1ON1 ライフルパートナー 5
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第5話 接敵!接敵ぃ!
白い腹出し結びTシャツに破いたようなショートショートジーパンの少女の面影が残る女キャラとは攻めてるな・・・
ピンクのポニーテールにバストスライダーを最大まで上げたような体型だ・・・
顔はそこそこ、ハンドガンで互いに撃ち、俺は左向こうは右に避けていた、
「俺は避けることとトリガーを引くことに専念する!ロックオン頼むぜ!」
「了解したわ!」
腕が自動的に敵を狙う!
同時に相手もハンドガンでこっちを狙って来る!
幾つもの銃弾が飛びかい、同数が当たりながらも俺は打ち合いの最中に見つけた左側の粗雑なトタン小屋の裏側に回り、その背を小屋に預け、右手側の端から敵がいるであろう側をのぞき込む、
あるのは左右と奥に道伸びたT字路のある枯草のような色の草原に背景に森、
・・・一見すると誰もいないが・・・?
「まったく、どうすればいいかね?」
「腕がほとんど一緒ね、こういう時に勝敗を左右するのは」
「運と装備・・・か・・・」
運と装備をただ信じるか・・・?いや、それだと・・・
戦士、失格だな!
「オペレーター?相手の位置は?」
「ちょうど、小屋の反対側よ、影になって見えないのかしら・・・?」
それなら・・・
まずジャミングを一瞬出して互いのロックオンを切る、
左右を見回すと、
小屋裏にちょうど複雑に分岐する一本の木が・・・
「ちょっと!あなた小屋の中にいるわよ!!」
「座標上は・・・だろ?」
「敵が小屋の入り口までやって来たわ!あなたが中にいると考えて、奇襲をかけるみたい!」
・・・奇襲をかけるのはこっちだ・・・
俺は敵の真上から、
小屋の入り口横で小屋に背中向け警戒しながら小屋の雑に立てただけのトタンドアを開けようとする敵の頭に向かって弾丸の雨を降らせ、
敵は横に倒れ込み、ダウンした・・・
・・・何のことはない・・・
木という足場を使って小屋の屋根に上り、相手の真上から銃弾を撃ちまくっただけだ、
オペレーターはマップに表示された点でしか相手を認識できないため、
その仕様を利用し、相手が家の中に入ったように勘違いさせるように行動したのだ、
「さて、小屋内のアイテムはっと・・・」
敵のいた場所に降りトタンを開けて小屋の中に入ってみると、端々から光もれる部屋の白灰色の石材の床の斜め左奥端にあったのは・・・
「固定銃座のタレットね・・・」
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