決戦！！ＶＳアグニス＆ネクロス！！ ダブモン！！２６話１０
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１０
「良星！」
「おうよ！」
鼓動から手札を受け取り交代し、アグニスと対峙！！
「リチャージ！」
「リチャージ！」
「ドロー！」
「ドロー！」
こいつだ！
「セット！」
「セット！」
「オープン！！」
「オープン！！」
「グリブレイ！！」
「ダブモンＮｏ．３１、生命の壊し屋、グリブレイ！！」
俺の前に風の球が落ちて竜巻が巻き起こる！！それを真っ二つに斬り裂き現れたのは刃角付きのグリフォン！！
鷲の頭と翼の裏が白く、くちばしと前足は黄色く、翼と体の後部に後ろ足が茶色く、
額にある刃角は四光星に少し膨らんだ透明な両刃の刃だ、
「セラビリスト！！」
「ダブモンＮｏ．４５１、電骨闇筋の神経セラピスト、セラビリスト！！」
アグニスの前に突如、闇の中にいかづちが走り続けるオーブが浮いて現れ、
それは、自身から人間の四肢の方向に電撃を走らせ、その電撃より雷を骨、闇を肉とした手足を召喚した・・・
「『グリブレイのコストに影の鋭装 エレメンタルパワーと雪の鋭装 エレメンタルパワーと熱の鋭装 エレメンタルパワーを指定！全ての効果を発動し、グリブレイのパワーを１５００上げる！！』」
「『セラビリストのコストにダークネスエレメンタルパワースキップスナイプエレメンタルを指定！』」
「１番戦闘！！」
「１番戦闘！！」
パワー２８００よりさらにパワーが１５００あがったグリブレイとパワー２２００のアンライガが翼羽ばたかせ飛び、両翼より風と雷を相手に飛ばす！
合わさり雷の嵐と化す中で、両者はそこに突っ込み、振り上げられた刃角と右爪が振り下ろされぶつかる！！
そこでアンライガが左爪が振るわれる！！
グリブレイが強風を前に起こしながら思い切り後ろに飛んで避けた！
風で動きが止まるアンライガ！
刃角を突き出すグリブレイ！
「『ダークエレメンタルパワーでパワーを６００上げる！！』」
おっと！
「引き分け狙いか？『マルチエレメンタルパワーで相殺！！』」
「『おっと、つられたな？』」俺の方を見ながらさらにチャージゾーンのカードを右手で表に！？「「『闇の雲クモクモエレメンタルパワーの効果！そちらのパワー上げを無効にしつつ引き分け時にこちらが勝利さらに負けた方のコスト１以下のモンスターをトラッシュに！！！！』」
な！？
アンライガに刃角が突き刺さる！
しかし、そこでアンライガが全方位に雷を放出！
グリブレイが慌てて引く、
刃角の入りが・・・浅い！？
アンライガが出した雷に乗りグリブレイに駆けるように突進、いや！
グリブレイが慌てて刃角を振るうも避けられる！？
違う、最初から左に避ける角度だった！！
刃角を振るう隙を突き、両爪でカマキリのようにグリブレイを掴み捕らえるアンライガ！
「『さらに、セラビリストの効果でグリブレイのパワーを６００さげ、これでこちらの勝ちだ！！』」
そこでアンライガが気合からか頭を振り上げ全身から全力放電！！
「きゃあああ！！」
「ぐぉおおおお！！」
グリブレイのみならず、伸びた雷にフリィジアとイグリードも巻き込まれ三者爆発！！
グリブレイは消滅し、フリィジアとイグリードはこっちに吹っ飛ぶ！
「よっ！」
「おっと！」
それをそれぞれ兎白と鼓動が受け止めた！！
そして、それぞれ顔を覗き込み
「大丈夫？」
「ちょっと休んどく？」
フリィジアとイグリードは力無き表情でそれぞれ受け止めてくれた者を見上げ
「大丈夫」
「だが、少し回復させてくれ・・・」
言われた兎白と鼓動それぞれが外側に置き、
「２番戦闘！！」
アグニスの声に合わせ、セラビリストの全身が立ったままのように浮いてこっちに飛んで来て、
右拳を振り上げその右拳より電撃を放ちつつ俺の方に殴りかかってくる！
「ほい」
本体が刃で小突かれ腕が上方向に回り、刃にかすりながら上に拳が回る、
誰がそうしたのかと言えば・・・
「カンテーラ！？」
そう、カンテーラがセラビリストの斜め横下から右手の刃を出して伸ばし邪魔をしていたのだ
「少しビりッと来たな・・・」
セラビリストの方を見たまま表情も変えず続けるカンテーラ
「感電したのか！？大丈夫かよ・・・」
「この位、問題無い・・・」
カンテーラは言って右手の剣を振り下ろしつつアグニスとネクロスと対峙する！！
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