札使いどもが夢の跡・真 ダブモン！！３０話／２２

札使いどもが夢の跡・真　ダブモン！！３０話２２
　
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２２
　
　「リチャージ」
　「リチャージ」
　「ドロー」
　「ドロー」
　「セット」
　「セット」
　「オープン！」
　「オープン！」
　「イナコンスト」
　「ダブモンＮｏ．１０４、外骨の工事現場員、イナコンスト」
　人虫影が降ってくる、その両手のつるはしを振り下ろし、破片が宙を舞う勢いで大地を砕き、
　背筋を伸ばしながらそのつるはしを右肩に担ぐ、
　横に長い黄色い複眼にカマキリに近い逆三角形の顔、人に近い筋骨隆々な体躯には黒に近い紫の外骨格に脇下から細い虫の足のような補助腕をもち、半円状の鉄兜に白のタンクトップに青のジーパンを着て首に白い手拭いをかけている、
　「ドガサリャン」
　「ダブモンＮｏ．３２２、鉄旋の穴掘り土工、ドガサリャン」
　地面に突如穴が空き、そこから虫のような足で登り現れたのは下半身が六本足の蜘蛛でさらにその蜘蛛のような外骨格纏い顔も蜘蛛なクモ男、
　両手に携帯式削岩機を持っている・・・
　「『ドガサリャンのコストにバロラスエレメンタルパワー、グラッブエレメンタルパワー、リスタルエレメンタルパワーを指定！』」
　「『イナコンストのコストにマルチエレメンタルパワー、マルチパニッシュエレメントと影の鋭装　エレメンタルパワーを指定し発動！これによりイナコンストのパワーを５００アップ！！』」
　１番戦闘！！
　パワー１４００のパズリザとパワー２４００のドガサリャンが対峙し、
　パズリザが這い駆ける！
　そこでドガサリャンが両手の削岩機を使い突き刺し振るわせる！！
　パズリザが分解、ドガサリャンの後ろで再生する！
　気付き振り返るドガサリャン、
　パズリザが右前足振り上げ振り下ろし攻撃する！
　しかし、ドガサリャンは削岩機を振り回し粉砕する！
　「『マルチプルエレメンタルパワーでパズリザのパワーを１２００上げる、これで逆転！』」
　「『ハイプラスエレメンタルパワーで相殺』」
　「『マルチガルプラスエレメンタルパワー！！』」
　「『ナンバーエレメンタルパワーで相殺』」
　「『マルチパーシングエレメンタルパワー！！』」
　「『パーシングプラスエレメンタルパワーで相殺！！』」
　「『マルチアサリスエレメンタル！』」
　「『アサリスプラスエレメンタルパワー、相殺！』」
　「『パズリザ自身の効果！！』」
　「『ドガサリャン自身の効果で相殺！！』」
　ええい、悪あがき！！
　「『イモーシン！！パズリザのパワーを６００アップ！！』」
　またドガサリャンの後ろでパズルのピースが集まり再生するパズリザ、
　そこでドガサリャンが自らの足を針のように素早く伸ばし、パズリザのピースを連続で刺していく！
　貫かれていくパズリザのピース、
　イモーシンが針を両手を振るい投げパズリザのピースに当て多少再生が速くなろうと焼け石に水！
　まるで流星群の連続突きの如く足を突き出していくドガサリャン、
　次第にパズリザのピースに穴が残らず空けられていき、
　ついに全てのピースに穴が空き
　ピースごとパズリザが爆発、消滅する
　「だけど２番戦闘！！」
　パワー１４００のミノテットにパワー２４００＋５００のイナコンストが駆け近づき、
　つるはしを上から叩きつける！
　「『ミノテットの効果！パワー＋５００を反転しミノテットのパワーを３００上げる！！』」
　しかし、ミノテットは左右に揺れ避ける、
　続けて横から叩きつき蹴ると、
　今度はさらに横に揺れ少し上に上がり避ける、
　イナコンストは攻撃をやめ、ミノテットを睨み見据える、
　動かない状況、流れる緊張する空気・・・
　・・・
　と、イナコンストがつるはしを上に掲げ、止まる、
　再度流れる緊張する空気・・・
　いきなりイナコンストがつるはしを叩きつける、
　さっきよりも速く、鋭い！
　精神統一により繰り出された一閃はミノテットを避ける空気流すら生み出さず貫き爆発、消滅させた、
　「さらに３番戦闘！」
　イモーシンが再度針をカンテーラに投げる！
　「シャドウブレイド」
　普段通りの喋りの声により右手に刃ができ、
　刃を振り回し体に針がかすりながらも針を弾き切り
　「ターンエンド」
　「ターンエンド」
　俺は来た宣言に返す、
　だが、ライフカードは０に出来た、
　このままとどめ行けるか！？
　
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