バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ハーフビースト:ハーフヒューマン:ヒーローズ/4

ハーフビースト:ハーフヒューマン:ヒーローズ 4
 
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 「はい!ビール一杯ですね!マスター!ビール一丁!」
 「はいよ」
 勤務時間が終わる終了際、客が少しずつ減っていく中で、俺は店でマスターに叫び、ビールを取りに行く、
 ジャッキを持ち、セミの半獣人の客の所に持っていく、
 客の注文を聞き、マスターに伝え、出来上がったものを持っていき、時に厨房での補助に回る、
 そうして、俺の一日は過ぎていき・・・
 勤務時間が過ぎる
 「さて、さっそく見回りを」
 「ダメだ」
 店の勤務時間終了で外に行こうとしたところを、俺に背後から声をかけてきたのはマスターだ
 俺は出入り口の方からマスターの方に顔を回していく、
 マスターは胸の前で両腕を組みつつ目と口がまっ平となるように力が入った至極真面目な顔、
 無駄だろうなーとは思いつつ返す
 「なんで?」
 「お前ひとりだと複数の相手が来たら対応できないだろう」
 う・・・確かにそうなんだけど・・・
 「マスターは来ないのかよ?」
 「言い出したのはお前だ、私に頼るな」
 ううむ・・・ノリノリで自警団設立に協力してくれてたと思うんだが・・・
 「とにかく、自警団に入ってくれる奴を探してこい、明日有給消費無しで有給扱いにしてやるから、今日はまっすぐ帰って寝ろ」
 「りょーかい」
 こうして翌日、
 俺はスラム街を歩きつつ考えていた・・・
 さて、どうすべきか・・・?
 殴り合いの喧嘩する相手は何人かいるが、あいつらが入ったところで俺の手間が増えるだけ、
 せめてもう少し人数が増えてから誘いたい、となると、ちょっと気弱でもいいから・・・
 ん、あれは・・・?
 「おいお前!!」
 
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