バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

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急襲、キューブフィアーザー!守れ、牧場!!/13 WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン13話 急襲、キューブフィアーザー!守れ、牧場!!13
 
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 各部のワイヤーが切れたと思ったら、各々別方向に伸び始める
 「させるかっ!」
 カーディンが近くのブロックに両手を伸ばすもそれより早くワイヤーが別のブロックに付いて逃げられ、ローラードが駆け出すもこちらも集まる速度に追いつけない、あっちの方が回収が早い!!
 頭と胴体が引っ付いていき、
 右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 「リチャージ!」
 両後ろ足と尾は、そのまま元に戻るように引っ付きつつ左肩にブロックが一つ行き、
 山札の一番上のカードを引いて、
 「ドロー!」
 胴部の肩部にブロックがそれぞれ一つずつ付いてそこに別のブロックが引き寄せられていき、
 今引いたのはバトルマシンズハイパーフルブースト、
 一応こいつはチャージゾーンに裏側で置いて、
 このターン召喚するのは・・・右の手で左手の手札から引き、緑の板中央少し手前右の3番に裏側で置いて、
 「セット!」
 両肩から伸びたワイヤーの先のブロックと右左手のブロックから相互にワイヤーが伸びて行き、両腕として繋がって近づいていく、
 ええい、それじゃ行くぞ!右手で3番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!!バトルマシンズ サンダースパイクダンプ!!」
 「ぐわおぉおおお!!」
 ワイヤーが一気に縮み合い、両腕を形成し、両拳を地に付けたまま立ち上がる!!
 あの形態が、画面に出た、キューブィアーザー ゴリラーダ!!
 右左足と尾がそれぞれ一つのブロックで形成され、左肩にもブロックが一つついている、
 しかし、何よりも圧巻なのが三つのブロックで一本の腕とした両腕である、あれでぶん殴ってくるのだろうか・・・?
 等と考えている間にも、アーザーがカーディンに向かって跳躍し、右腕を振り上げ殴り掛かってくる!
 まずい、あれを喰らえばいくらカーディンでも・・・
 そこに殴る寸前のアーザーの前に黄色いダンプカーが割り込み、なんとか止まれないアーザーを弾き飛ばしカーディンを守った!
 そして、ダンプカーの荷台が後ろの方から上に上がり、
 荷台の下の部分が曲げていた足を思い切り伸ばすように展開して両足となり、そこから荷台が下がり、両の足の後ろ端下辺りから黒色の台形の板のようなものが前に倒れるように展開して、さらに、反対側の上の方からは前に伏せていた黒い色の棘のようなものが後ろ上に倒れるように転回し、
 前方でタイヤが付いていた部分が四角に曲げていた腕を下に伸ばすように伸縮させながら黒い端部分を開き両手として地に付け、前半身を上に上げるようにしてダンプカーが立ち上がり、先ほど伸ばしていた場所を両腕とし、
 今度はコクピット部が前に倒れるようにして胸の部分に移動して、その上に、下から飛び出すように頭が飛び出して来た!
 その頭は、口の部分がダンプカーの前方下半分のようになっていて、上には、ダンプの前方の上部分を模したような黄色い兜をかぶり、その下に黄色の鉱目を持ち
 体の方は、手足の根元から中部が白めの方の鉄の色で作られていて、それらの先の方の両の腕と両の足にはタイヤの付いている部分が配されており、
 両拳と両足先、それに両踵の部分には黒い色が塗られていた!!
 さて、コストの見せ合いだ、右手でチャージゾーンのカードを三枚表に!
 「僕はバトルマシンズ サンダースパイクダンプのコストにバトルマシンズ カーディン カーモード、バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2、連撃波動の途を指定!」
 さて、向こうのキューブィアーザー ゴリラーダのコストは・・・?キューブィアーザー クラロバッシャー、キューブィアーザー インティグネイゾスタンプ、キューブィアーザー リローダーパワーダーの三枚か、
 ふむ、どれも発動出来ない、そして、こっちは、
 「僕はコストを使い追加で召喚できるけどこのターンはおこなわない」
 っと・・・
 サンダースパイクダンプ、スパイクと、アーザーが対峙する、
 すると、いきなりスパイクに向かってアーザーが左肩のブロックを発射した!
 しかし、スパイクはこれを見事に両手で受け止める!
 ズン!
 さらに、スパイクの両手から電撃が放たれる!
 刹那、アーザーが自身の右手でスパイクの持つブロックのワイヤーを持って思い切り引き、
 残念なことに、スパイクがその両手からブロックを離してしまい、ブロックがアーザーの左肩に収まる、
 ううむ、あれが効いてれば・・・って言ってる場合じゃないか、
 今度はアーザーが右手のブロックのワイヤーのロックを解除したかのように伸ばして頭上でグルグル振り回し、
 回転力そのままに上の方から叩きつけて来た!!
 さっきのブロックより勢いがある!!
 だが!
 スパイクはこれを両腕を交差させて上に出し、防御して耐える!
 ゴォン!!
 よし!
 そう思った次の瞬間、アーザーが跳躍!
 その右拳を振り上げ、スパイクに叩きつけて行く!!
 だが、スパイクはブロックの衝撃に体を震わせ耐えている、二撃目は持ちそうにないっ!
 ええいそれなら!
 キューブィアーザー ゴリラーダの能力を防ぐためにっ、
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表にし、宣言!
 「僕はバトルマシンズブーストの効果を発動!キューブィアーザー ゴリラーダの効果を相殺する!!」
 スパイクの体に電気が満ちて行き、両腕を思い切り解き放ってブロックを吹っ飛ばす!!
 しかし、アーザーは吹っ飛ばされてきた自身のブロックすらもろともせずにスパイクに迫り殴って行く!!
 アーザーの拳の方が早く、スパイクは防御姿勢を取れない!
 だけど、まだ手はあるっ!
 機荒の鉄冷風を使われたら効果を発動できなくなるからあえて早めに使ったんだろうけど、慌てすぎだ、
 続けて右の手で、チャージゾーンのカードをさらに一枚表に!
 「僕は機荒の鉄冷風の効果を発動!キューブィアーザー ゴリラーダのパワーを800下げる!!」
 このターンチャージゾーンに置かれたカードがわからないけど、さぁ、どうなる!?
 突如として後ろから鉄冷匂の風が吹き、アーザーの落下速度含むすべての動きを遅くした、
 その間にスパイクがその姿勢を整え、右拳を握りしめ、アーザーに向かって跳躍、
 アーザーの左頬にその右拳を叩き込み、吹っ飛ばす!!
 アーザーが背から地面に落ち、
 ズドン!
 大いに大きな音を立てて動きが止まる!
 よし、相殺する感じじゃないな、今だ!!
 右手でチャージゾーンのカードを二枚表にし、
 「僕は機荒の鉄冷風のコストにバトルマシンズブーストとバトルマシンズスーパーフルブーストを指定し、」
 そのまま右手を前に出して宣言!
 「ローラードブーメランサイスの効果を発動!キューブィアーザー ゴリラーダをトラッシュに送る!!」
 ローラードが鎌を展開しプロペラのように回転、飛行し、アーザーに向かって飛んで行く
 さぁ、このまま・・・
 な!?画面にキューブィアーザー ホォウルアーボディカウンターってカードが、どういうことだ!?
 ローラードの鎌がアーザーに到達!アーザーの右肩と胴を横らせん状に削る!
 が、そのローラードをアーザーの右手が正面から掴む!
 そして、立ち上がりながらローラードを握りつぶしていく!
 しかし、ローラードは抵抗して鎌をさらに一気に伸ばし、アーザーの腹に鎌を叩きつける!!
 ゴッ!
 アーザーはその衝撃からかローラードを右手から離し、
 次の瞬間、ローラードの鎌が大きく回転!!アーザーの体を斬り裂いていく!!
 が、それも一瞬のみ、刹那の時が過ぎた後には、ローラードはアーザーの右手に囚われていた!!
 「うぉおおお!!」
 そこにカーディンが走り出す!いつの間にか足元にあった鉄のような小石を持って!
 「離せぇえええ!!」
 思い切りその小石を投げつける!
 小石は途中でトゲトゲとなってアーザーの右目に突き刺さる!
 だが、今回はさっきの攻撃で慣れたのか、そのままローラードを握りしめ潰し続ける!!
 「ぐっ、行くぞスパイク!!」
 スパイクが首を一つ縦に振り、カーディンと共に走り出す!
 そして、まずカーディンが跳躍し、右の拳を振り上げ、アーザーの頭に叩き付ける!!
 が、アーザーはローラードを離さず、ローラードからはミシミシと何かがひび割れる音が聞こえるのみ、
 今度はスパイクが跳んだ!そして、両の拳を外側に振り上げ一気にアーザーの腹に叩き込む!!
 さらにスパイクはその両拳から大量の電気を放電!!ここからも電気が大量に流れ出ているのが見える程だ、
 ところが、それでもアーザーはローラードを離さず、もっと力を込めてローラードをミシミシ言わせ、
 パキッ
 何か乾き澄んだ音が響いたと思ったら、ローラードにY字ジグザグの割れ目ができ、アーザーが力を込めた瞬間、砕け
 バキィイイイン!!
 散り、破片ごと爆発、消滅した
 「ローラードブーメランサイスゥウウウ!!」
 カーディンの声が響き渡る、
 ぐっ・・・僕がローラードの効果を過信しなければ、まさか、キューブィアーザー ホォウルアーボディカウンターなんてカウンター用のカードを用意しているなんて・・・
 これでアーザーが有利に・・・
 「このおぉおお!!」
 そこにカーディンとスパイクが走り、跳び、カーディンがその右拳を、スパイクが左拳をアーザーの顔に同時に叩き付けた!!スパイクは電気を大放電させてまで!!
 「ぐわぉおおおおおお!!!」
 大声を上げるアーザー、そして少しのけぞる、ものの、しかし、耐え切り、逆にその顔でカーディンとスパイクを弾き飛ばす!!!
 カーディンは勢いで右膝と右拳を地上に擦って砂煙を上げながら着地
 「ぐっ、これまでか・・・」
 悔恨の声を上げて顔を下に下げ、同様に着地したスパイクも顔を真下に落とし下げ、しょげる、
 と、アーザーの様子がおかしい、沈んだ様子でまったくピクリとも動かないのだ、
 どうしたんだ・・・?
 そう疑問に思った瞬間、アーザーが一気に前に倒れこむ、
 その様子に、カーディンもスパイクも急いで両手両足で後ろに跳び、離れる!
 ズゥウウウウン!!
 前のめりに倒れ、周りに砂煙を巻き上げるアーザー、
 さすがに、あの猛攻はきつかったのか、ローラードを倒したところで、力尽きてしまったようだ・・・
 はぁ、これでどうにかなったかな・・・
 
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