー・ド自身の効果を発動、そちらの効果では相殺できないはずだ』」
 カンテーラがそう宣言した瞬間、
 ヌイバー・ドが両翼を羽ばたかせその羽毛の風を地面に叩きつけると、
 羽毛の風が爆発したかのように広がり辺りを浄化、
 「『ヌイバー・ドの効果で自分モンスターゾーンがこのモンスター1体の時かつ相手のモンスター・オーバーが3体でこちらよりライフカードが多かった時、パワー2500以下の相手のモンスターオーバーを全てトラッシュに送る』」
 幻影が一つも無くなった・・・!?
 と思ったら、足元に柔らかい何かが・・・?
 気が付いてそちらを見ると、俺の左足先を鳥のぬいぐるみがつっつき、
 それが踵を返して跳ねて帰ると、不意に羽毛となって空気に溶けるように消えた・・・
 「さて、これで互いにライフカードは0、幻影も無い・・・」
 「次の一手で終わりってわけか、面白れぇ・・・ターンエンド」
 カンテーラの声に俺は熱意で応え、
 「ターンエンドだ」
 互いの宣言が響く!!
 
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