バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話/10

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話10
 
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10
 
 既視感による違和感を感じながらも俺は鼓動より手札を受け取り進む!!
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「グリブレイ!!」
 「ダブモンNo.31、生命の壊し屋、グリブレイ!!」
 風の球が落ち竜巻と化し、その竜巻を縦に斬り裂き刃角付きのグリフォンが現れる!!
 白い翼の裏と鷲の頭、黄色いくちばしと前足、茶色い翼と体の後部。
 四光星に少し膨らんだ透明な両刃の刃角を額に持つ、
 「ドベルガー」
 「ダブモンNo.431、決裂の犯罪捜査官、ドベルガー」
 闇より現れたのは、警帽を被ったドーベルマン
 闇に見紛う黒く細身で筋肉質な体、
 鍔上に金に輝くエンブレムの付いた青い帽子をかぶり、
 身体の前足根元に着いた黒バンドに手錠と警棒が引っ付いている
 「『グリブレイのコストにマルチプルエレメンタルパワーとマルチディガットエレメンタルパワーとマルチパーシングエレメンタルパワーを指定!!』」
 「『ドベルガーのコストに六つ場所の昏き、巻き込んだものとグルゥミーエレメンタルパワーを指定!!』」
 ドベルガーが足に力込め駆け、グリブレイが翼羽ばたかせ飛び向かう!!
 と、いきなりドベルガーの手錠が一人でに発射されグリブレイの両前足を捕らえた!
 が、グリブレイは構わず飛び、その額の刃角で斬りかかる!
 ドベルガーは前足根元の警棒で防ごうとするも警棒はやすやす斬りさかれ、
 後ろに跳び避けようとするも顔先に返す刃が掠る!
 さらに、グリブレイは両翼で竜巻を起こしドベルガーを吹き飛ばす!
 壁に着地し何とか難を免れるドベルガー、
 が、ここで姿勢を下げ、壁から床に降り立ち一気にグリブレイに走り迫る!
 「『ドベルガーの効果でコスト0のリサイクルを無効化!!』」
 「『マルチエレメンタルパワー.で相殺!!』」
 「『さらに、アルケミゲアでグリブレイのパワーを3000下げつつグルゥミーエレメンタルフローの効果を発動!』」
 グリブレイの竜巻も何とか爪を地に立て耐え、グリブレイに跳びかかる!
 グリブレイは空を飛んで避けようとする、も、グリブレイの手錠の鎖にドベルガーは食いついた!!
 そのままドベルガーは後ろ足を大きく上に上げグリブレイの腹に蹴り込み上下逆転!
 グリブレイを大地に叩き落としその勢いで喉を喰らい切り、
 さらに、グリブレイから降りてグリブレイをフリィジアに勢い良く投げ
 「げ!?」
 目と歯茎開き驚くフリィジアだが避けきれず壁まで飛ばされ押しつぶされ爆発!
 「フリィジア!?」
 兎白が走り込む
 「気を抜くな!」
 後ろを見る俺の後方でカンテーラが何かを切る!
 慌てて振り合える俺の目に映ったのは、
 あれは、アルケミゲアのフラスコ!?
 いつの間にか投げていたのか!?
 「すまん、カンテーラ!」
 俺がカンテーラに言う中で
 「大丈夫かフリィジア!?」
 兎白の声が聞こえる
 「さらに、『グルゥミーエレメンタルフローの効果でカードに書かれたパワーが1000以上相手が高い時そのパワー差より低い相手のモンスター1体をトラッシュに送り、それが1200以上の時これはトラッシュに送られず、残ったパワー差以下のモンスター1体を指定した場所に移動、イグリードを1番に移動させターンエンド!!』」
 魔王の宣言が響く中、とりあえず俺は魔王に向かい
 「ターンエンド」
 宣言を返す
 状況はきついが、まだまだ・・・
 
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